【勝手におススメnote6】はれるや( ´ ▽ ` )ノ。さん 創作大賞感想
水曜日は勝手にオススメおじさんです。
こちらは、高草木陽介さんの#幸せ増幅器にインスパイアされてはじめた企画です。はや6回目(+番外編)。
私は、
で紹介するとともに
して
をやってます。
ところが!オススメ機能が無くなる?という記事がありました。
もう使えないのか、この企画の存在意義自体が・・・と思っていたのですが、今日の時点ではおススメできたので、いつ終わるのかわかりませんがとりあえず続けていこうかと思います。
今回は、はれるや( ´ ▽ ` )ノ。さんです!
創作大賞のファンタジー部門に小説を出されています。
気がついたら、今日が創作大賞感想を書ける最後の日でした。ということで、小説部門で、個人的に素直に「これいい!」と思いましたので、おススメさせていただきました。
舞台は、イスラエル、聖書が元ネタになっているようです。私は、聖書のことは全然知らなかったのですが、普通に楽しめました!
舞台がイスラエルっていう時点ですごいです。
まず、文体が自分の好みでした。段落分けとか行間空けとかそんなにやっていないんですよ。でも、とても読みやすいと思いました。淡々としているように見えて、時折ユーモアが入ったり、効果的に感情表現が入ったりする。読み手には状況が過不足なく伝わるのですが、登場人物の感情については、読み手に想像させる部分を絶妙に残しているように思いました。
これって実はすごいことなのではないかと思っています。普通どっちかに行き過ぎるんですよね。つまり、「一回読んでもなんだかわからなくて読み手の想像力に大半を委ねるパターン」と「説明しすぎるくらい説明しすぎてしまうパターン」。どちらもそれぞれそういう特徴の小説ということもあるので、一概に悪いとは言えません。ただ、言えることは読み手にある種の負荷をかけるという面があると思います。
その点で、この小説は、そのバランスが絶妙なので、気持ちよく最後まで読んでいけるのではないかと思います。これは、はれるや( ´ ▽ ` )ノ。さんの筆力なのではないでしょうか。
*
「預言者」という設定は、私のような特に信仰心のない人間には、思いつきもしない設定でしたが、とても興味深いと思いました。
タイトルの「預言者は知っていた」。
最初は、ちょっと神々しいというか荘厳な事前イメージがありましたが、読み進めていくうちにどちらかというと小説の中にある人間っぽさみたいなものに面白みを感じました。
「預言者」といっても、「主の声が聞こえる」以外は、人間的。もっといえば、主も神というか人間的。
逆に言うと、本小説は人間の中にある神的なものに触れられるという体験といってもいいのかもしれません。
そんなわけで、今回は、はれるや( ´ ▽ ` )ノ。さんの筆力と「神×人間」の体験に触れられる本小説をおススメさせていただきます!
ということで、ほかにも小説書かれているのかなとみてみたら、なんと小説を書くのははじめてだったそうです。ビックリ!
きちんと創作大賞に照準をあわせて、小説書きます!と宣言して、宣言通りに公開されています。すばらしい仕事ぶりだと思います(別に仕事ではないと思いますが、残した業績という意味で)。
そして、「預言者」シリーズ第2弾以降もあるみたいです。楽しみです。
ただ、5月に白内障の手術を受けられたそうなので、無理しすぎずとも思います(そのあと、小説書いたのか!これもビックリ)
手術を受けられたレポートですが、前向きです。ご自愛くださいませ。
そんなわけで、神の言葉とはれるや( ´ ▽ ` )ノ。さんの言葉に正しく導かれ、「今日一日を最高の一日に」
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