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「お守り」はいつ更新する?

早いものでもう年の瀬の足音が近づいてまいりました。

今年も残すところわずかとなり慌ただしい日々が続くかと存じますが、冬の訪れを感じながら温かい心と共にお過ごしいただければと思います😊

師走の何かと忙しいこの時期にこそご提案したいのが、「お守りや授与品の更新」です。

大晦日の大祓や大掃除などがある師走🧹
身辺を清めて新年に向かうこの時期は、お守りや授与品の更新タイミングにもピッタリなのです✨


◆お守りを更新するおすすめの時期は?

そもそも、お札やお守りなどの授与品は、どのくらいの頻度で交換するべきなのでしょうか?

普段私たちのそばで見守ってくれているお守りや授与品が、十分なご利益を得られる期間は「約1年」とされています。

祀る際も周囲の清浄を心がけ、身に付ける際もできるだけ清潔に扱うことが大切ですが、経年のけがれ」「気枯れ」に通じるもの。

瑞々しくお力を保つためにも、新たな歳を重ねるごとに改めることが寛容であると考えます。

お守りの更新のタイミングとしておすすめしているのが、12月からお正月にかけての時期。

年末の時期に、ご自身の振り返りと共に、それまでお世話になったお守りに感謝をして神社にお戻しされ、改めて新しいものをお受けいただく。

年末年始を起点にお守りを改めると、お守りを使いはじめた時期が分かりやすく、毎年同じ時期に更新することで、自身を振り返る節目ともなります✨

お守りや授与品は、皆さまの「心の拠り所」として親しくお護りを頂くためにも、定期的に新しくすることをおすすめします!


◆お守りは感謝を込めて神社にお返ししましょう


それまで1年お守りいただいたお札やお守りは、神様への感謝を込めて神社の「古札納め所」に納めるか、「お焚き上げ」の機会を利用してお返しします。

お守りや授与品などは、役目を終えたからといって粗末に扱うことははばかられるもの。
神社に納められた古い御札や御守は、神事の後、忌み火で焚き上げる「お焚き上げ」を行って焼納されます。

当社では、12月31日の深夜と、1月7日の松の内から15日の小正月までの間に行っています。

お守りや授与品は通年手に入れることができるものですが、時期的にお焚き上げがおこなわれているということも、年末年始の更新をおすすめしている理由のひとつです。

お正月に使ったお正月飾りや縁起物を焼く「左義長」や「どんど焼き」もお焚き上げの類型で、1月中は各地の神社で行われます。


◆「年年歳歳」変わらない大切なこと

今月授与している「年年歳歳」特別御朱印のテーマは「年の納め」です。

街の風景もそこにいる人たちも変わっていくものだけど、新しいメンバーも加わりつつ、二年参りで今年も一緒に年を納める喜びを噛みしめる御一行。

12月は、年年歳歳ねんねんさいさいという言葉が象徴的な御朱印となっています。

年年歳歳ねんねんさいさい 花相はなあい似たり
歳歳年年さいさいねんねん 人同じからず

劉廷芝りゅうきい 「代 悲 白 頭 翁白頭を悲しむ翁に代わって

――来る年も来る年も、同じように美しく花は咲くけれど、花を見る人々は移りゆくものだ。

満天の星は、今を精一杯生きる沢山の希望。

年年歳歳、毎年同じ様に美しく咲く花には、こういった「変わらない大切なこと」に宿っているようにも思います🌸

今年も良い形で納め、新年に向けて準備を整えてお迎えしましょう。

年の納めは、お世話になった御札やお守りに感謝をして改める機会とされています。

「銀雪」特別御朱印

「銀雪」特別御朱印の文字「百代過客 仰空納歳」には、“永久に歩き続ける旅人も、年末は足を止め空を仰いで一年を振り返る”という意味が込められています。

12月は一年の最後の月。年の納めに御神前で心を静めて手を合わせ、立ち止まって振り返り、一年を納める機会とされてください♪



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