割とたくさん人に会ってわかったこと
たくさんは言い過ぎたかも!
一年の振り返りみたいなことばっかりになりますが、今年は例年より少しだけ多く色んな人と会って話した年でした。基本的に出不精で特別な用事が無い限りほとんど外へ出かけない自分にしては結構な変化でした。
SNSやメッセンジャーアプリ等を通して、文字通り誰とでも繋がれる時代になって素晴らしいんだけど、やっぱりコミュニケーションとしては顔と顔を合わせて話をする方が相手の事がより分かるので楽しいなと思いました。
で、今こうしてnoteに書いてる時もそうなんですが、人と会って話すとTPOと話す相手に応じたキャラクターがそれぞれ自然と決まると思うんですけど、これが結構重要だなと。人間って関係性と立場で生きていく生き物であるので、色んな人と会ううちに自分がどの辺りの人間なのか(位の話でなく)って言うのが見えてくることが分かりました。「この先輩と話すときはこれくらいの距離感なら拒絶されないかな」とか「この後輩と話すときはこれくらいの圧をかましても笑って受け入れてくれるだろう」みたいな。
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話がそれますが、特に中高生とか多感な時期だと、その「百面相」に自分を見失ってしまって、どんどん内面の深みにはまって行っちゃう人もいるかもしれませんが、人間の心なんてタマネギみたいなもので、皮剥いていった最後に残る物は何もないのでその「皮」であるところの仮面すべてを自分だと認めるのが大事だったりします。(って昔何かの哲学書で読みました)
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『自由だけがあると不安が募るけど、不自由があると自由が一つ減る代わりにどこか安心する』みたいなエヴァの最終回でシンジ君が宙に浮きながら自問してた心象シーンがありましたが、なんかちょっと似てるなと思います。
人付き合いってもちろん面倒が多いこともあると思うんですが、全く無いとそれはそれで自分の立場が分からなくなって社会的な寄る辺が無くなっちゃう。おかしな人間関係は心を病ませるけど、じゃあ全部絶ってしまっても心が迷ってしまう。僕含めたものづくりの人はこの辺の自由と不自由のトレードオフを自分で調整していかないとヤバイことになるんじゃなかろうか。
創作自体が束縛から生まれることもあるので、ある程度自分に枷をつけてエネルギーを貯める機会だというのを認識して臨むのも大事だなと思う一年でした。格ゲーでも相手の攻撃食らったほうが超必殺ゲージ溜まるの早いし。(もしかしたらメタルギアよろしく、超必殺技の着想はストレスなのかもしれない)
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音楽でつながった人達や、前々からの関係、インターネットを介してネット上でコミュニケーション取った人達や、なんとそこから実際に会って交流が生まれた人たち。それらすべてが2020年の持って行く自分を構成する一部です。まさに有難い。下半期は特に、同世代ちょっとだけ上の先輩とご一緒する機会も多くて(ここ数年ほとんどなかった)、目線は近いんだけどやってること考えてることは経験の分自分より上で、とても学びになることも多かったです。枷を付けるといってもやりすぎるとダメになるのが目に見えてるので、来年も一緒にいておもろい人達と自分を形成していこうと思います。来年もどうぞよろしく!
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