見出し画像

人生が変わる90分〜コーチングを受けてみた〜


37歳。結婚して2年半。
結婚を期に地元福岡から関東へ引っ越し、転職もして生活も仕事もまずまず落ち着いてきて、そろそろなにか動きたい今日このごろ。
子供を産み、寝る間もなく一生懸命育児をしている友人を他所に
私は子を生む予定もなく、カビゴンを育てる為に眠りに励み、食うていくために満員電車の苦行にただ耐えるのが日常だ。


食後のカビゴン、かわいいね。
スマホゲームを全くしない人間が、
ポケモンスリープはじめてみた!癒やし!

中学生から20代後半までは
家族や友人の問題や自分自身の葛藤など試練は山積みで、ふとした瞬間に「あ〜死にたいな〜」と思うくらいにライトかつ深刻な抑うつ状態。
そのわりには、そんな自分すら許せないくらい自分に厳しい性格だったので、「無敵かつ普通」を目指して、とにかく苦手や出来ない事をを克服するために自分自身に鞭を振るい、戦う日々を過ごしていた。

2023年の現在は、なんでもYESマンのびっくりするほど家庭的で性格のよい主人がいて、
とにかく忙しいがお給料以外、は、あのころ望んだ普通の生活、平穏そのものである。


…でも、何かが違うな、という気持ちもある。
なのに「何が?」と問われてもぼんやりとモヤがかかっていて、イマイチ言語化が出来ないので自力で解決も出来ない。時間がどうにかしてくれるものではなさそうだ。
ああ、胃もたれのような不快感。どうにかしたい。流れを変えるきっかけが欲しいと思うが
20代のように手当たり次第行動に移すというような気力もなく、ぼんやりスマホの画面を眺める時間が続いた。

そんな時にTwitterのタイムラインに流れてきたこのツイート

引き込まれる文章力が魅了。
勝手にnoteとTwitterをフォローしてる占い師のねるさん

普段、テレビを全く見ないので情報収集の為にやってるTwitterは、去年から勉強を初めた西洋占星学や前職絡みで鍼灸や東洋医学、リハビリ関連含む医療系のアカウントばかりフォローしている。

混沌としたTLでたまたま流れてきたこのツイートから、noteを読み、とみーさんの存在を知ったその勢いでコーチングセッションを申し込んだ。

▼とみーさんのnote▼

「コレだ!」と、一瞬の迷いも躊躇ない、即断即決。こういう時の直感は外れがない。

「現状の外側ってなんだろうな?」とイマイチぴんと来てない部分もあるけど、、、まぁ、体験してみたらいいか。と、楽観的にセッション当日を迎えた。

いざ、コーチングセッション開始

セッションの間は【本音で話す】ということ約束していざ開始!


オールライフ(仕事、趣味、ファイナンス、家族、健康(美容)、社会貢献、人間関係)の目標設定を促してくれるセッションということで、
まずは私は「仕事」について話したい!と希望した。

「現状の外側の目標」とは、
今、重要だと思っていること以外が「外側」だそうで、難しく考える必要はないとのこと。 

「たとえば、小さい時になりたくなかった職業ってありますか?」と聞かれ
【先生】って呼ばれる職業。」と私は即答。

「その職業になりたくない理由ならいくらでも思いつくだろうし、逆になりたい理由を言え、となったら同じように思いつくでしょ?」
私は頷く。
「それ以外の、料理人とか?全く、思いもしなかった職業に対しては、なかなか理由って言えといわれても出来ないですよね。」と、わかりやすく例を出してくれた。


「現状の外側」にある「心からやりたいこと」(やめたくてもやめられ無かったこと)を導き出すのが本日のゴールだ。

まずは現状確認と職歴について、
現在の仕事内容、一日のスケジュール、コアだと思う業務、それによって提供できる価値を深堀りした。
それから、過去にやってきた仕事の内容や学生時代に没頭したことなどに話しは移り、
会話の中心が過去の心情を思い出したり、振り返った。

冒頭にも書いたが、20代までは楽しいことも確かにあったけど、辛かったしとにかく自分の扱いに苦労し、大変な思いをしてきたので、できることなら忘れてしまいたい記憶がばかりだ。
なので、その時期の体験を振り返るにはどうしても涙が伴う。いい年をしてもだ。
ひたすら暗いし、重いし、湿っぽい。そういう感情を隠しながら平気な顔して日常をやり過ごしている。

でも、未来の目標設定には当たり前に過去の情報が必要なので
涙が流れてしまってもお互いに構わずセッションを続けた。

過去の私の本音を探す


特に大学時代を思い出すのは辛かった。
勉強は割とできるし結果がすぐ出るのが楽しかった。
「学ぶ」ことで自分の至らなさや不全感が埋まるような気がしたので、自分のキャパを考えず、講義に出まくってきた。
朝から夕方まで授業をフルで受講し、もちろん遅刻欠席をせず、レポートも手を抜かず、課題も提出し、学外活動や放課後も残って制作に励み、帰るのは夜。
とにかくハイパワー&ハイスピードで勉学に取り組み、卒業に必要な単位数の95%を2年弱でちゃちゃっと取得した。

その頃の私は嫌なことを感じないように抑圧し、無視する癖がしっかり身についており、
「ストレス?え、今まで感じたこと無いや。」というネジのハズレっぷりだった。

こういうふうにインターネット上で文字として、辛さを漏らすことは出来ていたけど、
「辛い」という感情を我が事として感じることや言葉にして誰かに助けを求めることさえも無意識に封印していたので、
具合が悪くなり病院にいったとしてもメモがなければ、何がどう辛いのか、痛いのかも
うまく伝えることが出来なかった。


猛烈に単位を取り尽くしているその間には、感情を揺さぶられる出来事も山のようにあった。
大失恋したり、一生付き合っていきたいと思っていた親友が自殺したり、
自尊心を傷つけられる人間関係にとどまったり、自ら破滅行為に足を踏み入れたり…自業自得なことも多々あるけど、
2000年代のケータイ小説のようなエピソードだらけの日常で、感情のアップダウンが激しいかった。

学校もプライベートも全力投球だったので、ついには飯どころか水も受け付けず、体重も35キロになって、
ようやくそこで今までストレスを感じていると気づいた。

それから抑うつ状態と診断され、休学した後、通信部へ編入したものの、
薬の副作用や乱用で躁転したり大変な精神状況だったので結局大学を中退しているので、学歴にコンプレックスがある。

その後、地元に戻り、半年ほど無の時間を過ごし「療養中」という名のニートを卒業するために接客の仕事についた。

コミュニケーションに難あり】と幼少期から自覚がある私には、到底向いてないと分かっていたけど、
他人と、社会と生きる為のスキル獲得しなければ
社会的に死ぬ」と薄々気づいていたので、
これは訓練と割り切って全く適性のない接客業に従事した。

本当に適性がなさすぎる&その上完璧主義&社風(考え方が違う《端的に言うと相性が悪い》スタッフ同士をセットで配属する謎システムの中、店長職に就いてしまったため、
無理が祟ってま〜た鬱病になって、勤続7年目で毎日「死にたいな〜」がデフォルトになってしまい、泣く泣く退職した。

(今になったら人間性も成長して欲しいという意向だとわかるけど当時は余裕ないよ…)

そういうことも含めて【本音で】話さなきゃいけないとわかっている場は、出来れば本当は避けて通りたいし、今までは出来る限り避けてきた。
振り返ることはパンドラの箱を開けるような気持ちになる。吐きそうだ。
鍵をかけて飲み込んでそのまま一生を終えたいくらい、いくら脚色したとしても、
禍々しい感情を伴う未熟な自己愛が拗れたエピソードか全体的に暗くて重苦しい黴の臭いがしそうな湿気た話題しか出てこない気がするので、言語化をするのがなかなかに辛い。

でも、今回は現状打破の為、あえて自分で選んで機会をつくった。
苦手なことから逃げても逃げ切れるほど器用な人間ではないことを自分でも理解しているので、ここまで来たら対峙する他ないに選択肢がない。

様々な問いかけに本音で話す。
本音以外で語ろうとすると、すぐ見破られるくらいに表情と言葉が一致してなかったようだ。
アウトプットをしていくうちに、自分自身に無意識に「制限」をかけていることを指摘され、ハッとした。自分で自分に呪いをかけていたようだ。


そんな私の本音に対して、とみーさんは

「いいですね。」
「やればいいだけです。」
「いつ始めるんですか?」
「踏ん切りは、つけるだけです。」


と、
自分に対してなかなか許可が出せていないことを気づかせてくれ、本当にやりたいことを会話の中から整理し、後押ししてくれた。

コーチング…プロのちからはすごい。
自力ではたどり着けなかった目標設定ができた。


現在の仕事と未来の話

ドイツ式フットケアセラピストすケアの提供やインポートのコンフォートシューズの販売をしている。

その中で大切にしているのが、カウンセリングとセルフケア指導と靴のアドバイス。

普段履いている靴や好み、運動習慣や仕事など生活環境をヒアリング、そもそものご自身の足の骨格や肌質などの特徴を知ってもらう。
そして、見直さないといけない習慣や靴の選び方、履き方のアドバイス、セルフケアの方法をお伝えしている。

だいたいの方は、トラブルがあると
「靴のせいで」「乾燥のせいで」と、
「自分以外の外的要因」に原因があると信じ込んでいる。
でも、たくさんの選択肢の中から
選んで、(トラブルとなる)習慣を作りあげたのは
他ならぬ自分自身ではなかろうか。

約1時間のケアの時間はただ足をキレイにするだけじゃなくて、
そこのマインドセットをいかに促すかがポイントだと思っている。
なので本当に足の健康を取り戻したい方には、
めちゃくちゃ説明するし、知ってる限りのことは伝える。(そうじゃない方は気持ちよくリラックスしてもらえるように。)

このコーチングを通して再確認したけれど
無意識に、自分を蔑ろにする癖、習慣って恐ろしい。

私自身のネガティブセルフトークや感情の抑圧もそうだし、自分の足に無頓着で間違ったサイズの靴を履いて起きるトラブルもそう。
自分と向き合わない、知らない、違和感やSOSを無視するのはダメ、絶対!


結局、それって一緒なのでは??


目標設定のために過去職歴など深堀りしていると
過去の仕事のやりがいに共通点が見えてきた。

職歴としては、一番長く勤めてきたやっていた販売職では、(女性ばかり集まるとそれはそれは色々大変過ぎたけど)スタッフ教育が何よりもやりがいもあって、楽しかったなぁっていうのを久々に思い出した。

専門学生時代に働いてたヨガスタジオでも、(店長&先輩社員が辞めたあと猛烈に大変だったけど)後輩の育成とかマニュアルづくりとかもやりがいあった。

鍼灸師として脳梗塞後遺症の自費リハビリ施設で働いてたときは、自宅で出来るトレーニングを一生懸命お伝えしてたなぁ…。と過去を振り返った。

抽象度をあげて、シンプルな言葉に置き換えると、

【伝える】【教える】【気づかせる】【自立させる】

つまり【教育】が、したいのか。


…ん?!
え、それって【先生】やん。(笑)

と、無事に伏線回収してコーチングは終了した。


今回のセッションでの最終的な着地点として、私が仕事を通じてやりたいことは

●健康を他人事から自分事にマインドセット
●自分自身(身心や健康)に興味と意識が向くようになる顧客教育

この2点だと整理できた!
そのために、私がやりたいように出来る場所を自分で作る!
サロンをオープンさせることを目標設定に組み込んだ。
いままで学んできたフットケアと鍼灸と西洋占星学を提供する、ニッチ過ぎるサロン。

このまま会社勤めでも別に大きな不満はない。
でも、制限なくやりたいならリスクはあるけど自分でやるのが早い。
そんなことは頭ではわかっていたものの、なかなか一歩踏み出せよずにいた。
これを機に踏ん切りをつけよう、いい加減。うん。人生一度切りだし。


とみーさんとの初めてのコーチングを終えて。


本音で話しやすい空気を作りながらも、
共感せず話を聞いて、相手の頭の中を整理させるような質問を投げかけるって、
わたしには到底出来ないことだし、
今回モニターとして無料セッションしてもらえたけど、これはお金払ってでも定期的に受けたいくらい自分には必要な経験だった。
目標があるとやっぱり視点、視野、行動、思考が変わるな〜とここ数日早速自分の変化を感じている。

現状に満足してない。
なんだかモヤモヤする。
行き詰まっている。
だから、変わりたい!
でも自力じゃどうしたらいいのかわからない。


そんな人はコーチングをぜひ一度受けて欲しい。
本音で語って、やりたいことやらなもったいない!

とみーさんはまだまだコーチングセッションモニターを募集しているそう。(そのうち有料に切り替えると思うので気になる方はお早めに!)


ちなみに、
とみーさんはわたしの実家の超近所で活動中らしく、世間の狭さとご縁を感じる。笑 
プライベートでお話したいし、身体のメンテナンスでもお世話になりたいし、とにかく地元帰りたいムーブが起きている。
福岡には素敵な人多すぎるんだよ〜早く帰りたい〜。
素敵な人と素敵な人を繋げたいってのもあるので、福岡にサロン持つことを目標に、これから行動していく予定。



忘れないように書き留めたくなるくらい感動の体験だったから、書かなくてもいいこと含め
勢いで、かなり赤裸々に書きなぐってしまい気づいたら5000字超えの超大作になってしまった!
こんな稚拙な文章を最後まで読んでくれた方。
本当に本当に、ありがとう。

超端折って感想書くなら、
「コーチングすげぇなぁ。」
「やりたいことはやらなきゃもったいない!」

以上。



いいなと思ったら応援しよう!