【ガジェット】WiFi6E対応無線ルータを導入してみた(IEEE802.11n/WiFi4を使っている人は乗り換え推奨)
はじめましてのヒトは、はじめまして。
いつもの皆様、こんにちわ。
大葉さんです。
前回のお話
アマゾンプライム感謝デーで散財しすぎたワタクシです、こんばんわ!
いっぱい無駄遣いしたので、いっぱい反省文(という名のnote)を書きます。ご期待ください!
本日の無駄遣い
こちらです。
うちは2台構成で導入したかったので、こちらを購入してます。
真価を発揮するのは2台以上で無線ネットワークを組んだ時なので、オススメは2台セットです。
また、WiFi 6対応の他の形状の無線ルータがラインナップに多く並んでいますが「非推奨」です。「6E」である点が重要です。お間違えないよう。
■背景(あるいは前提知識)
まずは、NURO公式ページにて公開された、この記事をご一読どうぞ。
※ 紹介した無線ルータは、記事に記載されている「6GHz帯」を存分に活用します。機器選定は「6E」必須になります。
上記の記事を読んだ上で、ここからは歴史のお勉強。
1999年から始まった室内無線ルータの世界標準規格は、当初、迷走を極め、下位互換性が確保されないままに複数企画が乱立。
2009年に企画されたIEEE802.11nにて、完全下位互換性が保証され「11nに入れ替えれば、どんな古い無線でもとりあえず繋がる」という時代が到来。
上記 + iPhoneの普及に伴い、家庭内無線ネットワークが爆発的に普及。
消費者から「IEEE802.11xだと分かりにくい」との声が上がり「WiFi XXX」という世代呼称が始まった(故にWiFi 1,2,3は存在しない)
したがって、一般のご家庭にある無線ルータは、ほとんどがWiFi4(=IEEE802.11n)となる。
本当に古い機種はIEEE802.11gを利用しているものもあるが、こちらも11nと互換性があるので問題ない。
第2世代以前の規格は20年前のものなので、保守も切れてるし、製造メーカーも消え去っているので、存在していない、と、信じたい(※田舎の古びたホテルなどで細々と生き残っていて、ハッキングの温床になっていたりするけど、見なかった事とする)
参考資料はWikiなので、厳密な裏どりは各自でやってね。
第5世代のWiFi5(IEEE 802.11ac)は無線で100Mbpsを超える高速通信を実現した規格。ただし、5GHz帯のみサポートなので、WiFi4(IEEE802.11n)の完全上位互換ではありませんでした。
第6世代のWiFi6(IEEE 802.11ax)は、2.4GHz帯と5GHz帯の両方をサポートなので、WiFi4(IEEE802.11n)の完全上位互換。
追加で6GHz帯をサポートしたWiFi6Eが2022年頃から登場して来ていて、2023年10月の今に至ります。ややこしいのですが、WiFi6EはIEEE 802.axです。WiFi6を開始した当初の日本のお国の都合で封印していた、6GHz帯のスイッチをONにして出荷したものが6Eです。なので規格としては安定しています。
え、長い、よく分からない、3行でまとめろ?
ご家庭でお使いの古い無線機は、だいたいWiFi4
WiFi 6EはWiFi4の完全上位機能+6GHz帯も付いてくる
ご家庭の古い無線機をWiFi6Eに置き換えたら全てハッピー(パフォーマンス16倍↑)
って事です。
■製品選択の理由
例に漏れず、我が家の無線機もWiFi4でしたので、ハッピーになる道を選びました。大前提は6Eなので、この条件で検索した時点で、候補製品が一気に減少。将来的に6GHz帯も使いたいので、ここは妥協できません。
我が家は古めの木造民家、普段使いのエリア全域を無線インターネットでカバーする為には「①超大型のWiFiルータを1台購入する」「②中継機機能付きのWiFiルータを複数台購入する」の2択でした。
メッシュWiFi
こ・れ・だ!
デメリットは単一メーカーに縛られる事ですが、そもそも我が家のWiFi4を根絶やしにする為に始めたリプレース作業。引き継ぐ部品など一つもございません。各メーカーのラインナップを一通り調べましたが、決め手はこれでした。
WiFiルータ間のデータ同期が、2.4/5GHz帯を利用しない!干渉しない!最高か!!
■開封
きちんとしたパッケージに包まれて到着。
開けるとこんな感じ。4ステップで使えます!
梱包部品一覧。個人的に、平たいケーブルは信用していないので、既存ルータとの接続ケーブルは別途手配しました。
大きさ比較、思ったより小さかったです。
リセットボタンは背面でした。
■注意事項
セットアップは基本的にアプリに従えば良いと思います。詳細は公式サイトに任せるとして、設定で何点かつまづいたので、そこだけフォローアップします。
(1)管理アプリは「Deco」です。従来のTP-Link管理アプリ「Tether」ではありません。
(2)アプリ上で登録する際に選択するルータ名は「Deco XE75」です。パッケージには「AXE5400」とデカデカと書いてますけど、正式名称は右下に小さく書かれているコレです。
(3)他社ルータとの互換性はありません。
(4)日本の場合、ご自宅のルータは回線業者から貸し出されているはずなので、以下のモードに切り替えることを強くお勧めします
「WiFiルーター(デフォルト)」の場合、接続先の物理ルータによって、IPアドレスの第3オクテットが変更となります(しかも第3オクテットがランダムに決定される為、安定したLANネットワークが構築できません)
(5)バージョンアップは、すべての物理ルータが論理的に繋がってから実施してください。一括バージョンアップできます。
(6)WiFi4(IEEE802.11n)に比べると、電波が届く範囲が狭くなっています(特に横方向)必要に応じてユニットを追加購入してください。
■使ってみた感想
うわ、私の端末、多すぎ!
オフライン端末、まだ数台ありますよ。前の無線ルータ、MAX12端末までサポートでしたよ。そりゃ不安定になりますわ。
今回のモデル、最大200台まで管理できるので、結果的にすんごく安定しました。リプレースして大正解。
■ところで、WiFi7ってどうなの?
引っ越して、今から新規に無線環境作るよっていうなら、アリです。
既存にWiFi環境がある場合、WiFi4からの直接ジャンプアップは危険。下位互換を切ってくる可能性があるので、間にWiFi6以上を挟んで踏み台にしましょう。
今回はここまで。
ではでわではでわ!
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