”ヴァイオリン無伴奏もチェロで弾いてみたい”病
チェロを始めたのは大人になってから。
病気で一度仕事をやめて少し時間が出来た時からだった。
小学生の時に2年間だけヴァイオリンを習っていた。
発表会ではバッハの「二つのヴァイオリンの協奏曲」をやったりした。
当時若手だったパールマンがその頃ちょうど日本に来て、ヴァイオリンの先生に連れられて演奏会を聴きに行った記憶がある。
そんなこともあってか、ヴァイオリンをやめた後もパールマン演奏のバッハのヴァイオリン無伴奏全曲のCDをずっとよく聴いていた。
なので、大人になってからチェロを始めた後も、バッハのチェロ無伴奏と同じくらいヴァイオリン無伴奏が好きで、というか、耳に馴染んでいるのはやっぱり小さい頃から聴き続けているヴァイオリン無伴奏の方なので、やっぱりヴァイオリン無伴奏もチェロで弾いてみたい、と思うようになるのはある意味自然なこと。
そんなわけでこつこつと挑戦中。無謀な挑戦だが(苦笑)
パルティータ2番の「シャコンヌ」はやはり超名曲だけあって、チェロで無伴奏でやっている人も多いし、チェロ・アンサンブルでやっている人も多いけど、自分はできれば「シャコンヌ」だけじゃなくヴァイオリン無伴奏の全曲をチェロの一本でやりたい。
・オクターブは当然下げます(笑)
・よくオクターブ+5度下げのアレンジというのはあるけど、やっぱり原調には可能な限りこだわりたい。
・弾けない和音は無理に弾かないけども、バスの動きは大事にしたい。
死ぬまでには自分なりに全曲やれるようになりたいなあ。
というか、バッハのチェロ無伴奏とヴァイオリン無伴奏とフルート無伴奏があれば、一生飽きないだろうなと思う。
つくづくバッハに感謝。