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京都の通りすべて歩く - 大宮通

大宮通 (おおみやどおり) は、南北方向の通りで、北側は賀茂のほうにある鹿ノ下公園から、南は竹田駅付近となる。全長は12kmほどになる。
もともとは、平安京の大宮大路をベースとしており、「大宮」とは皇居を意味する単語であるとの説が一般的なようだ。
京都に引っ越してくる前、「大宮」という言葉を聞いた時に、さいたまのことを思い出してしまうが、さいたまの方は氷川神社の「大いなる宮居」のことである。
実は京都の大宮も同じように神社が由来という説もある。

2022年12月某日歩行。ほぼ年の瀬の時期である。この日は、南側。つまり、竹田駅から歩くことにした。

竹田駅ガード下のアート
竹田駅から鴨川のほうへ西へ歩いていく。南北方向の通りのハズなのに、
最初は北西方面に歩いていくので、なかなか奇妙だ。洛外あるある。
大宮大橋の一部は壊れていた。
インダストリアルな雰囲気が漂う十条以南
最近、餃子の自動販売機ってよく見かけるようになったとは思う。
十条大宮の素敵な団地。昔は屋上で遊べたりしたんだろうか。
もっと、屋上は開放されるべきだとは思う
大宮通りから東寺の五重塔を眺めるとこんな視点になる
初詣準備で忙しそうな雰囲気ではあった
八条にたどり着くと、JRの線路が阻む。ここで地下に潜ることになる
西本願寺裏の延々と続く漢字の長ーい建物
これが言いたい何なのかについては特に書いていない。
手前には龍谷大学や、龍谷大学図書館があるので、関連施設と思ったけど、
それも違うようだ。これがなにか知っている人いる?
左官技能専修学院の壁は、京都の祭りをモチーフにしている
スバリ「大宮」という名前がついた駅
ここには、ブックファーストがあったのだが、潰れてしまった
普通の本屋が消えていくのはなんとも寂しいものである。
京都の掲示板は通りを知らせてくれる上に、なにより賑やかなのが良い
区民ボウリングが気になる
大宮通りは二条城により一時的に中断する。
竹屋町大宮の工事現場の奥には地蔵がポツリ。これは壊したり、
移動したりするのは難しいのだろう。このような風景を少なくとも京都で3度見ている。
中立売を超えたあたりに見つけたもの。
左側のライトにマリのようなものが入っているのが良かった
西陣児童公園にある騎士像
しらべたけどわかりませんでした。。西陣には謎が多い
年の瀬なので、もちの準備がピークなのであった。
新大宮商店街。交通的には北大路などからバスで行くのが標準的な商店街である。
一言でいうと、幻のような商店街だった。
例えば、文房具屋の軒先で売っているものの代表が「なわとび」なんだけど、
子どもがその商店街で遊んでいるのが「なわとび」だったり。
幻のような風景かと思いきや、今どきなこともやってて、
キャンピングカーの時間貸しなんてやっている。
パーティーやったりするのに良さそう。
幻のような商店街を超えると、住宅街が広がっており
さらにその先に「鹿の下公園」が出迎えてくれる。
ここで大宮通りはおしまい。

竹田から始まり、東寺、二条城、西陣、そして新大宮商店街と京都のTHE観光地的な場所から、ちょっと違う京都まで見せてくれる素晴らしい通りが大宮通りなのであった。非常に魅力的な通りであった。



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