【中学校を訪れて #2】大岡保育園園解放&中学3年生交流会
初めて未就学児親子と中学生との交流会を持ちました。
コロナ禍以来、未就学児親子と学校との交流の機会が無くなり探していたところ、今年度になって、中3生の家庭科の授業を探していると先生からお話を頂き、今回交流の場を持つことができました。
会場は、大岡保育園。
現在休園が継続されている大岡保育園。昨年、大岡保育園の利活用に向けて未就学児世帯保護者有志らの声を挙げ、大岡住民自治協議会、大岡支所、更に保育幼稚園課と連携体制となり、昨年秋から使用し、今年は月1回~ペースで、活動と交流の場として使用されています。
雨が降ったり止んだりの天気の中、活動中は晴れ間も見え、3歳児の親子と1歳児の親子と地域の方、中学生5人と教師が集まった会となりました。
中学3年生になったkくんは大岡保育園卒園生。時折、保育園で遊んだ頃を思い出すかのような姿がありました。
前半は、地域の方によるふれあい遊び。
新聞紙を使って雨降りに見立てて、新聞紙をビリビリして、“ザーザー”と。
遊び始めると緊張がほぐれ楽しい輪になりました。
体を動かし顔も和らぎ、続いて絵本とお歌。はらぺこあおむしの歌は、子どもたちの大好きな歌の一つで、この日も恥ずかしそうに、でも嬉しそうに歌っている姿がありました。
後半は、中学生とのおたのしみ。授業で乳幼児の年齢に合わせたおもちゃを作成し、今日は一緒に遊び、プレゼントをする日。実際、乳幼児たちがどのように反応し遊ぶかが中学生の課題でした。
乳幼児たちは、おもちゃに興味あるものの人見知りと初めての不安とで遊ぶまでに少し時間がかかりました。中学生らが用意してくれたおもちゃは、大小ありましたが、どれも遊びごたえある物で想像を超えていました。一つ一つに込めた想い(興味を引き付けたり、引き出す仕掛け)が、幼い子どもたちと親へ伝わり、夢中で遊ぶ姿に変わりました。
親も遊び方を見て“あーこういうふうに遊ぶんだ”と新しい子どもの一面、遊びや興味の世界観に気づくおもちゃであったり、家でも作ってみたいというおもちゃがありました。
中学生とお別れの後、普段なかなか離れられないお友だちが、帰りたくないもっとあそびたいとお母さんに泣いて訴える姿がありました。
あっという間に時間が過ぎ、とても充実した一時でした。頂いたおもちゃは、今回参加できなかった親子と一緒に、大岡保育園での活動時に遊ばせていただきます。
ありがとうございました。