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【アプリUI/UX改善プロセス】パシャカル流!5つの流れ
こんにちは、Arteryex CMOの小野澤です。今回はアプリのUI/UX改善プロセスについてご紹介します。
アプリを改善しよう!となっても具体的に進められないという話をいただくこともあるので私が重要と考えている5STEPについて話していきますね。
うちのアプリの改善プロセスをベースとしながら書きますが、どのアプリにおいても流用できる流れだと思うのでぜひ実践してみてください!
それではみていきましょう。
ユーザー行動ログから課題を見極める
さて、まずUI/UX改善のためのポイントとなるのが何を改善すべきか?ですね。
もちろんここの改善は、目標との乖離などが話の原点になると思います。
例えば会員登録率が目標より下回っている、であれば自社データおよび各社ログ計測ツールなどを細かくみながら、
誰が
どこで
離脱しているのか?
そして逆に
誰が
いつ
クリアしているのか?などを定量的な数値を元に判断していきましょう。
また、同時に「なぜ」かも仮説を立てられると次のステップに繋げやすいです。
ユーザーフィードバックを定期的にキャッチする
普段使いのツールにて、課題を発見できたら次はユーザーヒアリングなどを行い仮説の検証を行っていきます。
なぜ離脱するのか?
我々が提供したい情報とユーザーの理解は一致しているか?
我々が行なって欲しい行動を行なってくれているか?
などを中心としながら定性的に何が課題になるのかをユーザーから吸い上げましょう。
フィードバックからのインサイトを発掘する
ヒアリングが完了したら、発言録などを参考にしながらインサイトを発掘していきます。
ユーザーヒアリングで発言したことをそのまま改善ポイントと捉えて開発に回す人がめちゃめちゃ多いのですが、ちょっと待ってください!
基本的に人は発言する意見には、背景や理由があります。ここってヒアリングで発言してくれないのでそこを見極める必要がありますね。
これをマーケ的にはインサイトなんて言ったりするのですが、ヒアリング結果を踏まえて
この人はなぜこの発言をしたのか?
この人はなぜこの行動をしているのか?
この人が真に達成したいことは何か?
など、脳みそ汗だくになるくらい考えましょう!
言語化する(構想を策定する)
インサイトまで発掘できたらそれを構想化します。最低でも以下の要素を言語化して、デザインにつなげます。
何をどう改善し、何を狙うのか(改善概要)
その背景は何か(ユーザーはなぜ離脱するのか、なぜ改善しなければならないのか)
何をどう改善するのか(詳細)
狙う指標は何か(現状および目標)
この後の動きとスケジュールは何か
簡易デザイン(ASIS TOBE)
は抑えておきましょう。ここまでまとめておけばデザイナーも開発者も困りません。
ユーザーにぶつけてみる(仮説検証、UI/UX検証)
で、デザインを組めたらユーザーにぶつけてみる(開発前に)というのが我々流のやり方。
FigmaやXDなどのデザインツールでプロトタイプを作成し、ユーザーに操作してもらいながら都度発言してもらい観察します。
本当にこれで解決できるのか?
を軸にヒアリング(UI/UX)を設計するといいでしょう!
まとめ
今回紹介したUI/UXの改善プロセスは以下の通り。
ユーザー行動ログから課題をなるポイントを見つける
ユーザーヒアリングを定期的に実施する
インサイトを発掘する
インサイトを踏まえて何をすべきか言語化する
ユーザーに紙芝居でいいのでぶつけてみる(検証)
さて、いかがでしたでしょうか。アプリ開発はやはりユーザー起点でないと利用されないなどの問題が発生してしまいます。
作ったものをしっかりと使ってもらうためにも、社内の改善プロセスを見つめ直してみてはいかがでしょうか?
*弊社はユーザーインサイトを獲得するサービスを提供しております!ご興味ありましたらご相談ください。
書き終えて一言
なんだか涼しかったり暑かったり、寝る時の服装に迷走しています。
そして昨日書いた記事がバグってるっぽいのでもう一度書き直して、ひとまず30記事執筆を目指していきます!(30記事書いたら新しいキーボードにアップデート!!)