台東区 鶴の湯
2022.1.4.
朝ドラを観て、るいとジョーのほのぼの時間に心を温め、今更大掃除。
キッチンのフード、バルコニーの網戸と窓をしっかりお掃除して、玄関も本や紙袋などをごっそり整理。玄関は家人もさすがに気付くだろうけれど、フードや窓はどうだろう・・。
そして赤羽橋〜浅草までランニングでゴーウ!
先ずは東京タワーから。やっぱり見上げるのはここからがいいなあ。
間もなく新橋周辺に。
早くも仕事始めをしている仕事人たちのランチ風景を眺めながら、ひたすら走る。私自身も明日が来ませんように・・と願いながら。
帝国ホテル、どーーーん!
仕事でよく来たけれど、建物もやっぱり風格があるなあ。
そのお向かい、日比谷公園には和風庭園も。
今度ゆっくり家人と来よう。
そして銀座へ。
この街はお買い物客が多いんだろうなあ。初売り、最近は熱量が下がってしまったのだけれど、見に行きたい気持ちもないわけではないのだけれど。初日の伊勢丹は流石に‥と既に心はおばさんを越えている。
大手町に着いたころ、アスファルトのタイルで滑って転んで、走馬灯体験。わああああと滑りながら宙を舞い、立ち止まれると思いきや、心と身体が一致していない時間・・。
華やかに転び、手足を打撲・・。うええん、タイツが破れてもうた・・。
いっつも転ぶときは右側に重心が傾くのだよなあ。
そこまで痛くなかったので、何事もなかったように起き上がり、再びラン。
転んだけれども、ただでは起きない。
小川町まで前進し、右折します。ついでにキャラクターにご挨拶。
岩本町当たりの行列のお蕎麦屋さん。
お蕎麦はそこまで興味ないから、今日は並ばないよ。
この奥には、東京都公衆浴場業生活衛生同業組合が。
実は、銭湯お遍路のスタンプ帳、別の方のが手元に戻ってきてびっくりしているのだけれど、その話はまた別の機会に・・。
前進し続け、浅草に到着!ゴールはもう間もなく!
いわゆる浅草のモニュメントを見つつ、さらに前進。
きっかり15㎞のランニングで、到着でーす!ふう、もう、破れかぶれだ。
お正月も元旦のみ休業。本当に頭が下がります。
例によって回数券でお支払いしつつ、スタンプをいただきつつ、事情聴取。現在70代後半と思しき女将さんで三代目、いや、50歳くらいの女将さんで四代目かもしれない。三代目らしき方がご自身を三代目とおっしゃってはいたのだけれど、WEB1010の紹介記事によると、現在もご両親と弟さんと一緒にということなので、仰る通り三代目なのかな?姉妹店は私の住まいにも近い西調布「鶴の湯」を三代目女将さんの娘さんが経営しており、そちらは初代とのことだった。
記事によると、「鶴の湯」の創業は1928年で90年を超える歴史ある銭湯なのだそうだ。戦災で焼失後に再建し、1960年に現在の建物に建て替えられ、2011年に中普請しているのだそう。
外観は、家紋入りの二段構えの千鳥破風造り、店内も折上格天井など昔の風情も残り、堂々とした佇まいだ。
こちらの売りは、ラドン風呂・遠赤外線ラドンサウナなのだそうで、下記の写真の装置により、天然のラドン温泉を模した効果を人工的に作ることができるのだそう。皮膚と吸気から体内に入ったラドンにより、新陳代謝活性などの効果が得られるのだとか。
ここでサウナの温度調節もしているのかな??
脱衣所には籠もあり、お客さんでわいわいしている。
浴場はペンキ絵はないものの、タイルもきれいだ。手前にカランが17席、左手から立ちシャワー二基、体感18度くらいの水風呂、露天風薬湯、エステジェット、深めジェットバス、電気風呂、シルク風呂、ラドン湯、手前右手にサウナのレイアウト。
薬湯は温浴素じっこうで濃度がとても高めでいい香り。
電気は右奥の直角を挟む形で二面に電極板がせっちされているが、25cmくらいに近づいてもびくともしないが、退散。
ランニングの疲れをボタン式で2分ほど稼働させたジェットでじっくりと解す。ジェットバス付近の掲示には、お湯を常に「天然ミネラル温水装置」で循環させ、活性化された温水が皮膚から天然ミネラル群を浸透させるとある。代謝促進、体内老廃物排出、循環機能促進などの効果が期待できるようだ。
そしてサウナに。定員は詰めて8人だろうか、先客にお二人。「ここが無料ってすごいですね」というと、「今日はうるさいのがいないから快適よ」とのこと。どうやら、遠方よりの新参者を「コロナを運んでくる」といたぶるヌシがいる模様。普段は15時くらいにいる模様。個人的にはお会いしたいが、最高の室温で、じっくり5セット。
途中、この人か?と思しきカサイさんスタイルの方(おしゃべりの内容から80歳推定)はハズレ。でも、入室時に元気よく「今日もよろしくお願いいたします!」と常連さんにご挨拶されて、ちょっとビビる。他にもカッピングし、大音量で周りを神経質に牽制している人もいたが、ハズレ。先の常連さん曰く「今日は来ないみたい」とのこと。
他にも、マイ椅子を持ち込み一段目に座る方など、やや無法地帯だけれど、嫌いじゃない。
滞在した14時半から16時くらいは8割ほどカランが埋まるタイミングだったが、これでもまだ空いているとのこと。混雑時は二人で一つカラン使用のこともあるとか。ここまで人気の銭湯も珍しい。
シルクもいいし、スチームっ気たっぷりのラドンもいい。ラドンに至っては、常連さんお二人から「絶対入った方がいい、いろいろ治るから!」とリコメンドもされた。ラドンでご一緒になった方に「ここは何もかもいいですね、きれいだし」とお伝えすると、「お掃除だけは中途半端よ、でもほぼ毎日来てるけどね」とのこと。帰り際には、「またきてね、人気だから混んでいるけれど」「ありがとうございます!また来ます!」とご挨拶。
うん、文句なしに今年イチ!
お遍路番号 台東 22
住所 〒111-0032
台東区浅草5−48−4
電話番号 03-3872-7753
ホームページ
アクセス つくばエクスプレス「浅草」駅 徒歩12分
東京メトロ銀座線「浅草」駅よりバス「東浅草1丁目」下車 徒歩2分
休日 木曜 ※祝日は前日休
営業時間 14:00−23:00