コンセプト思考 02
映画の根幹、設計図はシナリオだ。
それは多分間違いなくて、そこは徹底的に考えなくちゃいけない。
物語はいまやものすごいレベルにある。
テレビドラマのシナリオも練りに練っているし、バラエティ番組の台本すら二転三転まで用意している。
デビさんは物語についてやっぱりものすごくて1つの映画の中にあれだけのエピソードと、キャラクターを成立させて、なおかつ1つの作品にしている。セブンガールズのシナリオを解析していた時からため息ばかりだった。
あのシナリオをスタッフさんに配っても文字情報だけでどこまで伝わるのか心配したほどだった。
シェイクスピアから始まるドラマツルギーはもう飽和状態なんじゃないかと思っていたけれど、今も進化していると思う。
多分、自分はこんな物語を書くことは出来ない。
ならば言葉を捨てることだ。
物語をもっとずっと薄くする。
行間そのものを映像化できないだろうか?
●物語
投げ銭は全て「演者」映画化計画に使用させていただきます。