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わたしの子どもだから「無理」と決めつけていませんか?好奇心がすべて仕事になる世の中の新しい考え方『空想教室』


子育て世代に贈りたい本であり、親に読んでほしい本。

僕がまだ10代のころ
テレビを見ている父親が

「こんなことしてどうやってごはん食べていくんだろうw」

と鼻で笑っていた。

当時流行っていたヨーヨーだったりルービックキューブだ。

でも今同じ番組を見たときはどうだろう。
父親は同じこと言うんだろうか?

言わないだろう。

それはあまり詳しくない父親でも
YouTubeは稼げる。ことくらいは知っているから。

「それ、なんの意味があるの?飯食えるの?」
気づけば僕の脳には父親の言葉が焼き付いて
そういう無駄なことはやめた方がいいんだ。と思っていた。

でもアフィリエイトなど知らない働き方などが当たり前のフェーズに以降されたとき、僕は後悔した。

きっと父親も後悔した。

好奇心のままに素直にやり続けた人が今や成功という名の再生回数をものにしている。

あのヒカキンのボイパから初めていた。

好きが人生を変える。

本書のテーマはまさに好奇心がすべて仕事になる。だ。

著者の植松努もロケットを作りたい。という夢を否定された1人だ。

実際にロケットを作るようになるんだが、僕との違いはその夢を諦める脳かそうじゃないかだけだと言ってくれている。

つまり才能は関係がない。と言ってくれている。

僕も本気でロケットが作りたいのであれば作ることができるんだ。

それを可能にしたのが著者であり、子ども達に夢を諦めないでほしいとラボを公開していたり、講演をして伝えている。

もちろん諦めずに思うだけでいいという単純な話ではないが、一つ一つ真剣に取り組んでいくための方法だったりを学ぶためにも諦めない、強く思う。というマインドセットは第1ステップとして大切だ。

「俺には、私にはムリだよ」と思ってしまい、子どもに「あんたにできるわけないでしょ…私の子なんだから」なんて負のおしつけをしてしまう親もいるかもしれない。

どこまでいっても著者が幼少期から優秀だったり(失礼な言い方をすれば)変人扱いを受けてきたのでは?と思ってしまう。

しかし読めば読むほど「僕でも・・・私でも・・・」「できるかも?」とポジティブに捉えることにつながっていく。

読んだ時に思ったのは著者の話を生で聞いてみたいということ。だった。
文字から熱意が伝わる。はじめに、おわりにが特に感情移入しやすかった。

レッスン自体は普遍的なのだが、著者の体験を通してだと頭に入りやすい。

自分が諦めた姿を子どもに見せないかっこいい大人でいたいと思えた1冊だ。


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文字を読まない本作りを心掛けているサンクチュアリ出版なので
普段文字を読まない方にもおすすめです。


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