親子といえども違う人間。だから、良さを認め合えるんだ。
今日は、3か月ぶりに娘と2人で出かけた。
2人っていうのがミソで。
いつもは夫と息子がいるのですが、息子は駅構内に入る前に駅前での踏切鑑賞が始まってしまい、動かず。
結局、2人で電車に乗ることに。
内容はなんてことない。
電車に乗って数個先の駅まで行き、本屋をハシゴするもの。
私が買いたい本があったのだ。
それに付き合ってもらったというわけ。
それでも娘は終始嬉しそう。
初めての本屋は敷地面積も広くて、冊数も多い。
娘も感動しながら絵本コーナーへ。
夏休みらしく、自由研究の本や工作の本、図鑑、怪談の絵本もあった。
気になる本を手に取り、立ち読みを始める。
娘も本の虫に育っている。
自分が好きなものを共有できるのは、なんとも嬉しい。
▼本好きな自分のエピソードは、こちらにまとめてます!
私もほしい本を探して、のんびり見渡す。
本屋に何度行っても、心がときめく。
永遠にいられる空間。
ずっと本を読めたらどれだけ幸せか。
幸福感に満たされる。
すると、ほしかった本を発見!
すぐに見つかったから、なんか引き寄せた気分だ。それだけで、本屋さんに受け入れられているように感じた。
すると、娘がほしいと一冊の本を差し出す。
チラッと視界に入ったときに、表紙の絵が怖いなと思っていた絵本だった。
こういった怖い本は、子どものころ一切読めなかった。怖くて夜、眠れなくなったから。
それなのに、6歳の娘は手に取ったのだ。
娘といえども、好みは全く違う人間だと再認識した瞬間であった。
本屋の帰りに別の階のトイレに寄る。
すると、コワーキングスペースがあるのを知る。
店員さんに利用法を聞いてみた。
一杯分の注文をすれば、2時間くらいはいられるらしい!
意気揚々と店員さんと話していたからか、お昼を食べている最中、娘が言った。
娘はママパパが家でパソコンを打っているのを見ているからか、すみっコぐらしのパソコンを所望している。
2人で並んで作業したら面白そうだな。
私が子どものときには、そのような提案を母にできなかった。金銭的に余裕がなかったからだが、6歳の子から提案を受けるとなんだか夢は広がる。
その他にも違いがある。
娘は、私から生まれたと思えないほどオシャレが大好き。休日はマニキュアをしているし、メイク道具をほしがっている。
そして、人に優しい。
鬼ごっこのオニになると、友達を捕まえるのが忍びなくて、ずっとオニとして走っているらしい。
誰とでも仲良くて、小1ながらも小3の子を誘って一輪車もしているようだ。
学童のイベントにも積極的に参加して、先月からダンスクラブにも入った。
朝は6時に起きて、YouTubeを見るためにプリント学習をしているし、朝食を食べ終え、身支度をサッサと済ませた後は、絵の具を準備して、絵を描き出すこともある。
活発でありながら、優しさも持ち合わせる。
小1ながらも、自分の道を切り拓いている頼もしさを感じる。
何のご縁で娘と親子になれたのかは分からないけれど、日々学ばせてもらっている。
育てているようで、育てられている。
とてもピュアで真っすぐな娘。
自分の世界を広げている娘が安心して、パワーチャージできる場所をつくってあげたい。
そして、大人になってもチャレンジすること、勉強や読書の楽しさ、目いっぱい遊ぶこと、時に泣くこと。人生を誰よりも楽しんでいる姿。
そんな背中を見せ続けたいと思う。
きっと、娘にも私の姿が刺激になっていると信じて。
今しかない時を楽しもうと決める。
違うからこそ、リスペクトできる。
そこに年齢は関係ない。
1人の人間として尊重し、子どもの世界と自分の世界を広げていきたいと思う。