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10.自分が経験してないことを教育で。いや、本でも。

理子
建築は好きだけど(好きだからこそ)建築業界に疑問を持つ2001年生まれ魚座
転職を機にENFPからESTPに ✧︎ 日々変化するのが好きで、衝動的に動くこと多め ✧︎ 私生活はとにかく可愛い子と女の子のアイドルが好き
夏幸
人の幸せに関心があり、不要不急のものと教育に興味がある2000年生まれ乙女座。
ENFP-Tの関西人。カメラと音楽と餃子と節約旅行とビションフリーゼが好き。2024年はサカナクション、SEKAI NO OWARI、SUPER EIGHT、Aぇ! group、藤井風、フェス4回。

理子:最初Pick a Bookやろうって言った時、教育にも入り込めたらってりこ言った気がする。
夏幸:言っとったっけ(笑)
理子:本を“建築家が選んだ3選”とかにまとめてサブスクで送るみたいな。小中学生とかに「建築家ってこういう風になるんだ」って知ってもらえるんじゃないかなって思った。
夏幸:おもろい!「○○するにはどれを参考にしたらいいの?!」って今でもなるもん。
大学のとき一瞬やろうとしたのが、身の回りの二十歳に対してインタビューして、何者でもない二十歳を10代に知ってもらう冊子を作るっていう。プラットフォームがなくてできなかったけど。
理子:そういうのやりたいね。自分が経験するか、他人の経験で自分の想像を補うしかないからね。
りこさ、一回35歳以上とかで絞って1回マッチングアプリしたことある(笑)こういう部屋とかに住んでるんだとか、32歳とかで起業してるんだとか、こういう職業もあるんだみたいなのを知るために。
夏幸:それめっちゃおもろい。
理子:正直に、自分が30代とかになった時にどんな人生になるか知りたいからやってますって相手に言っとった(笑)
てか、なんで勉強のための塾があるのにそういう塾はないわけ?
夏幸:効果測定難しいからっていうのはありそう。あと、選択肢になるには道筋と見通しに具体性が要るっていう話をしたけど、親もそこまで考えないのかも。
理子:え、りこたち親になったらめっちゃすごくない?教えれるもの多いやん。子どもに危ない橋渡らせられんもんやし。
夏幸:そうであれば嬉しいよねー。
ちなみに、個人的には塾でそこを補うのは肯定できなくて。お金があるとか熱心な親だからとかいう理由で左右されてしまうから。だから全員に基本的に平等に与えられる義務教育期間が私は一番大事やと思うねん。だから教師になりたいって思ったし。
理子:確かに学校外だったら、享受できる人たちが限られてしまうね。
夏幸:でも、ビジネスとしては塾とかの方が儲かるから、事業者側はそっちに流れちゃうんかもなぁ。神山高専とかも思想は素敵やし革新的やけど、入学できる人がリテラシーとかリソース次第になっちゃう。
世の中の多くの人たちはボトムアップをしよう、全員に享受してもらってみんなが上に登れたらいいよねっていう考え方っていうよりは、トップラインを伸ばすことに重きを置く。環境や持って生まれたものが優れていたら、教育を受けられて、その子どもが育てば稼いで国に豊かな財をもたらしますっていう綺麗な理論。合ってるけど、それで歪みが生じてんのが今なんじゃないかって思う。
理子:確かに。こう4つに分かれてたとして、機会があって意識も高い右上は特に何もしなくても伸びるよね。でも機会があって意識が低い左上は優先順位的には低くない?

夏幸:確かに。機会がなくて意識が低い左下の人の中には、潜在層と顕在層と両方いると思ってて、「もうどうでもいいよ、お金もないし」みたいな感じの人の中には、潜在的にはどうにかなりたいっていう右下の思想あると思う。
理子:何か外部的な要因を与えられたらね。それを間違った方向に捉えてしまったりするのがヤンキーとかよね。
夏幸:そうね。だからほんまは、下半分全員に対して質高い外部要因を提供できなあかんのやと思う。
理子:出会った人とか、タイミングとかが重要ってのはマジでそう。やし、それを本でできると思う。
その場合は最初は右上、左上の機会とかお金がある層になってしまうよね。
夏幸:そうよね。右上から攻める戦略が堅いけど、本質的に届けたい相手に届くまでに至らなかったら意味ないのが悩ましい!
理子:でもさ、ビジネスとしてのペルソナにせんでもいいわけやんか。例えば、SNSとかフリーペーパーを学校で配ってくださいっていうのでもいいよね。一番安いけど、伝わる方法でやれば。


Pick a Bookとは、「もしこの1冊と出会わなかったら?-What if I had never come across this one book?」をコンセプトに、理子と夏幸が選んだ詩集、絵本や小説など様々なジャンルの本を、シークレットブックとしてお届けするブランドです。中身が分からないように1冊ずつ包み込み、コピーとハッシュタグを添えています。今の自分にぴったりな本、大切な誰かに贈りたい本、偶然をきっかけに出会えますように。

ooとは、Pick a Bookを1つ目のブランドとして、ただのものの行き来やお金の行き来ではなく、背景にある想いやストーリーと共に、モノや機会や時間や人との出会いをプロデュースするチームです。B“oo”kに限らず、世の中には、“oo”が含まれる愛らしいもので溢れています。(『ooでやりたいこと〜ロゴ、コンセプトを言葉にしてみる〜』を参照)いろんな展開を妄想しながら、2人のg“oo”dを突き詰めていこうという想いを込めています。


次回、2024年10月12日(土)に『11.「作為と無作為の余白」って?|Pick a Bookのコンセプトとデザインと』を投稿します💌
また、2024年10月19日(土)11時00分~17時00分に、JIYUGAOKA CRAFT BASE MARKET@トレインチ自由が丘にて出店します☄️ これまでとパッケージデザインや商品を選ぶまでの体験などを大幅リニューアルしているので、是非2回目の方もお楽しみにぃ!

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