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沖縄を豊かにするクリエイティブサークル「OOKINAWA」の誕生秘話を直撃!

2020年8月8日、クリエイティブサークル「OOKINAWA(おおきなわ)」が発足しました。
沖縄におけるデジタル業界のスキルアップやキャリアアップには、沖縄における企業やクリエイター同士の繋がりを強め、様々なプロジェクトで協力体制を取る機会の創出が不可欠との考えから、GYOKU、NO MARK、D2C dotの3社共同でクリエイティブサークル「OOKINAWA(おおきなわ)」を発足するに至りました。

この度、会長の久田さん(GYOKU)、副会長の赤嶺さん(NO MARK)、エバンジェリストの山下さん(D2C dot)にD2C dot 広報の山内が直撃インタビューし、話を伺いました!

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❚設立の経緯・背景

本団体立ち上げのきっかけを教えてください。

久田さん:昨年、山下さんに会ったことが起点になっていると思います。私は沖縄出身で、沖縄をもっと良くしていきたいという気持ちがずっとあったので「D2C dotはなぜ沖縄にオフィスを作ったのか?」など、沖縄活性化についての会話をしたんです。その中で、私がなぜGYOKUを立ち上げたのか、沖縄を拠点に仕事をするのか、制作物をMade in OKINAWAにするのかなど、いろんな話をしました。

そこで山下さんが赤嶺さんを紹介してくれたのですが、実は赤嶺さんとは先輩後輩関係だったんです(笑)

山下さん:D2C dot が沖縄オフィスを創業しようとしていた2018年の5月頃、沖縄で一番最初に行ったのが当時赤嶺さんが勤めていた会社でした。その1年後ぐらいに、面白い会社があると聞いて会社の代表電話から訪問のアポイントを取ったのがGYOKUでした。でも実際に会えたのは2~3ヶ月後だったんですけどね(笑)

久田さん:あのときはすみませんでした(笑)「OOKINAWA」のメンバーである、D2C dotの新城さんも、元々弊社の仲間とも繋がりがあったんですよね・・いろんな縁が繋がっていますね!

山下さん:最初久田さんとお会いしたとき兄弟かと思いましたよね、見た目がすごく似ていて、「弟いたの?」って言われましたよ(笑)びっくりしましたが、これは何かの引き合わせだと思いました。ちょうどその頃赤嶺さんも沖縄に対していろいろ挑戦したいという想いで動かれていたのを知りました。みんな東京の仕事を経験しているからこそ沖縄がもっと変わらないといけないことを分かっていましたよね。

一番結束力が強まったきっけは、お金儲けではなく沖縄のためになることがやれるかどうかという思いが繋がったことでしたね、この3社間ではそれを本当に強く感じました。

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ーそのなかで3人が担う役割とはどのようなものでしょうか。

山下さん:沖縄に本社がある久田さんが会長、その久田さんの後輩赤嶺さんが副会長、私がエバンジェリスト、新城さんが専務理事という役割を持ってはいますが、まだまだこれからの組織なのであまり役割は明確に分かれていないですね。
ただ、やはりメンバー構成は沖縄にゆかりのある人にしたいって思っています。

【共有用】+dAP・dADNW+Service+Positioning+Map6

■CHARACTER
会長:GYOKU inc. 久田 友太
副会長:NO MARK Inc. 赤嶺 謙一郎
専務理事:D2C dot Inc. 新城 巨望
エヴァンジェリスト:D2C dot Inc. 山下 紘史

このサークルへの入会は完全紹介制です。入会金はかかりませんが、今は発足メンバーの承諾が入会条件です。希望される方は、ぜひCHARACTERメンバーにSNSでコンタクトしてくださいね!

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ー東京での仕事を経験されているということでしたが、いま東京とはどんな関りがあるのでしょうか。

久田さん:私は、取引先が東京の企業が多く、アートディレクターとしてWEB広告をメインに請け負っています。沖縄県内だと企業ブランディングやデザインを頼まれることが多いです、広告やCMも担当することがあります。

もともと友人や先輩に遊び心のある人が多く周囲からの影響をとても受け、高校卒業して職業訓練校のメディアアート科に行き、新卒で県内の広告代理店に入社したのが始まりでした。

赤嶺さん:私は大学のときに東京に出て、9年ぐらいいました。SE(仕組みを作る)から始まり、旅行代理店(商品を創る)を経て、広告代理店(PRする)を経験しました。SE時代は大手コーヒーチェーンに常駐しており、「仕組みを創る」→「商品を創る」→「PRする」という一連の流れを結果的に経験することができました。これが自信になり、自分にとってのホームで勝負しようと思えたんです。

結果的にバランスよくなんでもこなせるようになったので、今の仕事スタイルは課題解決プランを策定するところからかかわるような内容になりました。最近だと、動画を撮影したり、ドローンを飛ばしたりなど、今までやったことがない新しいことがどんどん増えてきていますが、なんでもやるようにしています。

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ー背景が全然違いますが、どんな経緯で3人が揃うのでしょうか?

久田さん:お互いやりたいことを話しているうちに、山下さんから企画書というラブレターが、私と赤嶺さんのところに届いたことがキッカケです。

赤嶺さん:やりたいことを話す人は多いですが、意外と実行に移せる人が少ないのは課題だったかもしれないですね。そんな中で山下さんが有言実行だったんです!

山下さん:有言実行!やるといったことはやる!!

▼噂のラブレター、ちょっとだけお見せします^^

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ー出会うべくして出会った3人だった、ということがわかりました!夢や目標、やりたいことは心に秘めているだけではだめで、言葉にして誰かに伝えたり、実際に実行に移さないと人には伝わらないということもとてもよく伝わってきました、ありがとうございます。

❚短期プラン

ーさて、サークルはまだ立ち上がったばかりですが、今後どんなふうに展開していくのでしょうか?

山下さん:オープニングイベントは検討していますが、次のアクションとしてはまず私たち3人が知っている課題をシェアしたいと思っています。とにかくいろんな課題を投げかけられるので、何が成功して、何が失敗したのかを沖縄県内で興味のある人たちを対象にシェアしていくことによって、そこに自然に集まった仲間たちと本気でビジネスを生み出して行きたいですね。

成功事例よりも、失敗事例を外部の人にシェアする機会ってなかなかないので、それに対して意見を言い合う場を創造するということを考えています。オンラインでもいいですよね!

赤嶺さん:他社の、落ちた企画書って見たいじゃないですか、すごく勉強になるし自社の企画書のブラッシュアップにもなるから。特に、東京だと代理店同士の闘い(コンペ)がありますが、沖縄はそんなに頻繁にはないからいい機会になると思います。

山下さん:企画書に対してコメントし合うことでコメントしてくれた人に感謝や共感の念が生まれ、今度一緒に組んでやろうよ!といったような繋がりが生み出されていき、その連鎖によってこの組織を創っていきたいですね。だから誰でも入会していいですよとしていないのは、そういう理由があるんですよ。

久田さん:熱量と覚悟のある人を望んでますね。

※注)企画書の取り扱いについては、情報漏洩を防止するための安全管理措置を講じます。当該人の同意なしにその情報を第三者に開示または提供致しません。

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❚中長期プラン

ーまさに共創ですね!「沖縄を豊かにするクリエイティブサークル」というテーマがうまく体現できる仕組みだと感じました。

久田さん:アウトプットとインプットの繰り返しで事業創造するということは、人材育成に近いですね。

山下さん:まだ決まっていないですが、ゆくゆくは学校でも教えたいと思っています。仕事が生まれる仕組みは何で、おじさんたちがどうやって失敗しているのか(笑)知識やスキルは教えてくれますが、これがどんなビジネスに繋がるのか、どんな価値が生まれるのかまでは教えてくれないですよね。もっと言うと、こんなに失敗するんだっていうリアルも知っていくべきだからそれを伝えたいですね。

ーこれからが楽しみですね!アウトプットをしてフィードバックを受ける(インプットする)サイクルを回し続けることで事業創造に繋げ、沖縄を活性化し、サークルの輪を大きく広げていきたいというご意向がよくわかりました。

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❚沖縄の未来

ーそれぞれがこのサークルにかける熱い想い、野望などがあればお聞かせください!

山下さん:県から直接OOKINAWAに仕事の依頼が来る流れを創りたいです。OOKINAWAに頼めば絶対に沖縄が良くなると思ってもらえるような仕事をしたいし、OOKINAWAのメンバーが県のアドバイザーになるなどして活躍していけるようになるといいなと思っています。

赤嶺さん:経済性とその人のスキルアップと心の充実という観点で、沖縄だけではなく家族や知人、自分の周囲の人から豊かにしたいです。私は、「沖縄を豊かにするクリエイティブサークル」というテーマの中の『豊かさ』に焦点を充てていきたいと思っています。

久田さん:私たちが創って終わりではなく次の世代に引き継いでいきたい、続けていきたいという気持ちが強いですね。次の世代とは言っても、大学生でもおじさんでも、いろんな世代、肩書を超えて人と人との繋がりを持ち続けて、『豊かさ』を追及したいです。

ー人づくり、人との繋がり、人生における豊かさ、、とても深いですね。

山下さん:そうですね、「PRODUCE」「沖縄県産(Made in OKINAWA)」「教育」に共通することとしてやっぱりアウトプットし続ける重要さが見えてきますよね。そしてそういったことを楽しみたい!仕事は楽しくあるべきだと思いますね。

久田さん:家族といる時間と同じぐらい、仕事仲間と過ごす時間は長いですからね。家で仕事しているときに辛そうにしてると心配になっちゃいますし(笑)仕事かプライベートかもう分からなくなってきているので、それを分け隔てなくバランスよくやっていくことがまさに豊かな人生だなぁって思うのと、それをやれている人は本当に楽しそうですよね。

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❚まとめ

ー最後にひとこと、意気込みをお願いします!

赤嶺さん:立ち上げたことによる特別感はなくて、共感・賛同してくれる人の輪を広げたいとシンプルに思います。そのためには自分自身が誰よりもちゃんとしていないといけないなぁと気が引き締まる思いです。切磋琢磨、巻き込み力を高めていきます!

山下さん:意気込まないこと。今やっていることの延長だからぶれずに楽しんで周囲を巻き込むことで、最終的にやってよかったと思い続けられるようになりたいですね。

久田さん:「競争」ではなく「共創」、一人だとできないし楽しくないから気張らないことかな。ワクワクする場所を創り、周囲を巻き込むというサイクルを継続します!

ー久田さん、赤嶺さん、山下さん、ありがとうございました!

■各社について
・GYOKU inc.
GYOKUは、沖縄発のデジタルクリエイティブカンパニーです。
デジタル領域の広告制作を中心に、企業や自治体の広告活動や、ブランディング活動など、依頼者と課題・目的を共有し、課題解決と目的達成に向け、伴走しながら共に成長する事を実践しています。人の心を動かし新たな可能性を広げる、沖縄で最も創造性の豊かなクリエイティブカンパニーを目指しています。
https://gyoku.jp

・NO MARK Inc.
NO MARK Inc.は、デジタル領域を中心にWebプロモーションを展開している会社です。Webサイトや動画コンテンツを作成し、インターネット広告やSNSを活用して企業ブランディングやサービス認知をしたいクライアントの支援をしています。「沖縄の魅力を世界に伝える」というビジョンを掲げ一人でも多く沖縄のファンを作っていきます。
https://nomark-inc.co.jp/

・D2C dot Inc.
伝えたいコトを伝わるカタチに
企業の情報が生活者に対してますます伝わりにくい時代になる中で、企業、商品の特徴である「伝えたいコト」を最適な手法で生活者に「伝わるカタチ」にする。
デジタルマーケティングをワンストップで提供することで、生活者に、企業に、市場に、社会に、貢献することを追及してまいります。
https://www.d2cdot.co.jp/

<Credit>
Interviewer:Mai Yamauchi(D2C dot PR)

▼「OOKINAWA(おおきなわ)」公式サイト



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