大清水

箱根の麓の小田原風祭、蛍と鮎の住む早川の畔、鈴廣かまぼこの里にございます。隠れ家「大清…

大清水

箱根の麓の小田原風祭、蛍と鮎の住む早川の畔、鈴廣かまぼこの里にございます。隠れ家「大清水」で過ごす至福のひととき。富山八尾から移築した合掌造りの建物の囲炉裏で鮎を焼くもよし、縁側で利き酒をするもよし、茶室でお点前を楽しみもよし、あなた様のお別荘のようにお過ごしください。

マガジン

  • 季節のおたより

    大清水から見える季節の移ろいを紹介いたします

  • 今月のおしながき

    調理長が腕を振るうお料理。選び抜いた当地の豊かな旬の食材を使います。今日だけ、そのお席のためだけに仕立てた献立をお楽しみください。

  • ギャラリー&ショップ千惠

    寄木細工、小田原漆器などのご当地ならではのお品や、作家作品を展示販売しております。オリジナルのお品もございます。旅の縁からギフトまで、お気に入りの一品との出会いがございましたら幸いです。

最近の記事

大清水「年末に向けたお集まりに、神奈川の地酒」

 忘年会、慰労会、懇親会など、個室で心ゆくまで 年の瀬を迎えると、1年の大きな区切りとして、様々な場面でお集まりの機会が多くなります。 会席大清水では、ご希望に沿ったお料理、神奈川14酒造のお酒、 など、皆様が楽しく宴会を行える場をご用意しております。 富山から移築した、築200年を超える古民家を貸し切りに 宴会で個室を希望される方も多数いらっしゃるかと存じます。 大清水では間取りの異なる2つのお部屋をご用意して御座います。 1つは「茶室、床の間」のあるお部屋、1つは「

    • 10月 寒露の候、小田原・箱根の旬菜を味わう

      神無月10月のおしながき向附 | 公魚と旬菜の炊き合わせ  四方竹、四角豆、人参、ざくろ、菊花餡 公魚は出汁に漬け込み、味わい深い仕上がりに。 旬の野菜も彩りよく使用し、ほろ苦い菊の餡でまとめ上げた一品。 秋を感じる会席の始まりに。 御椀 | 南瓜進丈の変わり土瓶蒸し  平茸、エリンギ、青梗菜、蕪、口柚子 旬の茸などを使用した、香り良い出汁が自慢の二品目。 通常の土瓶ではなく、ティーポットに具材と出汁を入れた、見た目にも一風変わった土瓶蒸し。 八寸 | 鈴廣かまぼこ

      • 9月企画展示「木を愉しむ」~小田原・箱根の木工作品に出会う~

        同じ作品でも木目の違いにより表情は様々 デザイン、手触り、重量などから生まれる個性をお楽しみください。 開催期間:2024年9月1日(日)~10月6日(日) 【金指ウッドクラフト】 ~「無垢」の寄木細工~ 箱根寄木細工は、異なる色の木を寄せ合わせて模様を作り、そのブロックを薄く削って製品に貼り付ける「貼り」の作品が一般的です。 金指ウッドクラフトは、ブロックをそのまま削り出し作品を作り上げる「無垢」という独自の製法を生み出しました。削り方次第で全く異なる模様が浮かび上が

        • 大清水「初秋への移ろいに、”香る”食事達」

          秋の色を運ぶ、鈴廣のクラフトビール「こゆるぎブラウン」 長月に入り、暑さの中にも少しずつ秋の気配を感じられます。 鈴廣自慢のクラフトビールは、秋限定ビールへと移り変わりました。 「こゆるぎブラウン」は、小田原エールと似た色味をしているビールですが、こゆるぎブラウンにはエールにはない”にごり”が存在します。 これはビールに残された酵母によるもので、こゆるぎブラウン特有の しっかりとしたコクを生み出しています。 発酵由来の華やかな香りや味わいがあり、コクがありながらも飲みや

        大清水「年末に向けたお集まりに、神奈川の地酒」

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        • 季節のおたより
          4本
        • 今月のおしながき
          6本
        • ギャラリー&ショップ千惠
          2本

        記事

          9月 初秋の候、小田原・箱根の旬菜を味わう

          長月9月のおしながき向附 | 蝦夷鮑と無花果の白和え    隠元、南瓜、だだ茶豆のピューレ 旨味の強い鮑と香り高いだだ茶豆のピューレを合わせました。 秋らしい菊の器に盛り付け、見た目にも華やかな会席のスタートを飾ります。 御椀 | 栗進丈 清汁仕立    焼茄子、冬瓜、おかわかめ、口柚子 和栗の甘味を活かした大清水の進丈。 香りと食感をちりばめた、味わい深いお出汁と共に召し上がってください。 八寸 | 鈴廣かまぼこのピンチョス、雲丹と菊花のお浸し 玉蜀黍と夕顔のゼリ

          9月 初秋の候、小田原・箱根の旬菜を味わう

          8月企画展示「涼」

          2024年8月25日(日)まで、涼をテーマに展示販売を開催しております。 【イパダガラス】海や空を映すガラスが美しい、濱舘寛氏と村木未緒氏の工房 イパダガラスは鈴廣かまぼこの里から徒歩10分ほどの場所にある濱舘寛氏と村木未緒氏の工房です。「素材の持つ美しさをシンプルに引き出すこと」「普遍性のある形をピュアに求めること」を理念に、作品を製作しておられます。 「イパダ」とは津軽のことばで「風変わりな」という意味です。 水や光など、自然から着想を得てつくられたお二人の作品はシン

          8月企画展示「涼」

          大清水「夏にお勧めのお酒」

          夏といえば、鈴廣のクラフトビール「足柄ヴァイツェン」 大清水では、お隣にある醸造所より届いた生樽を使用し、 香りのよい3種の地ビールをご用意しております。 ○季節のビール「足柄ヴァイツェン」 白く濁った色とバナナのような甘く爽やかな香りが特徴の 夏限定ビールです。 ○人気の定番ビール「箱根ピルス」 上品なホップの香りとほのかな苦味、 すっきりとした中にある味わいとコクが特徴です。 ○華やかな香りが印象深い「小田原エール」 ひと口ふくむと華やかな香りがすっと鼻に抜けて、 優

          大清水「夏にお勧めのお酒」

          8月 大暑の候、小田原・箱根の旬菜を味わう

          葉月8月のおしながき 向附 | 大清水の冷やしおでん 魚麺、海老、茄子、ズッキーニ、トマト餡 鈴廣のすり身を使用した魚麺が特徴の大清水流冷やしおでん。 さっぱりとしたトマトの餡を絡めて召し上がってください。 御椀 | 玉蜀黍進丈と夏野菜 清汁仕立 すだち 玉蜀黍の甘味と食感が特徴の進丈。 使用している夏野菜は、糸南瓜、パプリカ、甘長唐辛子 夏野菜それぞれの香りをお楽しみください。 八寸 | 鈴廣かまぼこのピンチョス・烏賊と夕顔のたいたん・谷中生姜のもろみ揚げ・雲丹

          8月 大暑の候、小田原・箱根の旬菜を味わう

          7月 小満の候、小田原・箱根の旬菜を味わう

          文月7月のおしながき 向附 | 地魚のオイル煮を曽我の梅の風味で 糸南瓜、しし唐、レモン 旬の地魚を、出汁とオリーブオイルで煮た、洋風テイストな一品。 爽やかな香りと梅が相まって、涼し気な料理のスタートを飾る大清水らしい向附です。 御椀 | 焼き赤パプリカの進丈 清汁仕立て 伊佐木葛叩き 焼いたパプリカの甘みある進丈と、出汁の香りが引き立つ清汁仕立てのお椀。 八寸 | 鈴廣かまぼこのピンチョス、枝豆の山椒煮、金時草のお浸し、玉蜀黍と隠元のかき揚げ、トマトとはす芋の

          7月 小満の候、小田原・箱根の旬菜を味わう

          大清水のお庭

          縁側で寛ぎのひとときを 縁側にならぶ戸を開けると、モミジの園庭が広がります。春夏は深緑、秋は紅色、冬は雪景色に。気が付けば足を伸ばしてごろりと、思わず深呼吸。 新緑 初夏を超え、本格的な夏に差し掛かる「水無月」の大清水。お庭は「紅葉」と「苔」の新緑が鮮やかに、日差しの元輝いております。 紫蘭 新緑の中、ひと際存在感のある紫蘭も、大清水の庭を彩る大事な存在です。お客様も紫蘭をバックに写真を撮られたりと、人気の一角です。小咄小咄 小咄 「几帳」 部屋の間仕切りや目隠

          大清水のお庭

          6月 小満の候、小田原・箱根の旬菜を味わう

          皐月6月のおしながき 向附 | トマトの養老寄せ ビーツ、甘長唐辛子、木の芽味噌 季節も夏に差し掛かり、梅雨にも入るこの時期に、少しでも「涼」を感じる料理の初めをイメージしました。 夏野菜を使用した、冷たいお料理です。 御椀 | 海老進丈 清汁仕立 山独活、胡瓜、茗荷、口柚子 自家製の手取り進丈。鈴廣らしくすり身を使用した椀種と、旬菜をあしらい、香り高い一番出汁でまとめたお椀です。 八寸 | 鈴廣かまぼこのピンチョス、地鰺の笹寿司、つるむらさきの胡麻和え、自家栽培

          6月 小満の候、小田原・箱根の旬菜を味わう

          5月 立夏の候、小田原・箱根の旬菜を味わう

          皐月 5月のおしながき 向附 | 地物ヤリイカに雲丹和え筍と豆乳のソースで アスパラ、分葱、木の芽 御椀 | うすい豆進丈 山独活、胡瓜、茗荷、口柚子 八寸 | 鈴廣かまぼこのピンチョス、長芋そうめん、桜海老と野菜の白和え(ミニトマト・胡瓜・ヤングコーン)、穴子とフェンネルのゼリー寄せ、稚鮎の新緑揚げ ※かまぼこピンチョスは、スナップエンドウ・大根素揚げ お向二種 | 本日の白身を煎り酒で 海ぶどうを添えて、本日の地魚の漬けを合わせ味噌で ラディッシュ、行者

          5月 立夏の候、小田原・箱根の旬菜を味わう