研究員ZOOMゼミ 「別府のGENSENを探るー別府市の源泉の推移ー」
講師:シニア・マイスター 明石淳一
2001年~2021年の源泉数を大分県環境白書から
温度別・エリア別・自噴/動力など様々な視点から分析します。
※2011/2006年・2019/2018の間に大きな変化が見られるのは担当部署が台帳の見直しを行ったことによるものと推察されます。
2018~2020年度は別府市の源泉調査の結果が反映されています。
※入湯税について 東洋大学大学院国際観光学 高橋 祐次 の論文
「温泉地の入湯税に関する一考察」があったので紹介します。
明治期から戦前までの「雑種税」として「湯屋」に掛けられた地方税が、改正地方税法により「入湯税」になり、使途も環境衛生設備から温泉地の防火対策や観光振興に広がってきました。
※これからは自然環境保護の視点から泉源の保護や啓発活動に
<表1−12 別府市(平成28年度)入湯税使途費用構成比
区 分 構成比
環境衛生施設の整備 1.0%
鉱泉源の保護管理施設の整備 32.8%
消防施設等の整備 11.8%
観光振興(観光施設の整備を含)54.4%
合 計 100.0%(出典)別府市の報告書より筆者が集計