【夢分析:背番号 10 (10 番目の選手/補償夢)】※ ある不登校児の夢 (その③)
※ ″ ナイン ″《1 チーム 9 人で試合をするところから》野球のチームを意味する.
そのチームを構 成する選手を意味する
(夢の内容の手記)
悪夢だよ。
夢の中にまで、学校の 担任先生 から僕に電話がかかって来た。
嫌だなぁ・・(泣)
担任教師:「今度の野球の試合に出てくれ。おまえ、ピッチャーだ。
いいな 背番号は 10 番だからな」。
えらいことになった。
僕は スポーツオンチだから 野球なんてできないよ。
しかもピッチャーだなんて。担任先生のやつ、また難題を僕に・・(泣)
悶々としながら表に出た。
山奥の谷川沿いの、夢の中での いつもの散歩コースを行く。
上り坂に来ると、山から あたたかで 透明で 清らかな水がふんだんに流れて来てる。
僕が膝まで浸かりながら戸惑っていたら、カウンセラーさんが、坂の上から僕を見 て大笑いしているよ。
あの人、相変わらず 苦労知らず でいい気なもんだ。
人の気持ちなんて、 まるで解らない人なのさ。
おや、カウンセラーさん、谷川を指さしてるな。
おーっ!
たくさんの若者たちが 谷川の水 に浸かって体を鍛えている。
柔道着の人。
相撲の褌の人。
サ ッカー姿。
バスケットボール姿。
砲丸投げ。槍投げ。色々なユニフォームの姿で。
カウンセラーさん、嬉しそうに手招きしながら谷川に入って行くよ。
僕にも水に入れってか?
うん、そうだなぁ。やっ てみようかな。
僕は若者たちの仲間に入って行った。
※ (解 説) ″谷川で水″ は無意識からの 助け( ″補償″ の象徴 )
※ (解 説)谷川で水の中で体を鍛えているのは、すべてクライエント自身です
※ このクライエントの手記は教材にすることが許可されています