50歳のときの桃井かおりの提案、「青春の反対が あってもいいと思うわけょ」

人生百年になった今、50歳まではすべてが
練習試合と化し、勝っても負けてもたいした
ことはない、と考える今日この頃である。

人生勝負は、70歳からだ。
さあ、円熟の赤秋期が待っている。
予備戦の青春にエネルギーを費やす愚だけは
避けたいものである。先行バテはだめ。

さて、桃井かおりと聞いて、若い子がどれだけ
反応するのだろうか、
我々にとっての原節子である。
若い娘にとっては高嶺の花。
まぁ、それは置いといて、本題にはいる。

「赤秋」とは、桃井かおりが2020年に
ラジオ番組で披露したらしい。
すてきなことばとして、私も以前からつか
っていたが、青春ばかりがもたはやされて
いいものではない、と思っている。

60歳を過ぎても青春だ、などとだじゃれ
るのは、むしろ、見ぐるしいばかりである。
泣いたり、わめいたり、青春のどこがいい
というのか。
年を重ねたふくよかさの方が、ずっといい。

来世は極楽浄土があると教わり、明るくなる
材料を得たが、現世の終わりも夕焼けの
赤くひかる時期があって、明るくなれ
たらどんなにかいいだろう。

、終わり良ければすべて良し。
過去はすべて水に流してくれる。
、苦労はたのしく語ることができ、
苦労があればこその今日と、しみじみ思う。

克服してきた思い出が、アルバムになり、
心の宝として昇華する。







なお、桃井かおりが赤秋を公表したのは
ずっと前で、2004年に爆笑問題との対談で、
赤秋を披露しているブログがある。

桃井かおりは、
「青春の反対の赤秋せきしゅうってのが
あってもいいと思うわけょ」と、れいの
独特の口調で言っていた。

あれから二十年がたち、
桃井かおりは、すてきに年をかさね、
赤秋の旬を迎えるている。


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女性の部ベストスリー 

 岸惠子、桃井かおり、佐藤愛子、
、   理由: 70歳を超えて出版し、
       いまだにクリエイターなのですょ
           うつくしく愛されて。2024.10.14
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