【台湾ドラマ】幸せのエチュード
久々に台湾ドラマを視聴。
しかも台湾語。手を付けやすい全10話と短めです。
原題は「若是一個人」
これを「幸せのエチュード」にしたのね・・・原題の方がしっくりきます。
1話の冒頭、ひとりでレストラン現れた林心如(ルビー・リン)がひとり鍋を楽しんでいる風景。ドラマ「年下のオトコ」を彷彿させる一コマ。
アラサー女子のあるあるを描くドラマのようですが、合間合間にQ&Aが入り登場人物の答えがその人を表していて面白いです。
例えば、「ひとり鍋できる?」「クリスマスをひとりで過ごせる?」など。中でも「年越しをひとりで過ごせる?」は中華圏らしく描かれていたような気がします。
ちなみに私はどれもYes!! ひとり鍋は台湾で何度かやりました。ひとり鍋専門店だったので、当たり前になっているのかも。
主人公の佳瑩は同棲していた彼と別れて1年。
そんな彼女を心配して同僚がイケメン・志明を紹介。しかしこの志明、子供の頃の家庭環境が影響して人に心を開かない。
どうせひとりになる・・・って彼が思うのも何となくわかるのよね。
でも救いは志明を引き取り、育てた叔父さん家族に愛があること。
叔父さんたちが彼を大切に思っているのが伝わり、心がほんわかしたし、
彼と彼を捨てた母親との関係も、後半に誤解が解けて救われました。
前半は佳瑩の元カレにイラつきながら見てたけど、クリスマスにとうとう佳瑩がキレました。よく言った!いやぁ~実は同じような経験ありです💦
なんでしょう、あの図々しい元カレ。同棲していた部屋に荷物は置きっぱなし、結婚式に元カノを呼ぶ、クリスマスに連絡なしに元カノの家に行く。
お互い吹っ切れていたら、何してもいいと思ってるのか???いやぁ~あの無神経さにイラッ!
その元カレ役、SpeXialの子閎が演じています。さわやか男子役が似合う彼が、こんな嫌な男子の役なんて・・・ と思ってみてたら、後半は少しまともに。
そしてもうひとり無神経な男、博文(元カレの友人)。
佳瑩の事をずっと想っているんだけど、彼女にはその気なし。なのに元カレに「彼女と付き合いたいと思ってる」と先走った宣言。
いやいや・・・佳瑩は付きあう気ないって言ったじゃん。
ひとり鍋、手術、ひとり旅などをこなし、ひとりに慣れていく佳瑩が最後に実行したのは京都への移住。(おそらくワーホリ)
志明も佳瑩と友人になり、母親のこととかで考えが少しずつ変わり、誰かと歩む事を考えるようになったのはステキなこと。
台湾ドラマにありがちな、話数稼ぐためだけに見せられるサイドストーリーもなく、10話の中に無駄なシーンが全く無いドラマでした。(最近はこういうのも多いのかもしれないけど)
おすすめ度 ★★★★