価値を変換して時間の壁を越える
こんにちは。
みのりです。
今日は2021/3の過去記事を少しリニュアルして載せておきます。
なので全文公開です。
【価値を変換して時間の壁を乗り越える】
何が未来で価値をあげるのか
今日の話はサービス提供者として結構大事な気がしています。
僕ももちろんまだまだなんですが、気にせずつらつらと書いていきます。
僕がしている仕事を振り分けてみると、
・マジシャンというパフォーマー
・企業として作るサービス
・SNSでの発信内容
いずれにも共通して影響を及ぼすのが時間です。
僕らは、お金の投資はなんとなくわかるけども、
自分が作ったサービス(価値)をその目線で見ていることはあまりないと思います。
昔の硬貨に高値の価格がついたりするように、
自分の提供したサービスが未来で価値が上がったりするのか考えてみようと思います。
僕は以前、
「将来で価値なんてあげれるから表現者は今をちゃんと記録とっておけ!」
みたいなことを言っていて、この記事なんかはまさに記録なわけです。
僕が時事ネタを取り扱わないのは、
時事ネタは出た瞬間が一番の価値になってしまうので、
残しておくことで価値が下がっていくからです。
多分トレンドをガッツリ書いたのは、NiziUとclubhouseのことくらいだと思いますが、
これらも話の主体は令和のエンタメと、音声メディアの未来としています。
『Nizi プロジェクトのこのシーンの解説!』とか
『clubhouseの基本的な使い方!』
みたいなのは時間と共に需要のなくなる話題です。
それはどこかのブロガーがやってくれるだろうし、
僕みたいにクローズドで記事を書いているものに対しては相性が悪いです。
という感じで、僕が記事を書くときには不変的なものが半分くらい、
トレンド的なものを話す時も少なくとも数年は価値が残りそうな題材にしています。
他の例でも考えてみると、
去年、僕の妹が画家のモネのケーキを作ってバズりまして、
その後も創作活動をしていって、なんだかんだで作った小物入れが売れるところまで来ていました。
これでいうと、
モネのケーキは作った瞬間の価値が1番高いです。
あとは時間と共に腐敗していってしまうので食べることでこの世から消し去ります。
ただ、それを写真に撮ることで、データとしての価値は残って、
それを発信することで得たファンは育てることができていました。
ファンは時間によって価値が下がるものではありません。
こんな感じで、
自分がしていることの何が時間で消えて、
何が残るのか考えておくビジネス的な選択がしやすいです。
これが価値を転換するってことだと考えています。
前澤社長は1億を影響力の拡大と世の中の不満の吸い上げに転換してたりします。
1億で家を作っても、
一般的には家は出来上がった瞬間が1番価値が高くてその後減りますが、
影響力の拡大で1億円以上を生み出すし、
不満の吸い上げから新規事業のアイデアにできたりします。
ということで将来を豊かにしたいと思うのであればあれば、
時間で価値が落ちないもしくは上がりやすいものを作るか、
未来で価値をあげれるように、価値を転換して行った方がいいです。
成果物をスキルをわける
これまでのお話でSNSでの情報発信については、わかりやすく伝わると思います。
ざっくりいうと明らかに今だけのコンテンツにガチっても意味ないよってことです。
『マルモのおきて徹底解説』みたいな発信をしても今は全く需要がない感じです。それだったら、『福くんの成長記録』とかの方が、ドラマやってる時のバズ力はないかもしれないけど、福くんが芸能界で頑張る限り長く需要はあるかもしれませんし、
将来めちゃくちゃイケメンに育てば成長記録には価値が出るかもしれません。
会社のサービス提供と、
SNSの情報発信についての時間軸の考え方はこれでいいのですが、
パフォーマーとしてとなると転換が必須になってくる印象です。
有名な画家が売れる前に書いた絵とかはあとで価値が上がっている例ですが、
マジックなどの無形のものだと、成果物が時間によって価値が上がることがありません。
マジックショー見て感動してくれたお客さんが、明日の方が感動が強くて、
一年後の方がもっと感動している。
なんてことはなくて、届けている瞬間の価値が1番高いものです。
(思い出みたいな綺麗な言葉にすると尊くなるのかもしれませんが)
例えば、
野球選手が実力がついたからと言って、「君の活躍はすごかったよ」「今年の年俸は一億円になったから、一年目、君が年俸500万だった時のも今勝ち上がってるから、その分上乗せで給与支払うよ」
なんてことはありません。
つまり、リアルな物として残る画家と違って、
時間が経ったことで価値が上がるみたいなことが起こらなくなります。
それを補うための記録だと思っていますが、
それとは別で時間によって価値が上がる物の最たる例が『スキル』だと思っています。
マジックショー単体に対する価値は減ってしまうけども、
そこで転換できたスキルは将来の価値になりえます。
そう考えると、
マジックショーの価値を未来であげるためには、マジックショーが自分に何をもたらしたのか転換しておくことがスタートだと思います。
マジックショーによって得られた、
・経験
・スキル
・お客さん
・写真や映像
・コネクション
ここを把握しておくと、
お金以外の軸で行動ができるようになったりして、
結果的にお金に潰されなかったりします。多分。
ということで、自分が取り組んでいることをお金以外の価値に転換して、
時代の変化を乗りこなしていこうぜって話でした!
それではまた明日!
追記
一年前に書いた記事を現在の僕が振り返ります。
まず時間によって価値を変換するという部分に関しては、文章時代は比較的価値の賞味期限が長いと考えて2年前から描き始めているので、
そのあたりは、ある程度間違った動きはしていなかったかなと思います。
2年前、収入がガチで0になった時に、
それでも明日を生きるためのバイトはせずに未来を作る文章を書いていました。
もし当時アフィリエイトを始めていたら、もしかしたら今は月数百万円入ってきていたかもしれませんが、僕は人の感情を動かしたいので、
こんな感じの文書を書くことにしました。
まだ全然購読者もいないので、全然労働コスパは良くないのですが、
地道に色々試していきます。
価値の変換を繰り返してきて、
スモールビジネス化してきた印象です。
ただ、皆様の目には見えにくいような会社での変化が一番大きくて、
これからめちゃくちゃ加速しそうな感じになっています。
会社としても、あまり軸をブラすことなく続けてきたことが
この4月からコロナの長いトンネルを抜けた感が出てきて、非常に嬉しく思っています。
もちろんまだまだなので、このままみんなに伝わるくらい展開をしていきたいと思います。
ある意味で、会社の事業も常に価値を交換して時間を超えるということの繰り返しなんだなと思っています。
それではまた!
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