2022JリーグYBCルヴァンカップ プライムステージ 準決勝 第1戦 浦和レッズvsセレッソ大阪(A)
結果は1-1で引き分け。
メンバー
ざっくり試合内容
前半
リーグ戦での雪辱を晴らす、そして決勝進出を果たすための大事な1戦。
気合十分かと思われたが開始早々に失点を許してしまう。
クリアしたボールを繋がれフリーの上門がブレ玉シュート。
西川も予測できない軌道でゴール右上に突き刺さり0-1。
嫌なムードが漂うが5分に佳穂が相手のボールを奪い去りゴール前へ。キーパーと1対1となるが相手の足にシュートが当たってしまいゴールならず。
その後はリーグ戦と同じようにセレッソが速いスライドで縦突破を許さず、セカンドボールを浦和よりも多く回収する流れ。
ただ前半の終わりには浦和側も徐々に押し込む時間帯が増えたがゴールは奪えず前半が終了する。
後半
前半は相手のスライドスピードが速く中々攻略できなかったが、後半はサイドチェンジなど長いボールを織り交ぜて相手を押し込むことに成功。
特に前半ではセカンドボールの回収率が悪かったのだが後半はかなり改善してボールキープできる時間を確保できるようになる。
そうして53分に同点弾が生まれる。
左サイドで大久保のパスから裏へ抜け出した明本へ。マイナスのパスを佳穂がスルーして敦樹がミドルシュートを放つ。シュートはキーパーに防がれるもののこぼれ球に素早く反応した佳穂が叩き込んで同点に追いつく。
その後は何度かピンチは招くものの、ほとんど浦和がいい形でゲームを進めるがゴールは生まれず。
貴重なアウェイゴールを取りつつで引き分けで試合終了。
◎GK
・西川
ゴールについてはノーチャンス。シュートストップ、キックともに安定していた。
◎DF
・関根
以前の試合でも同ポジションで出場していたが、サイドバック適正が高く生き残るにはこのポジションもありでは?サイズは無いがボールの扱い、パスセンス、強度など現代SBに必要な要素は揃っている。
・ショルツ
経験からくる読みでピンチをカバー。攻撃でも持ち上がりで見せ場を作るなど不動のレギュラー。
・岩波
守備はもちろんだが裏への長いボールで持ち味を発揮。せっかくイエローとったにも関わらず報復でもったいないカード。
・明本
守備では相手を自由にさせず体の強さを発揮。後半は縦への推進力を活かしたプレーで同点の起点となる。
◎MF
・モーベルグ
シュート精度に関しては要調整といった感じだがドリブルからの縦突破で相手の脅威となる。
・敦樹
前半は低めの位置でプレーする時間も長かったが後半は高い位置にいることで脅威を与える。抑えの利いたシュートで同点ゴールに導く。
・岩尾
相手の戦術により自由にタクトを振るえなかったが前半終わりから徐々に改善。
・大久保
ボールキープを活かしてタメを作ったりスピードを活かし明本の突破を促す。数字にこだわってシュートも積極的に狙うべき。
◎FW
・佳穂
様々な場所に顔を出してボールを引き出す動き。1対1ではキーパーブロックにあってしまったが敦樹のシュートのこぼれに素早く反応し値千金の同点弾。
・松尾
ここ最近調子が悪いのかシュートが決まらず。ただしポスト、繋ぎ、プレスなどではチームに必要なプレーを実行している。
◎控え
・江坂(72分 佳穂と交代)
クリティカルなパスを出すのはやはり江坂。最近は縁遠いがゴールも決めてくれれば…。
・松崎(88分 モーベルグと交代)
時間も時間なので活躍は難しいところだがもっと積極性と自分の良さを見せないとスタメンは厳しい。
全体的な感想
前回のリーグ戦と比べ後半はかなり支配的に試合を進められた印象ですね。
相手キーパーがかなり微妙だったのでここは勝っておきたかったですが、最低限の結果は残せたのかと思います。
特筆すべき点と言えば関根のSB。何度か見たことはありますがやはり適正あるんだとなーという感想。
高さという点は劣っていますが、スピード、体の強さ、ドリブルやパスなどのスキル面を考えると全然アリ。むしろスペースがある分いろいろ出来るのでいいかもしれない。
そうなると宮本の立場が…という感じですが。
次は9/25 ホームでの第2戦。しっかり勝って決勝へとコマを進めたい。