看護師ママが病棟勤務から保育園へ転職したわけとは。
こんにちは、りおんです。
今回は看護師ママとしての転職話を記事にしてみようと思います。
新卒から約10数年働いた病棟勤務から、保育園の看護師への転職したきっかけや動機。働きやすさの違いについて書いていこうと思います。
今回もゆったり読んでいただければ幸いです。
病棟勤務の私。
小規模の病院の回復期病棟で勤めてました。新卒から約10数年でしょうか。スタッフ同士の人間関係は病院としてはよい方で、いわゆるお局さんも少なく、先輩や上司は精一杯、私を育ててくれました。
もともと前残業も含む残業量はまぁまぁある職場でしたが、子供が生まれる前までは大変だけど何とかやってました。しかし、子供が生まれては何とか業務を終わらせてお迎えに行かねばなりません。少しずつ負担になってきました。2人目の時は時短勤務を申し出ました。しかし、日勤業務の時間まで業務が終わらないことも多く、と言って人手不足で業務量が減らされることはなかったのでした。
これは、このままの生活だと、子供も長時間の保育園でかわいそうだし、私も身が持たないと思い、転職を決意しました。
だが、しかし。
ちょうど転職を決意したころ、長男の発達の違和感を覚えて、療育に通い始めた頃でした。月に3回の療育通い。どっちにしろ転職前だったら、休みの希望を出せる日数も少なく、そこだけで希望を使ってしまう現実になっていたところでした。そして、上司に辞めるという話をした時も、「短時間のパートなんてそんなに見つからないよ。」なんて言われたことを思い出します。もやっとしたのは今も忘れません。必ずいいとこ見つけてやるとも思ってました。
子持ちの上、下の子の時短勤務が有効な期間も迫っているからやめさせてくださいと持ち掛け、思ったよりすんなり辞めることができ、ほっとしました。
上司のパートでいいところなんてないよと言われたもやもやを胸にしたまま、転職活動を開始させました。
私の場合は、住んでいる地域の子育てママ向けの転職サポート事業に相談しに行きました。子供の療育で休みがもらいやすい場所を紹介してもらえるかもしれないと期待をもっていきました。
すごく親身になって相談に乗っていただき、私の中では次は病棟勤務はないと思っていたので、施設系を考えていました。そこで考えを覆す一言がありました。
「りおんさん、看護師さんでも保育園の求人とかもここら辺でも結構ありますよ。」
ほう!保育園!
目が点でした。確かに、学生時代に保育園実習したし、勤めれることもうっすら知っていたのですが。都会だけだと思っていました。
二つ返事で紹介お願いしますと口に出していました。
理由としてはひとまず心機一転、高齢者から離れてみるのもいい経験かと思ったこと。あとは子供の療育に関して理解があるのではないかと思ったこと。
後者については、療育に通い始めることを同僚に伝えた時に「えー、そんなふうにみえないのにね。」などと言われたことも関係している。地味に家族しかその子の特性なんて知らないし、ましてや癇癪を起したりする場面を見たことのないあなたが、そういう発言をするのは、親としてとても傷つくと思っていたわけです。
保育園が職場であれば、子供の療育であったり、熱であったりは少しは理解的なんではないかと思って転職は保育園で絞ることを決意しました。
旦那としては私は病棟や施設とかでバリバリ看護師として働き続けてくれるものと思っていたようで、いまいち渋い顔をしていました。なんなら、今でも病院に勤めてほしいようです。言わんこともわかります。給与面とか確かに病院の方がよい。でも私は私自身の体や子供のことを考えたら保育園がベストな働く場所だったのです。
保育園看護師になりました!
なんだかんだ、無事に紹介してもらい保育園に勤めること約1年。
大体勤め先の園では看護師は0歳児クラスの配属か、発達面でフォローが必要な子供につくかの2択でした。
最初は後者で、息子と照らし合わせながら、必死にフォローする日々でした。なんだかんだ、子供たちと話をしたりするのも楽しく、今までの職場では考えられないほど充実していました。しかしながら、中々うまくもいかず、多分上司ももしかしたら向いてないかもとか思ったのかもしれません。その時点では発達の知識もそんなになかったのもあります。
数か月後には0歳児クラスに配属されました。発達のフォローをしていた時と別の楽しさもあり、今はいろんな子供の発達面まで気に掛けることができました。
実際、保育の知識もなく、小児科経験もなくよく保育園に就職先を決めたなと思いました。しかし、たぶん子育て真っ最中だし、子供が療育に通っているのも採用ポイントだったのかもしれません。
療育の日のたび、休みもいただける。また子供の急な熱の場合はすぐ帰ることができるとやはり、最初に思っていた通り、子供に関する面は特に気まずさも少なく働かせていただいてます。前の職場のままだったら、きっと気まずいままだったかもしれません。
今回の転職は子供にとっても私にとってもよかった転職だったと思います。
中々ない転職話を読んでいただきありがとうございました。