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3,000円分のメルペイ
日曜日は2週間ぶりに、家族でお出かけしました。
この2週間は仕事がハードだったけれど、ライター仲間との時間や自分の時間も充実していて、かけがえのない期間でした。
落ち着いたわけではないけれど、少しリフレッショしよう。
そう思い、出かけることに。
子どもたちのリクエストは、公園。
さらに息子からは、長いローラーコースターのリクエストをもらったので、夫がリサーチしていた公園に行くことに。
「近くに飲食店がないので、コンビニで買い出ししてお昼にしようか」
と、夫から提案される。
そこで、ピンと閃く。
「私がためている、メルペイで支払うよ!」
「ママのおごりだって~」
と、夫は子どもたちに伝えている。
心なしか、声も明るい。
私のメルペイは、隙間時間にメルカリに出品して、ためてきたものだ。
大体、底値で出品する上、本が多いので、どうしても価格が低くなる。
そこから送料を差し引くと、100円以下の利益であることがほとんど。
その代わり、知育商品は強気の値段を設定する。値段交渉も応じないため、たまにしかオーダーが来ないけど、利益は発生する。
この両刀で出品を続けて、数万円の利益を出してきた。
そこから、たまに自分がほしい物や、ランチ費用にあてていた。
それが今回、家族のために出そうと思いついたのだ。
本音では、先週末遊べなかったお詫びを込めて。
もう1つは、子どもたちとあれこれ選んで、自由に食べたかったから。
私は支払いするときに、
「このお金は夫の収入だ」
と、無意識で思ってしまう。
つい最近までは、吟味しないと購入できなかったけど、だんだんそのブロックも解除されてきた。
確かに働いたのは夫だけど、働きに行けるよう私なりに工夫している。
たとえば、野菜たっぷりの食事を用意したり、子どもの体調を整えたり、子どもに関することを主体的に行ったり。
だから、私の胸がときめくものに使ってもOKと決めて、購入するよう変えてきた。
だが、自分の息抜き、ちょっとしたご褒美を買うとき、どこかで躊躇してしまう。
そんなときは、メルペイの登場。
自分の作業量で手にしたお金なので、気持ちよく使える。
でも、今回は自分を超えて家族のために使った。
すると、お金のことは気にせず、娘が食べてみたいと言ったものを、バンバンかごに入れられました!これってすごいこと。
やはりお金を使う発端は
「夫のお金を使うのが悪いから、メルペイを使う」
より
「家族が喜んで、私も嬉しいからメルペイを使う」
の方が、お金も喜んでいる気がする。
お金はただの物質。
それに感情をつけてジャッジするより、気持ちよく送り出したい。そのためなら、頑張らなくてもメルカリに出品できる。
これって、仕事も同じだなと思いました。
たくさん手元に集める(稼ぐ)のではなく、お金をいただいた先に
何を実現したいのか?
何をして喜びたいのか?
どんな時間を過ごしたいのか?
そんなことが大切なのでは?と思えたんです。
どこかの本やサイトでは読んだことがあったかもしれないけれど、自分の体験として実感できると、深く腹落ちできる。
だから、「稼げない!」と嘆くのではなく、
「もし、◯◯円が手元に来たら、娘が行きたがっている熊本に連れて行こう」
と思えました。
そう、娘はくまモンから派生して、熊本に行きたいとずっと言ってるのです。
それを叶えたときの娘の表情、反応をリアルに想像しながら、お金を大切に迎い入れたいと思います。
3,000円のメルペイで学べたことは、人生を貫く大きな学びでした!
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