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【勝手にオススメおじさん番外編】山門文治さんに5,500円の本を買わせてしまった、そのくらいオススメの記事を紹介



水曜日は、勝手にオススメおじさん。


なんですが、今回は、悩んでしまった。


いやーこの方のこの記事をオススメするのは、非常に迷ってしまった。
朝から投稿するのを迷ってしまいました。

山門文治さん




今さら紹介するまでもない方ですし、こんな有名な方の記事オススメして、なにさまこいつって思われるのもなあって思ったり。。


しかし、今回ご紹介する数日前に読んだこの記事は是非感想書きたくなってしまいました。

山門さんは創作大賞に応募するために4作品出されていますが、4作品の中では一番好きです。私的にどっぷりツボでした。

それで、どうしてもこの投稿を読んで考えたことが頭から離れなくしまいました。そのくらいいろいろな意味で強烈でした。


ということで、これ書かないとこの案件(?)がどうしても頭から離れず、何かをぶっ飛ばさないと次に行けない気がしたので、今日中にこれを全力オススメして、明日からは平常運転スッキリしたいと思います(笑)


【そのオススメ記事】


ピエール・バイヤールは「読んでいない本について堂々と語る方法」の中で、著者自身の前で語る場合、とにかく褒めること、そして、細部には立ち入らないことというアドバイスをしていました。
下手な要約や感想は、作者に「不気味な」印象を与えてしまうからです。褒められているほうが不気味らしいです。

でも、ちょっと立ち入りたくなってしまいました。

ということで、この後の感想は、山門さんに不気味な印象を与えてしまう可能性が高いです。。。超人気の山門さんに不気味な印象を与えてしまったら、もしかしたら山門さんのファンからバッシングを受けて、もうnoteをやっていけないかも知れません。。。



なので、念のためもう一度いいます。


この記事は私的にとてもよかったので、是非おススメして感想がいいたかった。のです。


予防線はこのくらいにして中身


あえて概要を書くならば


 無粋ですが、あえて概要をかくならば、本記事は「昭和記念公園を紹介する記事」です。
これ以上つまらない要約はないと思いますが、この記事にはその中の要素として、「神話」「戦争」「歴史」「子ども」そして「物語」と言ったファクターが出てきます。

 もう一つは、山門さんの熱量です。
 これまでの3作もとにかく熱量がすごくて、とにかくその熱量みたいなものに圧倒されました。



 今回も、ものすごい魂を込めて書いています。血尿出すほど魂込めて書いているようです。読んでちょっとクラクラしてしまいました。

 なんで、そんなことが分かるかというと山門さんがXでそう書いていたからです。 


 創作大賞を狙っていることを全く隠さない。この時点で、もうすごい熱量です。

 ここで、マジで正直に明かすと、これまでの山門さんの記事にはちょっと抵抗感をもったこともありまして…
 これは、マネタイズについての熱量の部分かなと思っています。で、有料記事への誘因がすごく上手なんですね。たぶん読者にクリックを押させるテクニックをたくさん持っていて、「ここから有料」の手前まで読んで、あーこういう風に書いたら購入したくなっちゃうよなぁ、あーこれテクニックなんだろうなぁうまいなぁなんて思いながら、「あークリッ・・・」くらいまでいってしまいそうになったことが何度かあります(笑)
 でも、こんな調子でクリックしまくってたらお金がなくなってしまう・・・!うーん読んでみたいけど、この文章は押させにいってきている・・・くそっまだだ!でも、中身気になるっ・・・!みたいな抵抗感をもったことがけっこうあります(私だけ?)
 ということで、正直に明かすと、今回手放しでオススメするかは、ひとしきり悩んでしまいました。

 ただ、山門さんは、マネタイズについても並々ならぬ熱量をもっているということを全く隠さない人ということなのだろうと思いました。
 マネタイズについて熱く語っているのに、人間臭さみたいなのも感じたんですよね。金稼ぎのためっぽくない。そういう人はnoteに多いかもしれませんが。
 私みたいに、うーん有料記事とか売れたら嬉しいし興味あるけど、そんなのやって金の亡者みたいに思われるのも嫌だし、とりあえず無料でぬくぬくやっていればいいかなー、でもマネタイズも気になるーうっかり稼げたらいいなーチラッみたいな半端もの(私だけ?だったら恥ずかしいですがw)よりも、「俺は稼ぐ!」って堂々と宣言している山門さんは、マネタイズに対しても誠実なんだろうと思います。


 この記事は、そんな山門さんが血反吐を吐きながら書いた作品です。


デイヴィッド・グレーバーたちが10年以上懸けてまとめ上げた「万物の黎明」の世界線に、命懸けの遊戯と創造で到達した作品


 こう書いてしまうとせっかくの作品に変な色をつけてしまうような気がしたので難しいところだったのですが、やっぱ言いたい。

 私は、この作品を読んで「万物の黎明」を想起しました。

※amazonのアソシエイトとしての広告を含みます。


 この本、長かったからもうしばらく読みたくなかったんですが(笑)。
 この本は、ヨーロッパ社会の特に近代の啓蒙思想以降の歴史観に対する強烈なちゃぶ台返しを試みる本です。

 先住民とされる人々の実態は、われわれが思っているよりずっと、自由であり遊び心に満ちていた。
 現代は、進歩したのではなく、自由を収束させていったというのがこの本の一つの歴史観です。
 もっとも、この本はただ昔は良かったと回顧する本というだけでもない。

 過去から現在へ、進歩をしていったのではなく
 過去から現在へ、衰退をしていったのでもなく

 もっと自由で遊戯心にあふれた世界線だった。

 それを古代遺跡を見ながらひも解いていきます(ちなみにテオティワカン遺跡もでてきます)。

 そうして気がつく。わたしたちが少なくとも未だ神話世界のただなかにあることを

 というのが、本書。

 で、よく読むと、この本は、冒頭と最後のほうに、ギリシャ神話のカイロスを引用しているんですね。

 つまり、「万物の黎明」はクロノス時間ではなく、カイロス時間の話をしていた。
 過去から未来へ流れていく時間の話ではなく、人間が活かすチャンスの時間の話を。


 ここから、山門さんの

「昭和記念公園が神話世界の入り口になっている」

 に入っていくとすごいことになりました。



「昭和」記念公園なのに・・・


 本記事では、昭和記念公園なのに、「神話世界」に入り込みます

 しかし、古代っぽいオブジェの話をただずっと紹介しているわけではないです。

 時折、戦争や砂川闘争の描写、当時、昭和記念公園を造園した時の描写が織り込まれています。

 これはつまりこういうことではないかと思いました。


 「神話世界」は、過去から現在へ時系列で時間が流れているわけではない。


 山門さんは、昭和とか古代とかをごちゃまぜにして、自由に行き来して、遊んでいると。


 あ、これは「万物の黎明」かも。


 人間はもっと自由で独創的だった。
 しかし、現代はその自由を収束させてしまった。

 そして、山門さんは何をしているのか。

 昭和記念公園で、「神話世界」で遊んでいるのです。血眼になって、血反吐を吐きながら。

 命懸けで遊戯している。


 クロノス時間ではなく、カイロス時間で。


 昭和も古代も。
 戦争も平和も。
 大人も子どもも。

 
 自由に行き来する。カイロス時間で、命懸けで遊んでいる。


 
 そうして、山門さんはなんと言ったか。



 この世は見かけによらずワンダーランド


 このとき山門さんは、「神話世界」で、命懸けで遊戯した者がたどり着ける境地に辿り着いていたのではないかと思います。


 

 遊戯王。



 山門さんのこの記事は、著名人類学者のデイビッドグレーバーが10年以上かけてまとめあげた「万物の黎明」の世界線に、命懸けの遊戯で創造することで、創作の世界から到達した作品だ。


 そう感じてしまったら、もう言いたくてたまらなくなってしまいました(笑)



そのことを初めてコメントしてみた


 物語は作品を読み終わった後も続くことがあります。

 山門さんのnoteにコメントするのはじめてだったのですが、そのことをコメントしてみました。
 山門さんが、めっちゃスキ・コメントしてくれ!って自分で言ってるからいいや!えい!と思ってコメントしてみました。

おそるおそるコメント


 そうしたら


 え、買ったんですか!?

 5,500円もしたのに?
 
 しかも、もう?

 この本クソ長いですよ!?汗



 めっちゃうれしい…というよりは、申し訳なくなるというか、ビックリというか…


 ということで、思いがけず不意打ちを受けた私。


 でも、こう思いました。
 
 いきなり衝動的に5,500円のこの本買ってくれる人に悪い人はいないはず!


めっちゃいい人やん


 ということで、実はこっそり気になってた山門さんの有料note(正味3000円くらいのやつ)を買ってしまいました(;^ω^)
 最初のマネタイズの抵抗感を余裕で突破しました(笑)

 

 まさか、ここまで計算ずくで買わされたのか。。。?
 でも、もう、だとしたら、それはもはや、それでもいっか、もし騙されてたとしても!ってなりました。
 (結果、本記事もとても参考になるいい記事でした!

 ということで、本noteは山門さんに5,500円の「万物の黎明」を買わせてしまうくらいにオススメの記事です。


 そして、私は、山門さんの3000円くらいの有料記事を抵抗感なく、購入することができたというストーリーでした(笑)


 この世は見かけによらずワンダーランド



 ということで、今回は、個人的に強烈だった記事の創作大賞を応援!(と、私が吐き出してスッキリする)という目的でオススメ感想文書かせていただきました!


 あーすっきりした。
 これで明日から平常運転ができそうです。


 (大丈夫かなあ、これ怒られないかなぁ、まっいっか!)


 そんなわけで、noteという神話世界を命懸けで遊戯しながら(笑)

 
 「今日一日を最高の一日に








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