Withコロナのバーゲン広告。[商業施設編]
都市部で新型コロナが増えつつあるけれど、プロ野球も観客が入るようになり、すこしずつ新しい日常が広がっている。
そんななかの、夏バーゲン。梅田にある商業施設のバーゲンビジュアルをまとめてみると、いろんな工夫がわかった。
殺到NGの集客は、どうすればいいのか?
バーゲンといえば、開店待ち&レジ待ちの行列や激混みの店内。ザ・三密。
人が殺到しやすいのは、イベントとおなじ。ビジュアルにおいても、昨年どおりではいけないと考えたのは当然かもしれない。深夜にも関わらず、200人が詰めかけた盗めるアート展を考えるともうね…。
では、これまでのバーゲンビジュアルと比較して、実際にはどのような配慮がされているのか。要素を抜き出してみた。
どれが正しいとか、全部しなければいけないとか、そんなものはない。来てほしいけれど、お客さんが集中することは避けたい。そのためになにができるか。それぞれの施設が想像して、工夫をした。ただそれだけ。
梅田のバーゲンビジュアルは?
都市部にある商業施設ほど、人が集中しやすい。東京では、ラフォーレは通常5日間のバーゲンを1ヵ月に延長しているし、ルミネはバーゲンを中止した。
そんななか、大阪・梅田の商業施設はどうしたのか。ビジュアルを見ながら「あ、このビジュアルは、これを気にしてるんだな」などと、先ほどあげた集客配慮ポイントと見比べてみるとわかりやすいはず。
HEP FIVE
いつもは「HEP UP BARGAIN」。ファッション感がよくわからない…。
LUCUA
いつもは「LUCUA BARGAIN」。安定のルクアーノ。
GRAND FRONT OSAKA
いつもは「OSAMPO BARGAIN」。医療従事者のブルーじゃなく、希望がみえる空のブルーなのかな?
HERBIS
いつもは「HERBIS CLEARANCE」。
NU chayamachi
いつもは「NU BARGAIN」。ビジュアルの意図はわからないけど、[バーゲンと言ってない vs 伝えたい]のせめぎあいがコピーにあらわれている。
Whityうめだ
いつもは「Whity BARGAIN 」。
EST
いつもとおなじ「EST PINK BARGAIN」。いやぁ、コピーがいいな。コピーがいいよね?いいと言ってほしい。
そうこうしているうちに、大阪も結構な感染者数になってきた。
ほんと、これからどうなるんだろう…。
というか、タイトルの[商業施設編]って、わざわざ書く必要ない…?