
何かにチャレンジして、緊張している君へ【今日から税理士試験】
(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/660/585275
※大河内薫マネリテラジオVoicy 2023年8月8日放送より
どうも、大河内薫です。
実は今日から税理士試験なんですよね。
だから『何かにチャレンジして緊張している君へ』ということで、エールを送りたいと思います。
◾️緊張とは
結論から言うと、緊張している君はもう勝ちです。
本当に勝ちっていう感じだよね。
勉強してない人は、緊張しないから。
勉強した人だけが手に入れることができる感覚っていうのが緊張なんですよね。
つまり、努力をしたから緊張するんです。
税理士試験っていうのは本当に辛い試験でね、僕の人生の中でも忘れられない青春、暗黒時代の1ページになるわけですけど、年に1回しかないんです。
ここがやっぱり辛いところで、365日ぐわーっと勉強をしてきて、たった1回2時間の試験で合比が決まってしまうわけです。
頭をパカッと割って、脳みそに入っている知識を見て「うん、君は合格だね」ってやってくれるんであれば、勉強をした順に受かっていくんだけど、2時間でその回答用紙に表現をしなければ「君は実力があるね」と認めてもらえないんです。
頭の中に実力と教養が詰まっていたとしても、試験で答案用紙に表現するという…ここがミソなんだよね。
しかも1年に1回なので、それをミスってしまうと「もう1年努力しなきゃいけないのか」「こんなに大変な努力をしたのにもう信じられないな」「もうやりたくないな」って思うし、「この一発ですべてをかけて、自分の実力をこの答案用紙に表現してやる!」なんて思っていると緊張するんだよね。
だから、自分の時間を費やして…青春を費やして、努力をして、本当に苦しかったから、もうそれをしたくない。ここで失敗して「もう1年」みたいになりたくない。って緊張するんですよ。
ほとんどのチャレンジが、すべてのチャレンジが、こういう感じになっていると思うんです。
◾️努力の証
例えば今日あなたが、会社に行って社長にプレゼンをするんです、そのプレゼンが通れば一大プロジェクトを担うことができる、自分のアイディアでやることができる…みたいな時ってやっぱり緊張しますよね。
でもその緊張は2種類あって、社長と話すということで緊張するかもしれないけれど、やっぱり努力をしてきて、背負うものもあるはずなんですよ。
そういう一大プロジェクトのプレゼンって自分だけじゃないからね。自分と仲間たちと同僚と、そしてひょっとしたら家族の顔まで浮かぶかもしれない。
これだけ努力をして、そして時間を犠牲にしてやってきたからには、何とかしたいっていう思いが緊張させるんですよね。
だから緊張っていうのは悪いことじゃなくて、努力の証だったりするわけなんです。
だからね、何かにチャレンジしていて緊張している君へ、今日は本当にエールを送りたい。それしかないと思うんです。
◾️大河内薫の税理士試験勉強
最後に、僕が税理士試験の時にいかに緊張していたかっていうのをお伝えします。
やっぱり、この年1回の一発勝負は、本当に残酷です。
これは言いたいなと思います。
年3回ぐらいだったらね、まあそれでも緊張するけど、やっぱり1年というね…しかも若い時に試験を受ける方が多いですから。20代の青春を犠牲にするっていうのは、もう本当にね、手が震えちゃうぐらいの緊張なわけですよ、本当に。
僕は非効率だったけれど、とにかく短期合格をしたいので、これぐらい勉強するとおそらく受かるだろうという量を3倍くらいはやってるんじゃないかな。
そんな勉強の仕方をやってたんですよ。
当然僕は勉強時間を半分に減らしたとしても、受かったかもしれないですよ。
でもなんでそんなことをするかというと、もうやりたくないんです。もう1年やりたくないんです。もう本当に。血反吐を吐いてないけど、それぐらいやった自信はあるからね。
よく、どれぐらい勉強してましたか?なんてことを聞かれるんだけど、「余ってる時間全部」としか言いようがないんだよね。
僕は仕事をしながら税理士試験を受けていたので、もう本当に思い出せないくらい単調な日々でした。朝起きて、2時間くらい会社の近くのカフェでやって、帰ってきてから4時間くらい勉強して、みたいな感じで。平日は5〜6時間くらい勉強をしてましたね。
土日は資格の学校タックというところに通っていました。朝7時から開くので、朝6時45分くらいから並んでました。開いたら自習室の一番いい席を取って夜の10時までいる、みたいなね。
そんな生活をしないと僕は受かれなかった。
なぜなら、日本大学芸術学部を出て、そして何もなくて、簿記の簿の字も知らなくて、基礎の教養が全くないところからいきなり税理試験って、そんなやついないんですよ。
本当に日本のどこを探してもなかなかそんなやつ見つからないんだよね。
普通だったら簿記3級を取って、簿記2級を取って、あるいは簿記1級を取って、じゃあ次はステップアップで税理士試験ですみたいな話なんだけど、僕の知識は何もありません。いきなり税理士試験ですみたいな感じだったから、とにかくやってないと不安だったんですよね。
そして短期で合格したいっていう欲求もあったから、とにかくもう次の1年は絶対に使いたくないっていう思いで、ずっと勉強をしていたんです。
そしたら本番、めちゃくちゃ緊張するわけですよ。
文字通り手が震えましたね。
本当に手の震えは止まらないし、電卓を叩くときに叩けないし、いやもう終わりだって思ったもんね。
でもその時に僕が思ったのは、会場で試験を受けている人たちをバーッと見渡したんですよ。もう手が震えて試験どころじゃないからさ。
バーッと見渡してざっと見た感じ、どの顔を見ても、いや僕の方が多分勉強しただろうなっていう、謎の自信が湧いてきたんですよ。
そして、今この会場に200人くらいいるから、この縦の列で一番成績が良かったら僕絶対受かるよな。それくらいだったらいけるんじゃないかな。
だって誰よりも勉強した自信はあるから。って思ってどんどん落ち着いていったんですよね。
あそこで落ち着かなかったら、僕はもう1年…みたいなのがあったと思うんですけど、でもそれは「緊張を超える努力をした」という、それで落ち着いたという面白い体験をしました。
誰よりも、日本で誰よりも努力したよね。時間かけたよね。質はさておき、 時間は私が一番かけましたっていう状態…努力の向こう側に行って、最後緊張を凌駕したんですよね。
◾️まとめ
何かにチャレンジして緊張している方、いると思うんですよね。
いると思うし、努力をすればするほど比例して当日絶対緊張します。
でも緊張は努力の証です。自信を持っていきましょう。
僕もまだまだチャレンジしている身ですし、これからもチャレンジ、チャレンジ、チャレンジという感じでね、努力をものすごくした先に最後、本番みたいなものを迎えることって多々あると思うんですよね。そのために僕はやっぱりある程度緊張すると思うんです。
でもその緊張を消すのはやっぱり、自分の努力でしかないんだよね。
努力をしたから緊張する。
緊張したら自分の努力の日々っていうのを思い出してください。
そうすると緊張は少し晴れてくると思います。
あるいは緊張を吹き飛ばすこともできるかもしれません。努力は裏切らないですよ。
適正な努力、矛先が合っている努力、そういうものは絶対に裏切らないので、やってきたことは間違ってないんだと思うのであれば、自信を持って、そのチャレンジを最後まで全うしてほしいなと思います。
今日から税理士試験なのでこんな話をしましたが、全てのチャレンジしている人にエールを送りたいなと思います。
それでは、素敵な1日を。
最後まで読んでくれたあなたに、幸あれ✨じゃあね!
ーーーーーーーー
この記事を音声で楽しむには
Voicy:https://voicy.jp/channel/660/
マネリテDAO~信頼できる仲間とお金の話をしよう〜
公式サイト:https://monelite-dao.com/
リンク一覧
https://lit.link/kaoruookouchi
いいなと思ったら応援しよう!
