2023年9月です
2023年9月です。クレイジーケンバンドのニュウアルバム『世界』が9月6日にリリースとなりました。ありがとうございます。皆さんがこの音楽を楽しんでもらえたらならこれ以上の喜びはありません。どうぞ末永く御愛聴戴ければと思います。
何か色々なことがあってごちゃごちゃしていますね世の中。良いこともおめでたいこともいっぱいあるけれど、悲惨で悲しくどうしようもないこともいっぱいある。沢山の情報の中で自分が何を真剣に考えて何に寄り添っていたら良いのかが判らなくなる。本当に考えなければいけないのは未来のことなのだけど、今この時に閉じ込められて、頭の上から振ってくる余計なことばかりを考えざるを得なくなる。そして明らかな正解(に近いこと)を口にする人が誰もいない。僕も口にしないけど。身も蓋もない話になると思うので。地上に出てきたキノコは地上での役割があるだけで、その本体である菌糸体は地下に物凄く大きく広がっている。僕たちはキノコ(子実体)を云々するだけで、誰も菌糸体のことは口にしない。キノコは食用になるものもあるし猛毒のものもある。でも地下にはまた違うものが確実に潜んでいるのだ。本来ならそうした地下を暴くのがマスコミと云うものの使命なのであろうが、幻覚性のあるキノコでふわふわしているのか、猛毒のキノコで痺れちゃっているのか、なんてそんなことに例えたらキノコに失礼であるか。まとまらなさそうなのでこの辺にしておく。
今年の5月に母親が亡くなった。まだちゃんと発表していないが、享年93歳。長生きをした。云いたいことはいっぱいあるのだが、まだ気持ちも頭の中もまとまらない。キノコみたいに食べられる話と猛毒の話が混在している。落ち着いたらちゃんと文章にしておこうと思う。
血を感じることがある。血と云うのは両親のことである。父親も母親も亡くなって、この世にいなくなったのかと思ったら、自分の中に菌糸体のようにしっかり入っているのが判った。ああ僕はあの両親の子供なのだと強く感じる。それはもうどうにもしようのないことで、せめて食べられるキノコを生やしてみたいと思っている。そんなのコントロール出来るのかどうか判らないが毒キノコだったらごめんなさい。
またもやまとまりのない文章に終始してしまった。物凄く暑かった夏もようやく落ち着いて来たので、少しずつ頭の中を整理したいと思う。9月18日は横浜西口THUMBS UPにて小野瀬雅生ショウのライブがある。スケジュールの都合上、もしかしたら年内最後になるかも知れないので是非ご来場ください。久しぶりにコハ・ラ・スマートさんも参加してくれます。そして10月に入ったらクレイジーケンバンドのワールドツアーが始まる。こちらもどうぞお楽しみに。僕の中の音楽が弾け出たくてうずうずしている感じだ。発散します。ブワーッとやります。グリグリバリバリがんばります。地方で食べ過ぎないようにします。程々にね。