家事をしない夫の懺悔 #私も家事が好きになる
本田すのうさんの企画
気がついたら最終日でした。
正直に告白すると、うちは妻がほぼ家事をしていて、私はほとんど家事をしていません。最初に謝ります。すいません。
この企画が来たからなんか家事でもやるかーと思っていたらあっという間に週末でした。
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最初は、家事について読んだ本のこととか書こうかと思っていましたが、家事をテーマにする本を調べると大量の本が出てきました。
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今の日本で定着してきた家族形態(父・母・子の核家族の形で、男が仕事、女が家事)は、欧米の影響を受けた「近代家族」に端を発するそうです。明治政府が、富国強兵策をとるにあたり、旧武士層の家族の秩序を母体として、家族を国家体制の一部として位置づけようとし、「母親の愛情の絶対視」が国民に浸透するようになります。
このころから、「母性保護論争」というものがあったそうです。与謝野晶子は「男性の財力を当てにすると女子は恋愛結婚であっても男子の奴隷となる」と主張し、一方で、平塚らいてうは、「国家はすべての母親を保護するべき」と主張しましたが、与謝野は「それでは、女性を母親業に専念させかねない、結果女性の社会進出を遅らせる」と批判しました。
その後、戦後になると「主婦論争」なるものが生じたそうです。さっきの本には、第七次主婦論争まで書いてありました。女性の職場進出の是非、家事労働の経済的評価、主婦の立場の正統性などが議論になったそうです。
ここから言えるのは、「主婦」とか「家事」というのが、非常にあいまいで不安定な概念であるということ、それゆえに議論が巻き起こりやすいということなのかもしれません。
ここまで書いて、この話、あんまりお題のテーマに沿ってないよなあと思い始めています(笑)
こんな本を読んでないで、お前が家事をしろよという声が聞こえてきそうです(笑)
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家事論争になったら、自分は圧倒的に不利です。でも、個人的に思っていることをいうと
現代の日本は、家事に求める水準が高すぎる
ような気がしています。
自分の親は、あまり家事をしてなかったと思います。今思うと部屋もかなり散らかっていて、洗濯物や洗い物はたまりがちだし、料理も夕飯が菓子パンだけの日とかも普通にありました。でも、自分も兄弟も普通のことだと思っていて、別に気にしていませんでした(兄弟全員給食のほうが家のごはんよりうまいと言っていた笑)友達の家に行くようになると、ああ、うちはあんまり家事をやらないんだなとは思いましたが、そういうものと思っていました。
結婚して、洗濯物や洗い物は毎日妻がやるようになり、私がそろそろ片付けるかと思うときにはもう終わっている、出しっぱなしにしていたものがいつの間にか、押し入れにしまってあるという生活になりました。
あるとき、妻から家事が思うようにできていないことについて悩みを言われることがありました。自分は、「え?めっちゃやっているじゃん。逆にそんなにやらなくていいんじゃない」と答えたら、「そういうことではない」と言われました。
家事ってとてもプライベートで家族によって、個人差があると思います。家族の間でもできている、できていないの認識に差があると思います。
その一方で、世間では家事はこうあるべきみたいな情報があふれています。本来は個別の話なのに、あたかも一律で求められる水準があるようにされていて、個人的にはもっと楽にしていいような気がしています。
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この話もいまいちお題に沿っていないなあ。
いい加減にお前がやれよということで、今週末の夕飯は自分が作ることにしました。
ということで、久しぶりにミートソースでも作るか~
youtubeで人気のリュウジさんのレシピ
ミートソースは、中途半端な野菜をほぼ全部処理できてしまうので便利です。(昨日はごぼうがあったのですが、これはやめました…)多分市販のより自分で作ったほうがおいしいと思います。
あとコンソメスープ
ダシダをいれるとJALの飛行機内のコンソメスープっぽくなるそうです。
初めて買いました。スーパーで売ってました。
ということで作業開始
うまいうまいと食べてくれて、皿洗いもして、めでたしめでたし。
と思ったら、今朝余ってたスープを火にかけたのに忘れて焦がしてカピカピになってしまった…泣
そんなわけで、もっとちゃんと家事をやろうと反省して「今日一日を最高の一日に」
(1992字)