鮮烈で、暴力的な記憶を辿る【サターンリターン後編】
さて、人生の転機を回顧するのも後半戦!
前編はこちら。
https://note.com/oooioo/n/ne15479cd4bd1
わざわざサターンリターンと言わなくたって、
二十代後半は黙って生きてても、結婚やキャリア形成など悩みが尽きない時期だと思う。
私の場合は子供を絶対産みたい!って発想がなかったので、自分が納得したタイミングじゃないと結婚したくない派。
結婚に焦るとかは全然なかったので、それはそれでラクだったかもしれない。(相手には申し訳ないけど)
ここまでをまとめると、
28歳に望んでいない店長職に就任し、慣れないの職務の上にモンスター社員に振り回されて精神を病み、退職をすることに。
有給休暇消化中に偶然出会った素敵な女性からタイへリフレッシュに行くこと勧められ、ノリと勢いで実際に一人初海外でタイへ。滞在先はコテージ?ホテル?だったから、メインは片付け、掃除、部屋の案内と調理補助だった。いわゆるウーフで滞在させてもらうことに…!
それから起きたことは写真の通りで。
(文字を打つ気力が無くなってきた笑)
旅を経て、
恐ろしいくらいトントン拍子に話は進んで、
あれよあれよという間に販売員から鍼灸師へジョブチェンジした。
勉強が極端に出来ないわけではないけど、医療関係に進むことは一切考えてなかった。
小さな頃は画家や美容師、ファッションデザイナーになりたいとよく思っていた。
私自身は2歳から12歳くらいまでアトピー性皮膚炎で大変だったのだが、
代替医療マニア(アンチ西洋医学)の母親が食生活の改善と漢方薬でアトピーを治してくれたということもあり東洋医学は意外と身近だったし、
父方は全員医療関係者なので、「流れ」としては医療の道に進むのは既定路線なはずだった。
違和感を感じていたけども逸れた道を進んでいたため、本筋に戻すための強制リセットがかけられたような感覚だった。
…土星パワーおっそろしい。
健康の尊さは自分の経験から強く実感をしているので、人生を通して様々な角度、手法で身近な人の健康を支えられる人でいたいなと思っている。
よくも悪くも他者を労ることで自分が癒やされる感覚があるので、やっぱりこれからずっと「健康」「心と身体」に関わることやっていくんだろうな〜。
現在はいろいろあり鍼灸師の仕事はしてはいないけど、ボディケアという共通点があるドイツ式フットケアセラピスト(フスフレーガー)をしていり。
足は身体の土台だから、まずは足を整えなきゃ始まらないというのを東洋医学を勉強して痛感したので、直接的に関われる仕事を選んだ。
今は医療関係者じゃないが、医学を学んで本当によかったと感じている。
身体って一番身近なものだから。
身体の仕組みを知ることで不安が減った。おかげで自分や他者にも寛容になれたし、生きるのが辛くなくなってきたなとつくづく思う。
私の場合は特に学習自体が治療になっているので、この調子でオールジャンルで生涯学習を頑張りたいところ。
いまは西洋占星学を学んでいるけど、医学と同じように過去の自分が救われると感じる場面が多い。
「自分の持っている手札(素質・才能)を活かすも殺すも自分次第」「自分と他人は価値観が違って当然」というのを、わかりやすく実感できてハッとさせられる。とてもよい。
まとめ
人生には逆らえない流れが必ずある。
「流れ」に身を任せると上手くいく。
「流れ」に気づくため、自分の中の違和感を放置しないで欲しいなと思う。
無駄に抗って痛い目をみてボロボロになった過去の自分にそう言ってあげたい。
おしまい