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4757 モノが入るように、あなたのコップを空にしておこう。

4756 雨水。つちのしょううるおいおこる。土脈潤起。雪が春の雨にかわって土を潤わせ、大地が脈うちはじめる。

4755 この世は暗黒である。ここではっきりとことわりを見わける人は稀である。網から脱れた鳥のように天に至って楽しむ人は少ない。

4754 あなたがすべての誤りに対して扉を閉ざすならば、真理も閉め出されることになる。

4753 立春。うおこおりにのぼる。魚氷上。春を迎え、薄くなり割れた氷の下から魚がはねあがる。

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4752 門を出づるも見る所なく、白骨平原を蔽ふ。路に飢えたる婦人あり、抱ける子を草間に棄つ。顧りみて号泣の声を聞くも、なみだを揮って獨り還らず。

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