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春の七草

あっという間に2024年も一週間が経過した。
信じられない。
ようやく報道陣も震源に近い場所に到達して映像が届いている。
120時間を超えて90代の方の救出なんて言う報道もあった。
普段都心部にいると交通の便が悪い場所というのが中々想像出来なくなる。
道路や電気、水道などのインフラ工事は連日徹夜作業でどんどん復旧しているけれど、今もまだまだ不自由なのだとわかる。

今日は七草がゆを食べる人も多いのだろうか。
僕は余り七草がゆは食べない。
なんかスーパーとかでも七草セットみたいなのが売っているけど。
なんとなく毎年みかけるんだけど気乗りしない。
春の七草も秋の七草も芝居を教えてくれた先生の台本にセリフで出てくるからソラで言えるんだけれど、なぜだか気乗りしない。
七草セットをみかけるといつも、なんだかなぁみたいに思っちゃう。
いや、別になんか意味があるわけでもないんだけれども。

でも不思議なんだよな。七草がゆって大昔からの風習でさ。
江戸時代よりも前だったと思うんだよ、七草が歌で詠まれたりするのが。
でさ、秋の七草は食べないんだよ。
春の七草は、若草を食べる風習が昔からあった。
ということはさ、旧暦の1月7日に食べていたんだと思うの。
その時期に若草なわけで。
新暦でも若草なのだろうか。生まれているのだろうか。
まぁ、カブと大根はね。すずなすずしろ。時期って言ってもズレなさそう。
でもあれも、カブと大根の若草を食べるってことなんじゃないの?って思っちゃうんだよなぁ。どうなんだろ。
まぁ、あんまり僕は食べないのでいいのですけれども。
時代に合わせて色々と変化しているのだろうなぁ。

でもその風習自体はなんかいいなぁと思っていて。
昔はそれこそ若草を摘みに行くわけです。
春の七草なんて半分以上、今では雑草と呼ばれている草なわけで。
小さい春を見つけて、その生命力をいただくという意味でしょ。
ちょっと川沿いでも行けば見つかるような生命力のある草たちだからさ。ぺんぺん草とかさ。
今でもたぶん、みつかるんだろうなぁ。みつからなければ五草とか六草でも問題なかったんだと思うの。
なんとなく気後れしてしまうのは、七草がゆにというよりも、スーパーでまとまってセットで売っているのが違和感なのかなぁ。味がどうこうはないし。
なんとなく七草の風習には好感を持っているのです。

今年も多分食べないんだろうなぁ。


映画『演者』
企画 監督 脚本 小野寺隆一
音楽 吉田トオル
題字 豊田利晃

「嘘ばかりの世界」だ
  「ほんとう」はどこにある

【次回上映館】
未定

出演
藤井菜魚子 河原幸子 広田あきほ
中野圭 織田稚成 金子透
安藤聖 樋口真衣
大多和麦 西本早輝 小野寺隆一

撮影 橋本篤志 照明 鈴木馨悟
録音 高島良太 絵画 宮大也
スチール 砂田耕希
制作応援 素材提供 佐久間孝
製作・宣伝・配給 うずめき

【あらすじ】
昭和20年春、終戦直前のとある村。嶋田家に嫁いだ3人の女たち。
血の繋がらない義理の三姉妹は男たちが戦時不在の家を守り続けている。

家長であるはずの長男の嫁、智恵は気を病んでいた。
三男の嫁、恵美は義姉を気遣う日々を送っている。
次男の嫁、陽子は智恵がおかしくなったふりをしているのではと疑っていた。

やがて魔物が再び女たちの前に現れる。
世界は反転して、演技は見抜かれる。

◆終映◆
・2023年11月18日(土)~24日(金)
ユーロスペース(東京・渋谷)
・2023年4月15日(土)16日(日)※限定2日間
シアターセブン(大阪・十三)
・2023年4月15日(土)18日(火)21日(金)※限定3日間
名古屋シネマテーク(愛知・名古屋今池)
・2023年3月25日(土)~31日(金) ※限定1週間
K'sシネマ (東京・新宿)

投げ銭は全て「演者」映画化計画に使用させていただきます。