大原吉人

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70歳生き様さがしー糸口ふたり

2024年6月 ー 手本二人を糸口に、 ー 道標、、、 大学にはいるには、受験勉強が かかせなかった。 しかし、怠けていても成人にはなれた。 、 さて、老後はどうか、 老後にも、ふたつの選択肢がある。 諦念して無精するか、丹精して粋にふるまうのか。 、 怠けて、無精して、流されても 往生はできる。 それも仕方あるまい、と思うものの もう少しましな生き方はないのか、 とも考える。 、 もし、すてきな老後を迎えたいと 思うとき、下ごしらえが不可欠だ。 準備段階として、 老後予

    • 老年のすすむ道ーまなび

      まなびの道に勤しむのは、老いてもおなじ、 終わらない。 、 老いたがゆえに見えてくるものがあり、 それが不思議なことであれは、 、、 、 まなぶ必要に迫られるからである。

      • うつくしい日本人は

        たくさんの記事にかこまれた夜、真夜中になって いた。 、 今日は朝食ぬき、14時までいっさい飲み食いは 禁止。健康診断が待っていた。 、 血圧OK、どこも異常なく、ほっとしたが、 ひとつエピーソード、 「 アスリートですか?」と問診の医者に言われた。 、 心臓の動きが通常の人より少ないのだそうだ。 ご承知の脈拍は手首での測定値だが、ほぼ それとおなじ心臓の値があるそうで、46だと いわれた。 、 「なんにもやっていませんょ」 と答えたものの、心当たりは、すぐ思い出した。 20

        • 高齢者のすすむ道ー肩書きは年金公務員

          定年後、肩書きをどうするのか? 、 「 もう、名刺はいらんやろ。」 という人ばかりならいいのだが、、 地位と名誉は捨てがたいという事実は消えない 、 1.肩書きは氏名 肩書きが思いつくまでの一押しは、自分の 名前をブランドにすることだ。 「 俺はおれや 」ということで、名刺には、 自分の名前だけを大きく書く。 、 「 そんな ばかな 」というでしょうが、 そんな方が、実際にいたのです。 しかも名刺入れなしで、100枚入れの箱を 手に持ち、対応していた日本人がいたのです。 1枚

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        70歳生き様さがしー糸口ふたり

        マガジン

        • 高齢社会、生き様さがし
          24本
        • 赤くひかる晩秋
          18本

        記事

          ことばの小函ーこれから

          ことばの小石は未発表のものをいれると 300個になりました。     500字 、 やがて、あいうえおじゅんに並べたり、 ジャンル別に整理したり、ふくらまして エッセイにするたのしみがあります。 、 俗読みは、こいしですが、磨いて宝石に できるものがあれば、原石を意識した しょうせきの読みが浮上します。 、 思えばここまできたもんだ、です。 定年退職し会社のエンジンを切り離した後、 よたよたした時期がありましたが、 いくつかの火起こしをくりかえしているうちに 今年は、note

          ことばの小函ーこれから

          次へ、「人が生きる」につながるもの、、

          今日は、2024.11.02 読売新聞の創刊150年。 、 それを祝して一面広告をうったのが鹿島である。 すてきなメッセージを送ってきた。 、    あしたに必要なものをつくる    希望と呼べるものをつくる 希望と呼べるもの、、、いいですねぇ。 ノーターなら、つくるを書く、考えるに 置き換えれば強烈な指針になるでしょう。 、 希望と呼べるものを書けたらいいですねぇ。 そして、    人が次へ生きるために とつづくメッセージ。

          次へ、「人が生きる」につながるもの、、

          4文字熟語の2等分、あれこれー知っている自分と知らない自身で、悩みの推理

          記事を読むまでもなく、自分が嫌いだとか、 自分がわからない、ということをよく目にする。 、 このからくりをどうにかして解けないかと 思案していたが、 ある時、免許皆伝は免許と皆伝に分かれると聞いた。 運転初期、へたでも免許証があれば運転できる。 その後、試行錯誤をくりかえし、ひととおりの ことを覚えれば皆伝だという。 なるほどとふにおちた。 、 これは、真打ちから皆伝へと上る落語家に あてはまるし、もはや教えることはないと宣告 された剣術家にもいえることである。 、 そこで、

          4文字熟語の2等分、あれこれー知っている自分と知らない自身で、悩みの推理

          ことばの小石ー漱石

          明治時代、洋書がたくさんはいってきて、 どう日本語に訳したらいいのか、困ったこと でしょう。 、 その時、漱石は、漢字を駆使して いくつものことばを創作したとのこと。 百とも二百ともいわれる新語が誕生したとも いわれています。定かではありませんが 、 さて、今、私は医学を研究しているのですが 似たような憂き目にあっています。 、 ホルモンって何? 海馬って何?、頭の中に馬がいるの? フクジンって何?、、つけもの? 、 まるで外国語、もしくは暗号です。 理由を聞けばもつともです

          ことばの小石ー漱石

          ことばの小石ー心

          1、心 我々を悩ますのが、心である。 心は、ことばになるものと、ならないものがある。 なにかもやもやして言葉が見つからないことは 誰しも経験しているだろう。 、 ただし、たべたいとかねむたいとかの、 心のメカニズムが分かると、少し楽になることも 年長者なら経験済みである。 、 2、気 心をひとつひとつ紐解くことは、年を重ねと できるようになっていき、こころの元には、 「気」が関与している事を知る。 、 食い気、眠気は気配だが、その元にあるのは ホルモンという化学である。 化学

          ことばの小石ー心

          ことばの小石ーりす

          老後には、発想が枯渇する。 それをみこして、いまから 知恵の種をひろい、あつめ、 ためておく。 、 これが、ことばの小石あつめという作業。 、 まるでリスのように、 どんぐりを集め、土中に 貯蔵するというものだ。 、 リスの備えの知恵をかりてみる。

          ことばの小石ーりす

          かぜ防止とキーワード

          この時期、かぜに負けまいと用心するに こしたことはない。 、 1.  のど飴 せきがでた。あわてて龍角散ダイレクトを飲み、 のど飴を口にした。電車に乗ればあっちで ごほん、車両を変えてもこっちでごほん。 マスクをして、 口をむすんで息を止め、早く駅に着かないかと 気がきでない。 、 2.みかん をたくさん食べなさいとの言い伝えがある。 ビタミンCがいいらしい。いちご、キュウイも ビタミンCだが、みかんが食べ慣れている。 ビタミンCは、フクジンに貯まるとか。 、 3. くすり

          かぜ防止とキーワード

          高齢者のすすむ道ー人間国宝、片岡秀太郎の手本

          残された命、高齢者に残された責務がある。 それは何か? 、 お手本があった。 考え方がいい、心もいい、生き様がいい。 、 さすが国宝 片岡秀太郎はいつた。 古希をこえて、育てる愉しみを知った、と。 、 人間国宝というのは、持っている技術を 後継者に伝えることが役目である。 、 一緒に舞台に立ちながら細かく若い人たち をみてあげられる。それが舞台の上の 自分の励みになっていた、という。 、 平成九年上方歌舞伎を設立し、役者を育て 関西での火を消したくないの一念だった そうだ。

          高齢者のすすむ道ー人間国宝、片岡秀太郎の手本

          腸と茎

          ちまたでは、セロトニンを、幸せホルモン などと訳しているが、本当だろうか、、、 、 セロトニンは、植物にも存在するので、 幸せとは直結しないのではないだろうか。、 植物に幸せがありますかね、、という疑問がある。 、 セロトニンは、90%以上腸に存在することを 考えると、腸と植物とは、進化系でつながっ ていることになります。 栄養分を運ぶという機能は一緒だし、 腸の管と植物の茎の形状は一緒です。 、 それに、セロトニンは腸にいつもあるの だから、われわれは、いつも幸せになって

          高齢者のすすむ道ーぽかぽか

          何気ない日常もことばで生け花をし、 くらしを濃密にすることが出来るという。 、 若い人は、たのしい、うれしいに満ちあふれて いるからいいが、われわれはどうだろう。 、 手入れをしないと、心はつまらないの雑草だらけ になつて、ことばにならず口がへの字になっ ている。 、 まれに口角の上がったおばあちゃんがいて、 ありがとうを連発する。疎外され相手にされ ないことが増えると、ささいな親切で琴線が 振れる。これを哀しいかなと形容するもよし、 良かったねと思うもいい。 、 さて、最近

          高齢者のすすむ道ーぽかぽか

          赤い晩秋ー気族さがし、離れていく家族に代わるもの、、

          、誰しも現実のくるしさをのがれ、救いを もとめるものですが、昔、日々のくるしさ から民を解放すべく、僧侶は来世を提示し、 極楽浄土があるといいました。たとえ、きや すめでも気がやすまれば結構なことであります。 、 近年はどうかといいますと、家族、親せきは 減るばかりで、さみしい思いをしている人が 多いようです。 どうしたら、さみしさからのがれることが できるのでしょうか。 、 そんな折り、nOteの存在を知り、記事 を読むにつれ、たくさんの良き人々がいること に気づきました。

          赤い晩秋ー気族さがし、離れていく家族に代わるもの、、

          歳月

          さすがに早く90歳になりたいとは思わない。 90歳になったらとうなるのか、どうなりたい のか分からない。なにせ、レールのない考野を さまよっているのだから。 、 幼い頃は早く20歳になりたかった。厄年を 過ぎてからは早く60歳になりたかった。 なのに、なぜ、今は早く100歳になりたい と思わないのか、、 、 幼い頃は、早く成人し、勤めに出て、親の 教育負担を無くしたいと願っていた。いわゆる 親孝行を念頭においた歳月である。 、 成人後は、生死の分かれ目の厄年42歳を 気にして