若い人たちを追い詰める切実なものー🇯🇵と🇰🇷
#NewJeans のハニに下された判決は、予想されたものだったとの声も多いけれど、厳しいものになりました
その後の展開を待ちながら、いろいろなサイトを見たり関連する雑誌や書籍を読んだりしていたのですが…
日本に劣らずというか、それ以上に韓国は若い人たちにとってとても厳しい社会になってます
例えば死因における年齢別の割合なら、日本の若年層(10~39歳)では自殺が長らく一位となって久しいものの、韓国はOECD(経済協力開発機構)に加盟している38ヵ国ではトップの自殺率で、10~30代の死因のトップが自殺であることも日本と変わりません
(注意)
自殺をしてはいけない理由として、精神科医の #増田祐介 さんのショート動画を貼っておきますね
デリケートでシリアスな事情があってのこととは承知しています
ただ僕も父を自殺で亡くしていますからとても心痛む思いがしますし、もしも追い詰めれてそうした気持ちが強くなっている方には、もう少しだけ落ち着いて考えてみてほしいと願ってのことです
安楽死を認めてほしいとの声もSNSでよく見かけますが、こちらも一度だけでもよいので増田祐介医師のショート動画でのコメントを視てみてください
長めの動画できちんと解説しておられますが、今回に関してはショート動画の方がよいと判断しました
日本は確実にキッツい競争社会で格差社会ですが、韓国はそれ以上に厳しい競争社会であり格差社会です
(だから日本の人は我慢せよなどというつもりは全然ありません)
K-POP も当然ながら激しい競争社会に晒されていて、勝ち残ってワールドワイドな活躍をするグループはごく一部です
スターダムの世界を夢見る若い人たちのほとんどは人知れず去っていきます
ハニに対する判決を受けて、プロデューサーのミン・ヒジンさんは抗議の声明を発表して、その後に大きな決断をしています
SMAPのことや、NHKの朝ドラ『 #あまちゃん 』で大ブレークしたしたものの、事務所とのトラブルで「 #能年玲奈 」という本名を名乗ることもできず、10年を超えても地上波のテレビドラマに復帰できていない「 #のん 」さんのことを思い返さずにはいられません
その間に、のんさんは映画を中心に多彩な活動をずっと続けています
のんというアーティストとして活躍し続けていると言ってもいいくらい
個人的には、アニメ映画『 #この世界の片隅に 』(2016)で主人公すずさんの声を担当していて、とても印象に残りました
SMAPから別れた「新しい地図」の三人は、旧ジャニーズ事務所で続いていた性加害問題が表面化して、最近になってようやく地上波のテレビ番組に復帰してきているようですが、のんさんはもはやそこには必ずしも拘っていないようにも感じます
ミン・ヒジンさんとNewJeansは、SMAPを国民的な人気グループに押し上げたマネージャーの飯島三智さんと「新しい地図」の後をなぞるようにも思えますが、当時と今では情勢が大きく変わってきています
果たしてどうなっていくのか
今回の件について、日本のファンの方々がアメブロに書いているものを幾つか選んでみました
NewJeansが所属するADORという芸能事務所は、 #BTS が所属しているHYPEの新レーベル(子会社)です
#浅田彰 さんが正しく指摘したように、BTSは韓国の競争社会や格差社会に異議申し立てをするようなメッセージを投げかけてブレークした人たちです
その意味では、HYPEのやり方は残念という一言です
(あくまで個人的な見解ということはおことわりさせてください)
#YOASOBI がNHKの紅白から選出されなかったことは驚きをもって受け止められ、それはAyaseさんに派手なタトゥーがあるからではないかと取り沙汰されたりしていました
それが選出漏れした本当の理由なのかはわかりませんが、YOASOBIのお二人にはタトゥーがあまりよろしくないものとされる今の日本の世間的な常識とは距離を置いて活動したいような意志があるようにも見えます
アジア圏のみならず、もっと広いマーケットで勝負する
Ayaseさんは、そうした意図があるとも読み取れるツイート(ポスト)を残し、『 #アイドル 』で大勝負をかけて見事に勝利した人ですから、思い描いている世界がもはや違うのではないかと
来年早々のYOASOBIの韓国公演はチケットが即完売する人気となっていますが、NewJeans がゲスト出演すると発表されています
これはずっと以前から決まっていたことでしょうし、今回の判決やその後のミン・ヒジンさんの動向により不確定な要素が強まってきたような雰囲気が漂っているようにも思いますが…、当初からの予定通りに演りきったならば、後から振り返ってみると遥か先を見越していたような画期となるのかもしれない
YOASOBIにしてもNewJeansにしても、そんな公演になる予感がします
それにしても、K-POPからは次から次と新しいグループが出てくると感心します
日本人七人組の #XG をプロデュースする#JAKOPS ( #SIMON )は韓国人と日本人を両親に持ち、🇺🇸のシアトルで生まれたまだ38歳の男性です
彼はXGに関しては、K-POPでもJ-POPでもないX-POPだと言ってのけ、日本のチャートで幾つものヒット曲を残しているm-floに大きな影響を受けたとインタビューで答えるような人物です
m-floも多国籍な背景を持つユニットでしたよね
自分は予想屋ではないからこの先はこうなるとは決して言えませんが、東アジア発のポピュラー音楽にはまだまだ大きなポテンシャルがあるとの期待は大きくなる一方です
願わくば、生きにくい思いをしている人たちに少しでもエネルギーとなるような存在で居てほしいと、ミジンコ程度の微力ながらも応援したい気持ちとともに