京都市上京区 桜湯
2022.1.1.
京都五日目。
はじめての京都での年越し。
予定では大晦日に帰るつもりだったのだけれど、もう一泊してみよう、ということになり、延泊したのでした。
大晦日は年越し前に爆睡してしまい、新年はあっという間に来ていたみたい。元旦の9時頃までしっかり寝て、横で寝る家人はそのままに、朝ランにゴーウ!
今日は朝風呂に入ろうという計画。
白山湯・・。休業でした・・。
井筒湯も同じく休業・・。
狙っていた二軒がお休みで、ホテルに戻り、気を取り直して初詣に。
四条の宿から八坂さんに向かい、てくてく。
おや、ねこさん!
元旦の鴨川。
市内では毎日渡った川。川とともにある街ともいえるよなあ。
祇園裏をぶらぶらしていると、「ぎょうざ湯」が!
ここは貸し切りで、予約制のサウナ施設だ。混浴はNGなので、いずれ可能になるのなら、家人と入ってみたいなあ。
祇園の町並み。
静かでしんしんと寒い冬の景色。
八坂神社に到着・・の前に。
「いづ重」で鯖寿司のお買い物。
近々工事が始まるそうで、1/15からは路地裏の仮店舗にお店を移し、秋にこちらに戻ることになりそう、とのこと。
ということで、思い切って極上鯖寿司とお稲荷さんを購入!
初詣の混雑に備え、お手洗いをお借りして・・。
ここは、トイレの手前の小道のお花の活け方がいつもすてき。花器は古唐津とかなのかなあ、千両がまさに新年らしい。
ようやく八坂神社へ。
ちゃんとお参り。結構遠くから小銭を投げる参拝客たちもいて、見ているだけで面白い。そして、境内をぶらぶらして湯葉巻きなど食べ歩きを。
平安神宮にも行こうということで、知恩院をぶらりと歩く。
なんて立派な建物なのでしょう。
銭湯をまわるようになって、宮造建築に興味を持ったのだけれど、これは庶民のための施設でもあるのでしょうが、本格的宮造でかっこいい。
なんだか不思議な大木をじろじろ。
伸び放題なんだねえ。
遠めから、平安神宮。
下からもしっかりチェック。
曇り空なのだけど、映える朱がかっこいい。
こちらでもしっかりお参り。
じゃあ、ホテルで16時に・・と家人と別れ、朝湯のリベンジ!
早速向かった平安湯も休業・・。こちら、サウナがアツいということだったので、次回リベンジしなきゃ!
次に行った銀座湯も休業・・。
煙突だけでもとチェック。うん、ここもリベンジしたい。
朝から数えること、五軒目でようやくこちらに。
番台でお話を伺うと、現在三代目で、初代も北陸ご出身ではなく、地元京都のお風呂屋さんで100年以上の歴史なのだとか。番台の女将さんのそばには、お孫さんかな、高校生ぐらいのお嬢さんが番台を預かるおばあちゃんとおしゃべりしていて、元旦なのにすみません・・。
ちなみに例年は休業していたそうで、試しに今年開けてみたそうだが「あまり人も入らないわねえ」とのこと。来年はないかもしれないね。
それから、北陸ご出身かなと思ったのは、鯉が浴場にいるからなのだが、鯉のコーナー設置は流行りが一因のようだ。
脱衣所には整然と並べられた脱衣籠が上の棚やガラスドアのロッカーに入っている。使用後はロッカーに戻しても棚に置いてもいいのだそう。この籠は京都の伝統工芸品「柳行季(やなぎごうり)」で物によってはひとつ8万円もするそうだ。桶と椅子も浴場手前にあるので、手に取って奥へ入ろう。
浴場は、右側にカランが一列に並び、奥からスチームサウナ、バイブラありの日替わり薬湯、ジェットバス二席、鯉の鑑賞できる掛け流し湯ありの深いお湯、浅いお湯、水風呂のレイアウト。
お湯がめちゃくちゃ熱く、途中女将さんがうめていた。湯船上の水槽には、立派な鯉たちが四匹ほど。池で見るのと湯船から見るのと、だいぶ雰囲気が変わるのが不思議。
日替わり薬湯はジャスミンで黄緑色がとてもきれい。このバイブラがぼっこぼっこと滅法強くてびっくりする。
サウナはボナスチームのため、簀から少しでも身体や脚がはみ出るとめちゃくちゃ熱く、外に立てかけられているマットを使用してみてほしい。そうして端っこに体育座り、横向きに背中を壁にもたれかけさせると、ほら不思議。マジシャンが使いそうな室内の曲調がしっくりくる。
しかし、空いていて本当によかった。
今日だけでなく、2日目も営業されるなんて、本当に頭が下がります。
しっかり温まり、ホテルで家人と合流。
四条から京都駅に向かい、新幹線で帰りましょう。
自由席にしたのだけれど、そこまで混んでいなくてよかった。
もちろん帰りは、豚まんです。レモンサワーと豚まん二個と。
旅の疲れとお酒の酔いで、名古屋過ぎから品川まで爆睡。
四泊五日、本当に楽しい旅でした。
自由に旅行できる日々が続いていきますように。
住所 京都府京都市上京区中町通丸太町下ル俵屋町454
電話番号 075-231-0491
営業時間 16:30~24:00
定休日 水曜日
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