目黒区 月光泉
2021.5.16.
朝からの雨模様。降ったり止んだりと、連休中の真夏日はどこに行ったのさ!という気分。
高校時代に交換留学でデンマークに留学していたのだけれど、彼の地滞在時には、日本の四季はいいなあ、と女子高生の分際で思ったものですよ。
現地は、冬・夏・冬・冬、といった極端な季節配置。
短い夏は、大胆なまでに陽気を欲し、野外フェスやバケーションなどでしっかり夏を受け止める。あの野外フェス、Roskilde Festivalっていうんですけど、Thursday, June 25-Sunday, June 28, 1998の出来事。
Kraftwerk、Bob Dylan、Garbage、Pizzicato Five、Sonic Youth、The Jon Spencer Blues Explosion、BOOM BOOM SATELLITES、Beastie Boys、Pulp、Eagle‐Eye Cherry、Iggy Popあたりを聴いたのではなかったかなあ。
日本のアーティストの二組には感激したのをおぼえてる。お天気も晴れたり曇ったり、テント泊だった記憶なんだけれど、そこかしこで飲み漁り、吐き漁り、性も大解放って感じで、目のやり場に困った記憶がある。
Kraftwerkは来日したライブも行ったけれど、いいよねえ。ピチカートのお二人とは、お話もさせて頂いたり。欧州の小さな国で、観客の心を躍らせる彼らを観ながら、高校生ながらとても感激した記憶。音楽は、情熱は、国境を超えたのだよ。当時も柔道やアニメもそうだったよね、最新ではどうなっているのだろう。
さて、ランニングです。
今日は環七を南下します。
笹塚くんだりから、目黒を目指す。大田区を目指してもよかったのだけれど、雨降ってっから!
ん?と思った建物は、居酒屋さんのようでした。
かなり端折るけれど、ほぼ到着。
おそらく屋号は、町会名から取ったのかな。
畑の向こうに、煙突が見えるでしょう、いいよねえ、この景色。
目黒でも畑があるってことに驚いた。
そういえば、わが母校、都立国際高校の近くにもあったもんなあ、駒場東大前にも畑はあったのですよ。確か、水田もあったよね。お米作っていたから。
煙突に近づく。
ほっそいのね。特殊なフォルムに感じます。
いいね、このロゴ。入り口脇の看板です。
残念ながら、サウナは休止中ですが。
例によってフロントで回数券でお支払いしつつ、もじゃひげのお兄さんに事情聴取。
こちらは現在の家では二代目なのだそうだが、元々の創業者から数えると三家族目なのだとか。その謎は、次の銭湯で明らかとなるとだけ言っておきます。先代、つまりご両親は、新潟県、石川県のそれぞれご出身なのだとか。お二人は、尾山台、川崎、蒲田の銭湯で修業を重ね、こちらにいらっしゃったそう。なぜかといえば、こちらの前家族がこちらを畳もうとしたタイミングだったようで、その際に借りて経営を始めたのだとか。そう、借りている、という事なのです。どちらから借りているかというと、近隣の「入間湯」さんで謎は解けるのです。
待て、次号!ってやつだね。
浴場に入ると、天井は四色のパステルのボーダーで、正面はタイル絵が所狭しと描かれている。秋口に大きな滝の上空を浮遊する気球群。カッパドキアでの経験を思い出す。
手前にカランと立ちシャワー二席、左から1人用の水風呂、竹酢湯と書かれた浴槽はバイブラ湯、ジェットバス二席、端っこには打たせ湯は機能せず佇むジェットバス、ミストサウナというレイアウト。サウナは無料なのだそうだ。
ジェットバスで温まり、水風呂は26度くらいだろうか、キンキンではないけれど冷やされて、そこそこ温冷交互浴を楽しめる。
ボーっとしながら待合スペースで寛ぐ。そう、このペンキ絵のイメージ!これはモンサンミッシェルの様にも見えるけれど、どこなんだろう。引っ張り棒もあるし、このスペースの使い方にたじろぐ。
たじろぎつつの血圧。ちょっと上がりましたかね。平均値かな。
落ち着きはらって、ハシゴに向かいます!
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