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大人の卒業旅行⑤


3月12日、宮崎(その1)。
昨日の大分から宮崎に移動をする前に、JRのみどりの窓口で短時間で観に行ける観光スポットがないか聞いてみたところ、別府タワー以外にも「グローバルタワー」なるものがあるということで、さっそく市バスに乗って向かうことにした。
お得意のスマートなフォンで検索すると、結構近いし気軽に観光できると確信し、バス乗り場に向かうと丁度出発間際のバスがあったので飛び乗った。
人混み苦手な僕がギリギリ耐えることが出来ない混雑ぶりをみせるバス。何駅乗るのか先ほどのスマートなやつを片手に確認していると、なんだかおかしい。。。思っているルートをバスが走っていない!!
そう、このバスは目的地にたどり着かないパターン系のものだったのだ。せっかくの文明の利器(スマートなフォン)を全くスマートに使いこなせなかった僕は、社内の混雑ぶりとともにパニックアンドクライシス(?)な感じになり、最短で停車するバス停にて下車した。

「ここどこやねん・・・・」

幸い、大き目なチェーン展開系の薬局があったので、そこに駆け込み、タクシーの呼び方を教わって乗車。
気が付けば予定していた特急列車の時刻も迫ってきていて大焦りだったけど、運転手さんが事情を察して「グローバルタワー」を経由して駅に向かってくださることになった。
関西弁バリバリの運転手さんは、「別府タワー」を「通天閣のパクリ(※)」だと言ってみたり、色んな芸能人を乗せたことがあるとか、終始爆笑しっぱなしで素敵な別府の名ガイドさんだった。
※設計者が同じであってパクリではないことは分かってる前提。
(関西のノリってやつなので許してね)

そして、特急までのほんの少しの時間で、「だんご汁」を食べた。小麦を捏ねて汁の中に入っているのだが、優しい味わいで最後の最後にまで別府の温かさを感じることができた。

さて、特急なのだが、今まで座席の狭さに大パニックになっていたのだが、革命的な出会いを果たすこととなった。
それは「グリーン席という選択肢!」だ。
何となく存在は知っていたというか、ちょっと高いし見て見ぬふりをしていた特別シート。(大袈裟)
今回の旅行をSNSで見届けてくれていた友達に「あんたいい年なんだから、座席の広さくらいお金で解決しなさい」と背中を押されて購入を決意した。
座ってみると広くて圧迫感がないのはもちろんのこと、座り心地もいいしとにかく快適に過ごすことができた。
ただ、これを知ってしまったがために普通のシートには戻れないのかもしれないという恐怖心も芽生えた瞬間でもあった。

グリーン車の大喜び。

時間はかかったけど快適に宮崎に到着。
ここで今回の旅行初めての「車移動」となる。
僕はは完全無敵なペーパードライバー。しかも、この慣れない街で慣れな車種を運転できるのだろうか、と悩んでいたけど、ふたを開ければ関西での運転より気楽だった。まず道が広いし、他の運転されている方も大阪よりも安全な運転だし。ってことで、急に移動が自由になったところでさっそく不足してきた物資の買い出し含めて久しぶりにショッピングモールに駆け込むことにした。

  • 絵手紙(追加分)

  • USBメモリー(動画保存用)

  • microSD カード(動画撮影用)

沢山買いたいものはあったけど、旅行の後半に荷物に苦しめられそうだったので必要なものだけに焦点を絞ることにした。
そして、レストランフロアにご当地メシがあったので早速お邪魔することにした。

元祖桝元の「元祖辛麺」と「桝元名物 なんこつ」
にんにくの香りがしっかりと効いた、ちょい辛な麺と、ブルンブルンのなんこつが幸せいっぱいに口の中に飛び込んでいった。

枡元の辛麺。

その後、他の友達からおススメだったのが、ミヤチク。ってことで、夕飯前くらいの時間帯にルンルンで向かったのだが、予約していないと入ることが出来ない人気っぷり。涙を呑んでもう一軒行きたかったお店に向かった。
宮崎は「チキン南蛮の発祥地」らしい。
チキン南蛮大好きっ子である僕が、現地で本場のチキン南蛮を食べないわけがないということで、「おぐら」に急行した。
レトロな店構えに長蛇の列があり、貫禄いっぱいのお店だった。僕が好みの口の中でジュワーと広がる肉々しいものを想像していたが、少し違っていた。鶏むね肉を使用していて肉汁よりも噛み応えや味付けにこだわりがあったのと、少し緑味がかったタルタル様。(きゅうりの緑?)さすが発祥の地と言わんばかりの味だった。

おぐらのチキン南蛮。

ホテルのチェックインを早々に済ませ、やはり食べたりなかったのでもう一軒行くことにした。これまたSNSを通じてアドバイスをもらったんだけど、
とんこつラーメン屋さん。レンタカーでそのままシュッと行けたし、濃厚ですこしドロッとしたスープが麺に絡んでハッピーな味わいだった。

風来軒

そんなこんなで、最後はホテル前の夜景とか観て静かな夜を過ごした5日目でした。
恒例の絵手紙はグリーン車があまりにも快適過ぎたので思わず書いちゃいました(笑)

ホテル前の夜景。


絵手紙⑤

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