読後評:STATUS AND CULTURE―文化をかたちづくる〈ステイタス〉の力学 21世紀に入り、ガラリと変わった革命的な現在 を〈ステイタス〉で切ってみると、意外にわかりやすいかも?!?
〈ステイタス〉という曖昧だが確実に存在する「世界の隠された〈力学〉」を解き明かそうという野心的な 一冊。
ビートルズの〈マッシュルームカット〉が全世界に引き起こした激震から幕をあけ、アイデンティティ、階級、サブカルチャー、アート、ファッション、流行、スタイル、リバイバルにまで広く概念や現象を解き明かそうとする。
読み進んでいくうちに、いたく気に入ってしまった表が!
写真は353ページにある表(By James Lavor 1937)
当ブログが時々やらかす「天邪鬼」(あまのじゃく)な行動で申し訳ない…
これがいたく気に入ってしまったので、ブログ上でも保存しつつ表に(笑)
(通常は当該本の表紙が写真、ではある…)
そしてその直後、最も強力な〈ステイタス〉チェンジを迫る クライマックスへ!
そのガラリと様相が変わるチェンジな「章」とは、インターネット!!!
(ていうか、スマホ?、インスタ?)
コンテンツの爆発的増加 が過去を塗り替えようとしている?!?
つまり、写真の「表」ですら、過去のものとして葬り去られるかもなレベル(汗)
その IV章 の章だてをご紹介しておこう。
IV インターネットは〈ステイタス〉の構造と価値に何をもたらしたか
・インターネット、バズり、そしてステイタス価値の下落
・新興成り金の台頭とその反動
・オムニヴァス(センス否定:カッコ当ブログ)のセンス
・レトロマニア vs ネオマニア
非常にわかりにくいと思う…
後は実際にお読みいただく方が良いかと!
結論:21世紀に入り、ガラリと変わった革命的な現在 を、〈ステイタス〉で切ってみると、意外にわかりやすいかも?!?