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自衛隊の人手不足について③大卒者採用を増やす施策

①では大学生の広報活動の問題点について、②は高卒者の不足によって自衛官の数を満たせなくなること、大卒者採用を主体にすべきということを書きました。③ではその大卒者を増やす施策を書きます。 大卒採用区分を創設 公安系公務員の大卒程度採用試験としてI類試験が存在します。こちらはⅡ類やⅢ類試験と比べて昇任には差がないものの、5万円ほど給与が高く設定されているが、大卒程度試験に合格しなければなりません。この試験に合格する為に大体大学3年生の春ごろから勉強や講義を受けることが多いです。

    • 自衛隊の人材不足について②高卒者の5人に1人は自衛官となる必要がある可能性

      はじめに自衛隊の人手不足問題いくつかあると思われますが大学生の入隊割合が著しく少ないのが原因の一つではないかと考えます。理由としては若者人口は減っている中、高等教育進学率は上昇したのに対して高卒就職者の割合は減少し続けています。 その一方で自衛隊の新入隊員の大卒・短大卒の割合は一定であり変化せずに他の公安系公務員に比べて著しく大卒者の割合が少ないまま推移していています。これはただ単純に高卒就職者の人数が低下して入隊数が減少するのみならず、高卒就職率の割合自体が低下するというこ

      • 自衛隊の人手不足についての考察①

        ・はじめに 今回からこのような話を書こうと書こうと思いった理由として自衛隊の人手不足のニュースでは、少子化、給料面や勤務環境によるものが志願者減少の理由として語られることが多く、志願者減少に歯止めをかけるべく、福利厚生や給与・手当の増加など待遇改善が叫ばれております。私も福利厚生や給与・手当の増加などが必要と考えております。しかし私自身が体験した経験といくつかの統計資料を見ると、果たして待遇改善のみでは人手不足に歯止めにならないのではないか、大卒者の割合が上昇してきているの

      自衛隊の人手不足について③大卒者採用を増やす施策