ステキブンゲイ大賞!
昨日ステキブンゲイ大賞が等々発表されました。
拙作「ワタツミ様にお願い」はなんと!一次選考落ちでした。
まあ右も左もわからず書いた処女作、この公募のために書いた訳ではなく完全に自分が書きたいがために書いたうえ、下記みたいなやらかしをして参加したこともありまあそうだろうな、と言う感じです。↓
正直落ちて当たり前、一次通ってればラッキーだなという感覚で参加したのですが落ちてみるとあらまあなんと不思議、
かなり悔しい。
処女作でいきなり結果出す人なんて伊藤計劃くらいしか私は知らない(多分もっといるけど多くはない)
だから当たり前と言えばそうなんだろうけど、この悔しさはなんだろうと思う。そして結果を見るときのドキドキ感。落ちて当たり前とか思ってたのになに緊張してんだ自分は。
そんな心の揺らぎを感じながらこれからどうしようか考える。公募で入賞を狙うのか。好きに書くのか。
今回最終選考に残った作品を見て感じるのは、自分の作品はもしかしたらカテゴリエラーかも知れないと言うことだ。だってステキ“ブンゲイ”だし。自分の作品はちょっとライト過ぎるのかも知れない。
なので次回この公募を狙うなら最終選考に残った作品を研究してレーベルカラーに合わせる必要がある。そんで今本屋大賞とかで取り上げられるような作品の“売れる”エッセンスを取り込んで作る必要がある。
それかもう完全にライトノベルにシフトするか。でも日頃からライトノベル読まないしどうなんだろう。
そして一番に思うのは公募で勝ち上がるための作品を書くのが、果たして自分は楽しく感じるのか、ということ。書くのが楽しくなくなるのは正直嫌だ。
それに仕事だってあるし執筆できる時間は日々限られている。毎日Bluetoothのキーボードを持ち歩いて昼休みやジムのラウンジやらで隙あらば書いてはいるけれど、でも平日の時間は限られているし、最近の土日は急病の家族の見舞いに行かなかければならずそれで精神がすり減り生産性が上がらない。そんな日々。
でもここで終わりたくない、足掻きたい、書くことでしかもう自分を表現できないのではと思うくらい、私は書くことに執着している。
そんなとき思いついた。
仕事、辞めればいいじゃん!!
そして公募で勝ち上がるための作品、そして自分が好きで書く作品、どっちも書けばいいじゃない。
幸い、家族の急病ももう数ヶ月で治りそうな程度には軽い方なわけだし。
自己紹介でもよく書いているが私は元々社畜だった。今の会社に勤めて9年になるので貯金の蓄えは程々にある。独身だし、家族はいい顔しないかも知れないが知るもんか。ここまで毎週実家に帰ってるんだから文句言わないでくれ。
会社を辞めて1年、挑戦してみてもいいじゃない。
…とここまではハリウッド・ザコシショウの如く誇張し過ぎなのですが、今退職に向けてまさに交渉中です。
退職理由は執筆の時間が欲しいからというよりは別の理由なんですが、今まで必死に働いてから少し休みたい気持ちです。そんな中で執筆の時間も確保出来たらという期待もあります。
でも転職するなら”書く”ことを生業にしたい気持ちも強く、今ライター講座を受講したり小説教室に通いだしたりしています。小説で食べていくと決め込むよりは”書くこと”でいくつか選択肢を作った方が得策だし、手数も増えるのではと思う。
まあそんな近況報告でした。