2月6日 いぬ

今日は久しぶりに散歩をした。
朝起きると、すでに11時だった。このままだと昼夜逆転すると思い、昼間のうちに体力を消耗し、この生活習慣を是正しようと思った。

犬がいた

家の駐車場に紐で繋がれた犬がいた。
白くてふわふわしていて、足が長かった。
いつもだったら触るのを我慢するが、この犬の目を見ると、人間の勝手な解釈だが、触って〜っと言っているように感じた。すごく悩んだが、触ってみることにした。私の手の匂いを嗅いで、ペロリと舐めた。頭を撫でると、毛の硬さが新鮮に感じた。かわいい。しばらく撫でていたが、家主がいつ家から出てきてもおかしくないなと思い、退散した。
私は臆病だった。
後ろを振り返ると、あの犬がまだ私の方を見ていた。お互い名残惜しいのかな。同じ気持ちなのかな、そう思いながら階段を下って、犬のいた家を見下ろすと、まだ私を見ていた。
またあの犬に会いに行こうと思う。


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