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故人を振り返れない

今日の記録は重暗いです。
文字に乗せると気持ちが楽になるかもしれない、
そんな望みに縋って書き起こしております。
厳しい方はそっと閉じて頂きたいと思います。

ほんの少し前 私は大切な かけがえのない人と
急なお別れをしなくてはなりませんでした。
今はまだ 気持ちの着地点が分からず
毎日 ただ闇に浸かっているかんじです。

こんなに別れる辛さを抱えて「生きる」こと、人生。
そこに意味が見いだせずに苦しんでしまいます。
いつか人の命は尽きるものと
分かっていても前を向くのはこれほどに難しい。


職場で笑いながら仕事をしている同僚を
無邪気に騒ぎ立てる家族連れのお客様を見て羨ましく思いましたが
皆等しく、色々な別れを抱えて生きていること
わたしと何も変わらないのだと改めて言い聞かせています。


どうやって前を向けというのか、
何度も何度もインターネットを検索し
答えを探しますが、当然今のわたしが読んでも
到底わからないことだらけです。
同じ境遇にある人と共感することや
家族で辛さを分かち合うこと
そんな事が書いてあります。

思い出すだけでも 治っていない火傷を擦るような気持ちになり
考えることを放棄するということが今の精一杯でありました。

時間薬というのはあてにはならないとのこと
故人に執着するのを手放すということ
人は適応する生き物であるらしく
あと何年かすればこの辛さも和らぐのだろうか。


写真の容量がいっぱいになってきましたと通知がきたので
古い写真や動画を捨てようと見返していたら
元気な姿がそこにあり 楽しそうに笑っていた。
そこに不安やストレスなどは一切なく 私も親も夫も皆
ものすごく楽しそうに笑っていた。
思わずすぐ閉じてしまった。

まだ なにも 何もかも
難しいようです。

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