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社会人専門大学院予備校はじめますよ

社会人大学生の大岡です。

題名にあるように「社会人専門」大学院進学予備校を始めます。

今回は始めるきっかけについてメモも兼ねて残しとこうと思います。

社会人専門大学院進学予備校、始めるきっかけ

きっかけは、本日(2021年8月5日)知人のFBグループへの間違い電話。そこからグループ雑談が始まって、社会人の大学・大学院進学の話題になったから。

SNS時代の「間違い電話」? スマホのmessengerから呼び出し音。出てみると「間違えちゃった、ごめん」との事。「気にしないでー、またねー」と切ろうと思ったら、続々とグループメンバーが通話に登場(笑) そこから雑談とよもやま話。 (主...

Posted by 大岡明 on Thursday, August 5, 2021

間違い電話からのグループ雑談で出てきた話

・実は去年某大学院の入試準備をガチでやったけど、諦めたのよ(40代女)

・俺は科目履修から始めて来月修了(修士)。やってよかったよ(40代男)

・息子のキャリア作りに社会人大学院勧めたい。自分も学びたい(50代女)

・昨日、某大学院入学説明会行った。難しそう、でも入学したい(40代女)

などなど。

前提条件として大学や院で学びたいって動機はあるものの、学びのブランクや経済的事情、時間的事情で断念してる人が複数いる事を知りました。

それを聞いて私は社会人の大学院での学びに誤解がある気がしたんです。

私が感じた社会人の大学、大学院への入学の誤解

誤解1:難しそう。入学試験とか無理。→社会人特典がある大学多し。

誤解2:学費が高いよなー。家の大蔵大臣の稟議が無理ぽ。→対応策あり。

誤解3:院試って英語必要でしょ。ハードル高いわー→対応策あり。

誤解4:勉強したいけど時間ないわー。でもやりたい。→対応策あり。

誤解5:知り合いが通信制大学通ってるけど大変そう。→対応策あり。

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ひっぱり出してきたので埃が・・これ2017年に修了した時の学位記です。

大学院は高卒でも入れます。(だって私高卒です)

いろいろな誤解がある中で一番印象に残っているのが

大学院行く前に大学行かないとね。恥ずかしながら、専門卒なんだ・・

まったく恥ずかしくない。どこが恥ずかしい??

私自身、大学中退(=高卒)で40歳まで過ごしましたが別に恥じる事はないと思います。専門卒業って絶対俺よりすごいじゃん。。と言うより、

「大学院行くなら、まず大学行かないといけないよね。」

この言葉が、誤解を表してる気がします。

大学院で学びたいテーマや動機があるのであれば学部(大学)は必須ではない学校は複数あります。

ちなみに海外の大学院では、日本の「高校卒業」を必須条件としてるとこ多いんですよ。ご存じでしたか?

私の社会人学生経験:どんな社会人学生だったか?

とある会社員(私)の学習履歴
10代→高校卒業
20代→仕事しながら大学進学→残念ながら中退
30代→仕事に熱中
40代→→仕事しながら大学院(国公立)入学→修了
   →次の大学院(私立)入学→修了
   →次の次の大学院(国公立)入学→修了
   →今度は米国大学院(私立)入学
   →現在在籍中。もちろん仕事にも熱中です(47才)

私自身、40才過ぎて、仕事しながら大学院(修士課程)を修了して、その後2つの大学院に通い、そのあと(現在)も大学院(修士(MBA))で学んでます。

この辺り、先日のNoteにまとめてました。

初めての大学院入学は2015年。入学とほぼ同時期に勤務先で職種変更。通っている時は一年の半分は出張の生活に(サラリーマンあるあるで笑えます)。しかし規定年数(2年)で修了する事ができ、無事に学位を修める事ができました。

次の大学院は2017年入学。実は自発的というより、勤務先の留学制度によるもの。国内の大学院で1年の課程で学びました(これは会社の優遇策があったので例外)

で、その次の学びは北海道。(住まいも会社も東京ですけど)どうしても勉強したいテーマがあって、オンラインも活用しながら最低限の通学で修了する事ができました。(余談ですが、このころは一年の半分以上海外で過ごす身だったので、課題提出や研究レポート作成がホント大変でした。なぜできたか考えてみると、研究室仲間、教授に助けられたのが最大の要因ですね)

それが終わって、米国の大学院に入学。個人的にMBAと言う学びが好みではないんです(頭でっかちイメージ)食わず嫌いはいかんと思い、ガチなMBA※の大学院を選択し入学。・・現在、在籍2年目。

ガチなMBA=著名なMBA国際認証(3大認証)取得済み大学
(2021年現在)
AACSB(The Association to Advance Collegiate Schools of Business)
 慶應義塾大大学院、名古屋商科大学、立命館アジア太平洋大学、
 早稲田大学大学院、国際大学大学院
AMBA(the Association of MBAs)
 名古屋商科大学大学院
EFMD(European Foundation for Management Development)
のEQUIS(EFMD Quality Improvement System)
 慶應義塾大学大学院、早稲田大学大学院
■3大認証を取得してるMBAが日本に無いのです(私調べ)■
※海外にはガチなMBA課程を有する大学が複数あります。

別に意識高い系ではないし、そもそも高卒の私が大学院に入るだなんて本人も全く思ってなかったのですが、学びが仕事に活かせてざっくり言うと「得した」のでホント社会人学生しててよかったと思うばかりです。

院修了後、なぜか毎年1人以上社会人入学を支援!

意識低い系、高卒の私が大学院入ると宣言した時の周りの反応は予想を超えて反対意見が続出。

・君はそんな暇なのか?仕事どうするんだね。(上司)

・えー、仕事の無茶ぶりだけは勘弁っす(後輩)

・おまえさー、受かってから言えよ。落ちるって(同僚)

・話としては面白いけど、定年後時間ができてからでしょ(同僚)

・いつ受験勉強するの?受験料もったいないよー(同僚)

などなど。おそらく誰一人受かると思ってなかったんです。

で、受かった。そして2年(規定学年)で修了。

すると、予想外の事が起こるようになりました。

・どうやって卒業したの?その学位証ほんもの?などの興味質問から

・実は自分も仕事しながら大学院行きたい。入学方法教えて?

・これから産休だけど、勉強できるかな?そんな人いた?

・ぶっちゃけ費用どれくらいかかった?教えて

などホント毎日いろんな部門から質問をもらうようになりました。

自分のわかる事を伝えて行くと、その内一人が「俺、受けるわ」となり

その年に大学院へ進学。その次の年も、その次の年も・・・気づけば五年連続で話した相手が国公立大学の大学院へ入学しました。

サポートした人数6名。実に進学率100%

私と話したのをきっかけに、大学院へ入学した人の内訳
大学院(修士課程) 4名 (40代男、40代男、50代男、20代男)
大学院(博士課程) 2名 (30代男、20代女)
※すべて国公立大学 
※期間2017~2021の5年間

そして全員学位取得(修了)、もしくは在学中で退学者は0(ゼロ)

私が予備校だったとして、進学率100%はすごいでしょ(笑)

と、まぁ気づけば こんな感じで身近な人の進学サポートをしてたんです。

社会人学生の経験者なんだから、予備校しろよ!の声

そして今日の雑談で、とある人(Tさん:いつも真をつく一撃必殺女子)がボソッとつぶやきました。

「だったら、おーさん(私の事)予備校じゃん。やりなよ社会人予備校」

自分はなんとも思ってなかったのですが、私、要領よくやってたようです。

なのでその要領を伝えてゆくことに決めました。

社会人予備校の講師陣営(想定)

1,講師予定者

・私(40代男、国公立大学院卒、修士、米国大学院MBA在籍)

・同僚Sさん(40代男、国公立大学院在籍、来月修了予定、修士取得予定)

2,ゲスト講師予定者

・同僚Nさん(30代男、国公立大学院在籍、現在M2絶賛社会人学生中)

・後輩Oさん(30代男、国公立大学院卒、昨年修了(修士))

・後輩Kさん(20代女、国公立大学院在籍、現在D2絶賛社会人学生中)

・後輩Sさん(30代男、国公立大学院在籍、現在D3間もなく博士取得予定)

・後輩Mさん(20代男、海外大学院在籍、現在MBA課程のM1)

・先輩Oさん(50代男、国公立大学院卒、4年前に修士取得)

過去に修了した人だけじゃなく、現在進行形で学んでいる講師こそ価値ある気がします。

想定する社会人大学院予備校のカリキュラム

・カリキュラムは大きく3つ。「最適進学論」として構成

・履修期間3カ月

・大学前期、後期入試に合わせて期間を設定

1,最適進学特論Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ(意欲+情報=最適)

最適進学特論Ⅰ(自分に向いた大学・大学院選び)

単に学位が欲しい!も立派な動機。ステップアップの転職や特定テーマを掘り下げるのもよし、新しい領域へのチャレンジもよし。夢が膨らみます。

また、大学・大学院の学びは学位取得を目指す正課生(いわゆる普通学生)だけではありません。科目履修生や、履修証明課程やプログラムの修了、学生ではなく研究員で学ぶことも選択肢に入りますから、最適進学は結構奥が深いです。

最適進学という言葉の裏には、「最適な学習を行い、自身が望む以上の経験や学習を得て修了するためのコース選択」をするという想いがあります。

→コース修了後、ワークシート作成。進学希望学校が明確になる

最適進学特論Ⅱ(自分に適した在籍種類、入学種類を知ろう)

実は多くの大学、大学院は社会人向け入試や履修コースが設定されています。このガイダンスでは自分の学習スタイルに合いそうな入試種類や履修コースを探すための情報取得の方法と読み解き方を伝えます。

→コース修了後、エントリーシート作成。進学希望学校受験が可能になる

最適進学特論Ⅲ(自分の興味分野と教授や研究室をつなごう!)

自分自身のワークスタイル、ライフスタイルに最適な学び方をGooglescalarと複数大学のシラバス、ワークシートを使い可視化して、具体的な学校、研究室、教授を見つけて自分自身の特性や解決したい課題と結びつけます。

→コース修了後、研究計画書作成。入学後の即研究が可能になる

2,最適進学ファイナンス特講(社会人向け補助金、助成金、奨学金など)

私が活用した各種補助金以外にも、複数の補助金、助成金、奨学金がこの日本にはあります。それはなぜか?人生100年時代でリカレント学習に力を入れているから。使わなきゃ損です。実際に各種制度を利用した経験者の声も聞ける機会を設けます。(私も補助金で助かったので)

→コース修了後、経済的計画を立案し必要なエントリーの準備ができる

3,最適進学社会人学生研究①②(社会人学生を知る)

社会人学生研究①(社会人学生のメリットを知ろう)

社会人学生ならではのメリットを知る事で、入学がますます楽しみに。

例:

・国際学生証で色々割引!海外だけじゃなく国内も? 

・え、定期が学割になるの!

・当たり前だけど・・アカデミックパックって安いのねー

・大学図書館ってリモートワークスペースじゃん。無料ってスゲー

・○○大学院の図書館は平日23時まで空いてる!仕事の後に使えるねー

などなど 

社会学生研究②(実際やってる人、やってた人にいろいろ聞こう!)

社会人が大学や大学院への進学を考えるうえでの悩みや課題の解決の近道は経験者に聞くことです。直接質問して、悩みを解消しましょう!

・実践指導①:希望研究室や教授にアポ取ろう(不安なら同席するよ)

・実践指導②:模試、志望動機書添削

予備校修了時に[社会人学習エバンジェリスト]の称号!

予備校なので一番のプレゼントは志望校への入学ですね。これは当然。

もう一つ、プレゼント考えてます。

それは

社会人学習エバンジェリスト(仮称) の称号。

いやまてよ「リカレントエキスパート」のほうが良いかな?(笑)

この人「社会人の最適な学びを的確に伝えられる人です」と示す称号。

とはいえ、予備校の勝手な称号だと何の意味もないのは承知の上。

勝手に称号をばらまくつもりではありません。

冒頭にも書きましたが、社会人の学び(リカレント学習)は国を挙げて取り組んでいる社会課題解決であり、SDGsにおいても複数のゴールに直結するものです。

したがって、称号を認定する法人、称号を活用する企業や団体も予備校運営と同時進行で進めてゆきます。

最後に

なんかいろいろ思うところ書きなぐりましたが、結論は・・・

(仮称)えちぜん予備校 始めます。

皆様ご指導ご鞭撻のほどよろしくおねがいします。



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