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継続は大いなる腕力。2つの事例。

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/660/570627
※大河内薫マネリテラジオVoicy 2023年7月18日放送より

今日の本題は、お金の教育の普及の一環、継続は力になるという2つの事例を紹介します。


◾️リベ大フェス2023の集客力

リベ大フェスというのは、両学長という方のYouTubeチャンネル「両学長 リベラルアーツ大学」のコミュニティ「リベシティ」のフェスです。
両学長のコミュニティがどんどん大きくなって、去年からフェスをやるようになったんですよね。
両さんとは、両さんがYouTubeを始める前か直後くらいからご縁がありました。だから今やこんなにも影響力を持った人になったのかという感じですね。
両さんは、経歴25年とかのめちゃくちゃ古くからの経営者なので、影響力という意味ではネット以外の影響力はもちろんある方ですが、彼がすごいことになったなというのは、今回改めて思いましたね。

「フェスをやります」と言って、3日間で毎日1万人以上の人を集めることができる人って、多分世の中にほぼいないと思います。
しかも下は0歳から上は80歳…すごいおばあちゃんもいました。

『フェスをやって0歳から80歳までの年齢層で、毎日1万人3日間集めてください』このお題をできる人は、日本でどれぐらいいますかね?個人だともう多分10人いないんじゃないですかね。企業も含めて、団体とかも含めても、ほとんどいないと思いますよ。

音楽フェスみたいなものはあると思うけど、下は0歳…0歳を連れてくるのは可能かもしれないけど、上80歳とかちょっと難しいと思うんだよね。
だからすごいことになったなって思ったんです。

◾️YouTubeチャンネル「リベラルアーツ大学」の両学長

『継続は力なり』というのがここに関わってきます。
ずっとYouTubeやコミュニティを継続されていて、だからこそ、ここにたどり着いているんだけど。当然、継続したらたどり着けるっていうイコールではありません。
でも継続したからこそたどり着けたわけです。

両さんは2018年からYouTubeをやっています。
当時は、お友達に自分の知識とか体験とかを伝えるためにとりあえず動画を上げていたそうです。今だと当たり前になったインデックス投資の話とか、民間保険にみんな入りすぎだよとか、日本の社会保険は世界でも最強だよとかね。そういうお金の知識を発信していました。

僕も当時から感じているけれど、教育で習わないから、僕たち一般人にはお金の知識はないんです。一般的な人生を歩んできたら、 特殊な学びがない限りはお金の知識はないわけです。
でも周りの親しい人には、それは嫌だから、お金の知識を伝えるために動画を上げてるみたいな感じだったんですよね。

縁あって共通のオンラインサロンにいた時期があって、当時は結構YouTubeの話をしてましたね。そして2018年に僕はYouTubeを始めました。
その時ビジネス系YouTuberっていうのがドーンって流行ったんですよね。「ビジネス系YouTuber」というジャンルが確立されました。
その時に僕もそれに数えられる時があったんだけれど、マコなり社長さんとか、イケハヤさんとか、もふもふ不動産さん、あとはマナブさんとかね。そして両さんもビジネス系YouTuberのひとつに数えられていました。

◾️ビジネス系YouTuber

でもビジネス系YouTuberもなんかこう煽り合戦とまでは行かないけれど、サムネイルとかタイトルとかで視聴者を引くという感じになってきたんですよね。
“人生で近寄っちゃいけない人5選”とか“知らないとやばい”とかね。そういう応戦になってしまったんですよね、気づいたらね。

その中でもそれをあまりやらなかった人たちが2人いました。
それが両さんと中田敦彦さんです。

中田さんはチームで作っているので、どうしてもYouTubeナイズされたサムネイルになって、煽ったり釣ったりする感じにもなっていましたが、両さんだけは、ただ伝えたいことを淡々と伝えてたんですよ。サムネイルも、いつも一緒っていう。
今でこそあのYouTubeナイズされていますけど、昔はサムネイルもいつも一緒で文字だけ違うタイトルがそこに入っている、そんな感じだったんですよね。

当時2019年に一番ビジネス系YouTuberがドーンって流行った時は、今名前を上げた中でも登録者数や再生数の伸び率は、本質を語っている人がそんなに再生されなくて、トップ層の中では下の方だったんですよね。
でもそれから4年経って2023年、その本質的なことだけを喋り続けた人がYouTube全体を通しても一番影響力を持っているということですね。

本質的なことが人に伝わって、それはものすごく時間がかかることなんだけれど、少しずつ少しずつ伝わって…そしてその本質的なことを聞いた人が「人生変わったな」っていう人も多いから、その人がまた大切な人に伝えて伝えていって感謝されて…そこにとてもポジティブな輪や流れが生まれて、コミュニティが大きくなっていったんですね。

当時2020年くらいは、両さんは無料コミュニティを運営していました。
その時から僕は関わっていて、有料会員を始めるときに相談を受けながら、ああでもないこうでもないことを一緒に話していました。
その有料会員というのが、今でいう「リベシティ」というコミュニティです。
会員数は非公開ですが、相当な人数がいますよね。だってこんなに人が来るんだから。
本当にたくさんのコミュニティメンバーがいて、今では病院とかレストランとか不動産とか税理士法人とかをリベ大の中に備えていて、もう町というよりはもう国になりかけているんじゃないか、というそんな影響力を持っていますね。

自分が信じたものを、嘘偽りのない本音を、これだと思う正しいものを伝え続けること、それが、とんでもない高みに人を連れていくことがあるんですね。

◾️継続は力なり

元野球選手のイチロー選手の記者会見での一節が好きなので紹介します。

「とにかく昨日の自分と今の自分を比較して、少しだけ前に一歩でも前に。」
「ちょっとずつ限界を超えていく、それがとんでもないところに行く唯一の方法である。」
「それが遠回りに感じることもあるけど、近道なんだ。目標を達成するにはその道しかないんだ。」

会見で見ていた時は、偉業を達成した人が発するこういう言葉には重みがあるなぁと思いました。

当時YouTubeを始めた頃は、両さんと僕の二人ともが登録者数100万人になったら、少しは社会は変わるかもしれないよね、なんて言ってて。
両さんはあっという間に達成しちゃって、僕はまだ達成してないんだけれど…でもそれでも社会は少し変わってきた気がするんですよね。
本屋のお金の本のコーナーはすごい増えたし、インデックス投資とか税金とかお金の話がインターネットで通用してくるようになったし、10年前は「なに情報商材売ろうとしてるんですか」みたいなそんな目で見られることもきっと多かった。
でもSNSとかで僕たちの話が伝わるようになってきて、社会が少しずつ変わっていると感じます。
でもそれには裏技なんてなくて。本当に毎日の積み重ねで、それができたのは本当にすごいなぁと思います。

◾️大河内薫の話

2つ目の事例は僭越ながら僕の事例です。

僕もYouTubeナイズされていた時代もあるし、インターネットっていうものを履き違えていた時代もありました。
オンラインサロンを始めてからここ2年くらい、Voicyを本格化してちょっとしたぐらいからは、やっぱり本当に必要なこと、本質的なこと、正しいことだけを伝える嘘偽りのない言葉を…っていうのをずっと意識してきたんですよね。
実際の視聴者の方に必要なことを伝えるっていう、再生数とか登録者数とかを全部度外視して ずっとずっと伝えてきたんですよね。それが辛い時期もあるんだけど。
YouTubeも子供向けのアニメーションで伝える時期とかがあって。継続するのはどうなんだろうなぁと思いながらも、今なお継続しています。
子供向けの動画で、お金の話を5分ぐらいでアニメーションにして、月に2回くらい配信しているんですけど、これも本当に継続は力だなぁと思っています。

◾️カオルちゃん

リベ大フェスで、子供たちがね…会いに来てくれて「カオルちゃん」って呼んでくれるんですよね。僕のことを。会ったこともないのにね。「カオルちゃんがいる!」って言って。
それは何でかっていうと、そのアニメーションで「子供のみんなは、カオルちゃんって呼んでください」ってアニメーションの中の大河内が言ってるんです。毎回毎回動画の頭に。

再生数というチープな話をすると、1回の放送で2〜3000再生です。登録者30万人のチャンネルからしたら、その再生数はとってもとっても少ないんですね。
でも人数という意味では2〜3000人の家族の方が、子供たちが見てくれているっていうのは、やっぱりとんでもない数字なんだなって思いました。
月に2回という少ない回数ですけど、ずーっと継続をしてきて…あ〜届いてるんだなーっていうのを、リベ大フェスで思いました。

僕の顔を見た瞬間「カオルちゃんだ!」って言ってくれた子供は一人じゃないですからね。何人もの子供が「カオルちゃんだ」って声をかけてくれたんです。
こうやって頑張ってきて、辛い時期もやっぱりあるわけですけど、本当のことだけ正しいことだけを伝えるっていうのは…辛い時期もあるんですけど、継続してきてよかったなと。継続は本当に力になるんだなって思いますね。
正しいことだけを、本質的なことだけを継続すること…それはなかなか乗り越えられる人がいないけど、それをできるとやっぱりすごい力がつくんだなって思いました。

本質的なことだけを正しいことだけをするっていうのを続けられない毎日にいる人もたくさんいると思うんですよね。
やっぱり誰かに押し付けられて、これをやらなきゃいけないとか、やりたくはないけどこれをやらないと生きていけないからとか、そういうこともたくさんたくさんありますよね。
でもたまには立ち止まって、それをしなくていいように、人生を自分で舵取りできるように考えてほしいなって思います。
自分がやりたいことを、正しいと思ったことをやることの方が長期的に見て素晴らしい結果を生むことが多いですよね。

◾️まとめ

やりたくないことをやるなっていうと、履き違えることもあるんですけど。

自分の目標のために、やりたくないこともやってくださいね。
やりたいことのための、やりたくないことは率先してやりましょう。

リベ大フェスでブースを出して子供たちに伝える、これはとっても楽しいし社会が前に進んでいるなって思うんだけど、でも一方でそのセッティングとか予約フォームを作るとかブースを設営するとか…そういうものはやっぱりやりたくないことなんですよ。だって大変じゃん。ブースの設営とか。
でもそれはやりたくないんだけど、嫌じゃないんだよね。だってやりたいことに繋がってるし、それをやらないとやりたいことはできないから。
やりたくない、やりたいことのために繋がるやりたくないことは率先してやりましょうね。
それも含めて正しいこと、本質的なこと、自分が信じたことだけを人生の中心に置けるように頑張っていきましょう。
それができている人はほとんどいないけれど、その中心部のものが増えれば増えるほど人生は彩りを増します。そして継続をしていくことでとんでもないところに行けるんだというのを、このフェスで感じたというお話でございました。

それでは、素敵な1日を。
最後まで読んでくれたあなたに、幸あれ✨じゃあね!

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大河内薫"お金の学び"ノート
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