自分はやっぱり統合失調症なのかも?(でも病院にはかかれない…)
つきのおとさんのnoteを読ませていただいて、私自身がものすごくためになったので、思わずこちらで紹介させていただきたくなりました。
統合失調症による一時的幻聴について、とても分かりやすくまとめてくださっています。
私自身は、どちらかというと自分が「アスペルガー症候群」と診断されたことで、過去に受けたストレスを何度も脳が反芻してしまう、という自閉症の特徴から、幻聴について考えておりました。
しかし、今回つきのおとさんのnoteを読んで、「統合失調症による幻聴」の詳しい内容を知り、すっかり自分が経験してきたことと重なるため、驚いてしまいました。
前触れである、遠くの人の声が聞き取れるなど耳が良くなったと感じる、など、本当にそうです。
……と書きつつ、実はまだ半分は「自分は本当に耳が良くて、陰口が聞こえてしまっている」という可能性を、信じてしまっています。
アスペルガーで、変わり者なので、陰口を言われやすいのは本当だし。
でも、でも、あまりにも自分の状態とそっくりなんですよね。統合失調症……。
現状、職場での陰口については悩み続ける日々です。私も、やはり幻聴には、「実際に人と話すこと」が有効な対処だと感じていますので、不安になったときこそ、意識して、あえて人と会話してみる、を心がけて生活しています。
ただ、「職場」というのはほんと、つきのおとさんの記事にもある通り、難しい人間関係が発生しやすく、一筋縄ではいかない。
ただでさえ、幻聴に惑わされる状態なのに、さらに職場の人間関係を穏やかに、というのは、本当に難しいですね……。アスペ気質で、空気が読めないしさ。あ、書いててもはや職場は無理ゲーな気がしてきた。あきらめも肝心かも。自分のメンタルがやられないように、うまくやりこなすのが第一だ。人間関係をうまくやりこなす、はあきらめよう(突然の自己解決)。
ただ、病院を受診して診断を受けに行かない個人的理由が……
本当は、病院を受診して、というのが良い方法なのでしょうが……。
私は過去に精神薬でアカシジアなど副作用に苦しみ、さらに副作用止の薬の副作用にも苦しみ、完全リカバーに2年以上かかっていますので、また薬を服用する、という選択肢がないのです。
そのため、病院を受診する理由がもはやなく、なんとかそれ以外の自分でできる工夫の範囲で生きていこうと思っています。
※今思い返すと、そのさい『オランザピン』も出ていましたので、先生は私に伝えていなかっただけで統合失調症を疑っていたのもあるのかもしれませんね……。他に、パキシルやソラナックスやコンサータなどたくさん!
もちろん、世の中には薬が体質に合って、薬で救われている方がいらっしゃるのも知っていますので、精神科にかかることが一概に悪いとこだとは思っておりません。世の中には、とても素晴らしい精神科の先生もたくさんいらっしゃるのだと思います。
ただ、私のように、うっかりちょっと変わった精神科にかかって、一気に仕事も貯金も家族からの信頼も心身の健康も失う人間もいるということも、発信しなくてはいけないのかも、と思っています。
その病院は、後で知ったのですが、一気にたくさんの薬を処方することで有名なところでした……。
これは、本当に、本当に、デリケートで、難しい問題だと感じています。
私個人の手にはあまりすぎて、どう伝えたらいいか、分からない。
私と同じ状態になり、自殺した方もいるでしょうが、その方が発信してくれるわけもなく……。
病院と、副作用の問題で悩んでいたとき、本当に、情報の少なさ、に困った覚えがあります。あと、いざというとき、医療機関は、精神薬の副作用の問題にとても弱いのかもしれない、と絶望した記憶が。
誰にも助けを求められず、廃人状態になり発狂しながらも、体調の波のいい瞬間(それも、2週間に数時間、くらいの間隔)を狙って、断薬に関する情報と体験談をあつめ、参考にしながら、自力で断薬しました。
いまだにその時の悪夢をみますし、思い出したくなくて、なかなか自分の体験を詳しくまとめる気になれません。
ただ、怖い思いをした経験者として一つだけ伝えられることがあるとしたら、精神薬に関しては、1錠でも『あれ、おかしいかも!?』と感じたら、先生に相談する日まで待たず、やめたほうがいい!ということです。自分の身体は自分で守って!
私は、自分で言うのもなんですが、生真面目な性格です。
『医師に相談せず、勝手に薬をやめたりすると、余計に副作用が出たり危ない状態になる』と、私は思って、律儀に薬を飲み続け、それで起こったおかしな体調不良を先生に相談し、言われたとおりに薬の種類をどんどん増やしていきました。
そのうち、副作用止の薬も効かないという最悪な状態になって、どうしようもなく他の病院に助けを求めても、『最初に受診した病院に処置してもらってください』。そのときの絶望感ったらないですよ。
私が苦しみで暴れて大変な状態になり、家族が、あちこち公共機関や医療機関に助けを求めても、『精神病は難しいので、最初に受診した病院にかかってください』の一点張り。自分が苦しんだだけでなく、家族にも、多大な心配と迷惑をかけましたよ。
そんな体験をしているので、今回、「やっぱり統合失調症かも」と思っても、精神科には行きたくないんです……。
薬という選択肢がなくなってしまったけれど
知識と経験、というのは、きっと力になります。
精神病という病に、私は、薬という力を使うことができなくなってしまったけれども、今回、「やっぱり統合失調症の可能性も大いにありえる」という新たな知識を得ることができました。
これはまた一つ、大きな進歩です。
この新たな発見を生かして、これから自閉症、アスペルガー関連以外にも、統合失調症の方の体験談などを読んだりしていくことで、また新たな日常の対策法が得られるかもしれないですから。
noteという場所と、ここでのさまざまな方との出会いに、日々感謝しています。