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たまに強制リセットしたくなる

誰も知らない場所に行って、1から出直したい

定期的に訪れる、この衝動。

前職の地方公務員のときには、頻繁に襲われた。何者にも囚われたくない。誰も知らない場所でリスタートしたいと何度思ったことか。

それは行動できないからこそ、夢想していたのだ。現実から抜け出せず、とどまっていたから。

今はフリーランスとして仕事を選び、選んでもらえている。自分の能力を開花させ、新たな場所を開拓する。それが、なんとも楽しい。

枠にとらわれない行動が、私の得意とする領域。喜びをもって泳げていたと思っていたのに。

急に心が曇る。
頭にノイズがこだまする。また始まってしまった。

多分、自分への不足感や欠如感を感じているときに発動する。

今日は久しぶりに夫から

「もっと稼いでほしい」

と言われた。

もう何度目だろう。
この言葉を伝えられるのは。

自分をどれだけ認めても、夫から事実を突きつけられて悔しくて涙が出る。

夫の言葉は、私の心を映す鏡。

だから、私の潜在意識が現状の自分に不満があるのだろう。何度も何度も追体験するのは、それほどまでに自分を認められていないということだ。

本当は、もっとお金を受け取れるようになりたい。いや、なる!そう決めているはずなのに。

月3万円でもありがたいと認められたのは、つい最近のこと。

素晴らしい方々とお仕事ができていて、本当に幸せ。でも、私の収入だけでは到底、家族を養えない現実。

この強烈な劣等感を、どのように解決したらいいのだろう。

たとえば、公務員並みにお金を受け取れていなくても許可を出す。

そもそも、なんでその金額を受け取りたいのだろう。

・家族の選択肢を増やしたい
・戸建てに住みたい
・自分の可能性を広げたい

自分のポテンシャルを一番を信じているのは、私。私はもっとやれると思っている。

なるほど。書きながら分かった。

周りから認められなくて悔しいんだ。

結果が反映されなくて悔しい、悲しいと感じている。そこが書き換わっていないから、同じことを何度も繰り返すんだ。

会社員並みにお金をいただいてなくとも、まずは自分を認める。

自分には価値がある。
プラスしなくても、十分愛されている。

けれど、もっとできることを増やして、みなさんに貢献したいから学ぶ。

それを提供する。

繰り返すことで、新たなチャンスをいただき、仕事の単価も自ずと高まり引っ張りだこに。

そんな未来を想像する。

そんな意図を放とう。

私のクセは、できていないことを強調すること。
いい加減、この考えは手放そう。

思考は自分でいかようにも変えられる。
さぁ、笑っている自分を増やしにいこう。

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冨田裕子(おーつー)
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