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梅雨の雨とお正月の残り香

こんにちは、お赤飯です。もう梅雨ってことはもうじき夏ってことですね。マスクでの夏2回目…乗り切れるか今から心配です。

お仕事で調理の日はキッチンで何度か倒れかけました。火のそばとかオーブン前は本当に地獄。

ホールの日はじわじわと体力を削られて化粧と共にHPも減っていく地獄。

どちらにしても夏は地獄です。だからって梅雨のジメジメも好きじゃありません。雨もたまには風流ですが、こんだけ土砂降られるとゲンナリしちゃいますよね。

ということで、なにかアッサリしてて涼しいもの食べたいなぁと考えながらキッチンを見渡すと…。

お正月用にっていただいた「おしるこのレトルトパウチ」さんと目が合いました。

あら。まだこんなとこにいらっしゃったんですね…。お正月はお仕事などでゆっくり出来てなかったので食べきれず余らせちゃってたみたいです。

賞味期限もあることだし、これでおやつにすることにしました。

冷やしぜんざい、小豆の蒸しパンやパウンドケーキ……でも食べたかったのはアッサリしてて涼しいおやつだし…

あ。

水羊羹にしよう!

テーマにピッタリだし、なによりヘルシー。いいことしかありませんね。

ということで、さっそくお湯に粉寒天を入れて混ぜ混ぜ。

おしるこに寒天を溶いたお湯を入れたらこれまた混ぜ混ぜ。

ここでだいたい40度くらいになるまで氷水に当てて冷まします。
いきなり型に流してしまうと最悪あんこの方が重いので沈んで分離してしまうんですよね。

寒天は常温で固まってくれるのですが、一度固まったらゼラチンみたいに再加熱で溶かすのは難しいので冷やし過ぎには注意です。

いいぐらいの温度になったら型に流して(和菓子の型が無かったのでパウンド型に)あとは冷蔵庫で冷やすだけ!

か、か、簡単すぎる!!!

最近って技術の向上が凄すぎて混ぜるだけとか入れるだけとかで凄く美味しいものが出来ますよね。本当に凄いです。色んな人や物、地球に感謝。感謝しながらおやつタイムといたしましょう。

「いただきます」

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型から外すときはパレットナイフなんかを水で濡らして型との間に入れてあげるとパコッとキレイに取れてくれます。

さてさて、きれいに固まりました。お味はどうかな…

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アッサリしてて美味しいです!少しサクサクしてしまったのでもう少しお水を足したりアガーと混ぜて使ってみても良かったかもしれません。

でも、心がすごく涼しくなって幸せな気持ちになります。作ってよかったです。

日本のお菓子の一番良いところは、なにより季節感があるところかと思っています。

戦争とお菓子やパンが密接に関わっていたり、お菓子が時代を反映したりと色々な国がありますがこんなに食べ物で季節感を観じられるのは日本だけじゃないかしら。

氷どころか冷たいお水も貴重な時代。こうして氷に模した寒天や葛まんじゅうなんかを食べながら風鈴の音で涼を感じていたと思うと、私の今日の選択はベストな気がしてきました。

湿気でやる気が無くなっていたけど、少し元気になってきたので頑張ってお掃除しようかな!でも、もう少したべてからにしようかな…うん。

寒天だし、ヘルシーだし多少食べすぎても大丈夫なはずです(震声)。これが寒天マジック。ダイエット女子のおやつの味方ですね。

今日のお写真のお皿は大きい方も小さい方も有田焼です。

こちらの惣次郎窯さんの息子さんの方が作ってらっしゃるお皿なんですけど、ここの蛸唐草が本当に可愛いんですよね。
凄い職人さんなのにお値段もそこまでじゃないので、庶民の私でもいいお皿を日常使いさせていただける素晴らしい窯元さんです。

ちょっと他所の蛸唐草とは違います。うちの即席レトルト水羊羹も高級品に見せてくれる風格と品の良さ。

コロナが流行りだす少し前に神戸にいらしていた時に買ったのですが、そのあとすぐに一回目の緊急事態宣言発令があり個展などが無くなってしまって凄く残念です。

いつかこちらの大皿を買うことが夢です。目指せ大金持!

さて。なんか寒天でお腹が膨れたので横になっちゃおうかな…。お掃除は、少し休憩したらにします。本当です。後でするから。するはずです。したいと思ってます。

おやすみなさい。

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