4546 孔子廟堂碑の虞世南による詩、「蝉」です。

画像1 綏(冠の紐)を垂らして清露を飲み、響を流して疏桐より出だす。高きに居せば聲おのずから遠けれども、是れ秋風に藉りたるに非ず。蝉の声は遠くまでよく伝わる、これは秋風によって(権威をかりて)送られてくるのではない。高潔であれば自ずと遠くまで伝わるものである。 綏は蝉の口の例え、蝉のとまっている梧桐は真っ直ぐに幹がのびる高木で、鳳凰がとまるとされる(鳳凰は徳のある優れた皇帝が即位する時に現れるとされる)。

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