温泉を掘るワキガ女です。
こんにちは。はじめまして。
オンティーヌです。Twitterから参りました。
タイトルを見て、「腋の臭い人かな?」と思いました?
そうです。腋の臭い女です。厳密に言うと腋だけじゃないけれど圧倒的にストロングなのは腋。
どれくらい腋が臭いかと言うと、
デオドラントを何にもつけてないと残り香で「さっきまでティヌここにいた?」と私の通った道がわかるし、中学の教室では「くせー!!誰の腋だよ!!」と男子に大声で言われるレベルの臭さ。
もちろんおろしたての白いシャツは1日で黄色く染め上げるし、冬のセーラー服は腋を白く粉(塩)を吹かせていた。
多感な青春時代はそれなりにこの体質に苦労もしたけど、ワキガでいじめられたり、友達ができないとか対人関係で苦労したことはありがたいことにないんだ。
それは私が自分から「ワキガで困ってます。迷惑かけてごめん。」と公言してきたからだと思う。
悩みを悩みのままにそっと仕舞い込んで隠してしまうのは簡単だけど、一度隠してしまうと、隠すことに必死になるあまりいろんなことが楽しめなくなる。誰かのひそひそ話が自分のワキガに向けられたものかもしれないとか思い初めて疑心暗鬼になったりする。
だから言っちゃう。人はわからないもの、正体が見えないものを怖がり嫌う。「あいつ、ワキガなんじゃないの⁈」と思われているより「あいつはワキガなんだ。本人も困ってる」と納得された方がお互い付き合いやすい。これで嫌味の一つでも言ってくる人がいればそれは明らかにその人の性格の問題だし、大抵他の人に非難されるから放っておけば良い。
でもこれは開き直るわけじゃない。臭いって本当に迷惑だから最大限に気を使った上でのお知らせ。「匂う時がありますよ、ごめんなさいね。」ていうお知らせ。
わたしはこの「先にこちらのことを話して知ってもらう。」ことを温泉を掘ると心の中で呼んでいる。
温泉を掘っておくと、自分を許容してくれる人や環境がわかりやすくなる。そうしてできた温泉の効能は「心の傷によく効く。甘やかし成分過多、リラックス効果。」
人は人生の中で辛く過酷な環境に身を置かざるを得ない時が少なからずある。
全てに耐えることない、自分で居心地のいい場所をつくっちゃえばいいのよ。
今日も私は温泉を掘る。
こんにちは。多汗でワキガの女です。