お得に映画を楽しめる日
盆や正月って都心部は人が少なくなるイメージなのです。
やっぱり帰省する人とかが多くて。
だから意外にいつも人が大勢いるような場所が少なくなる。
やっぱり都心部というのはそこで生まれ育った人よりもずっと移入してきた人が多いのだとそんな時に思うのです。
でもゴールデンウィークって意外にそうでもないんだよなぁ。
やっぱり帰省というイメージがないからなのかな。
当然、大型連休に旅行に行く人はたくさんいるのだろうけれど、意外に遠出はしない人も多いんだろうなぁっていうイメージで。
そのゴールデンウィークの谷間の平日。
そもそも仕事が休みの人もいれば、有休をとる人もいるわけで。
朝の混雑とかは解消されるわけだけれど。
でも都心部にも人は結構いるよねという感じの谷間なわけで。
僕の場合、毎年5月1日はやばい日だよなぁと思うのです。
だって大型連休の中の映画の日なわけだから。
毎月1日は映画館が安くなるわけですけれども。
週末と重なるのって年に数回しかない。
でも、正月と5月1日、8月1日だけは時間が確定しているイメージで。
なんか僕自身もそういえばいつだったか映画にいったなぁと思い出せる日なのです。
それで今年はどうなのかななんて、シネコンやミニシアターの予約状況を覗きに行ってみたりして。
でも案外、普段と変わらない感じだった。
いつだったか、毎月1日は映画を観ていますという方がいて。
なんとなく習慣化して、今月は何がやってるかな?って楽しみにしているなんて言う話を聞いたことがあります。
映画館のロビーで聞いたので、この映画を選んでくださってありがとうと言う他愛ない会話を交わしたわけですけれども。
僕はこの習慣を奪ったのがコロナだよなと思っていて。
1日の習慣の方もいるし、週に1度、映画館に足を運ぶ老夫婦とか、仕事帰りにミニシアターでレイトショーをみて帰るとか、そんな習慣のある方々がいたわけで、間違いなく戻ってきてはいるけれど習慣のようなものがどこかで抜け落ちていると。
それは別に映画だけじゃなくて、特に夜遊び系はどこも似たような状況になっているらしくて。
でも必要だったと思うのですよ、習慣化するということは。
生きていく中で必要なものだった。
それが一度リセットされちゃった。
前はよく通ったんですけどねぇ、、、になった人がまだまだいるわけです。
だからね。
このゴールデンウィークって実はすっげぇ大事だと思うのですよ。
コロナ禍後の初の大型連休って考えていいと思うのです。
旅行業界は戻ってきた!とか聞くじゃないですか。
多分、遊園地や動物園や水族館や、そんなレジャーもこのGWは気合が入っているぞって思うのです。
ここをきっかけに前に戻っていく流れを皆が探しているというか。
インバウンド需要だけじゃなくて国内需要を活性化する大事な挑戦の日というか。
日本全国で様々な催しが行われている中で。
ああ、5月1日は映画の日か!みたいな。
なんか、そういうの、もっと目にするかと思ったらあんまり見ないという。
なんか映画の協会とか、シネコンの大手とかさ。
先導してもっと大々的にガツンとやってもいいと思うんだけどな。
絶対、忘れている人だっているんだから。
サービスデーが知る人ぞ知るみたいになってたら残念過ぎる。
そういうのって多分、映画館単独では宣伝しても限定的で大した効果が出ないけれど、大きな枠組みがやればすごく効果が出ると思うんだけどな。
そんなわけで。
大した宣伝効果もないんですけれども。
皆様にお知らせいたします。
本日はファーストデイ。
映画をお安く鑑賞することが出来ますよ。
とりあえずお近くの映画館で何がやってるかな?と調べるとか。
それだけれでも、楽しいと思いますよー。
映画『演者』
企画 監督 脚本 小野寺隆一
音楽 吉田トオル
「ほんとう」はどちらなんですか?
◆終映◆
2023年3月25日(土)~31日(金)
K'sシネマ (東京・新宿)
2023年4月15日(土)16日(日)
シアターセブン(大阪・十三)
2023年4月15日(土)18日(火)21日(金)
名古屋シネマテーク(愛知・名古屋今池)
出演
藤井菜魚子/河原幸子/広田あきほ
中野圭/織田稚成/金子透
安藤聖/樋口真衣
大多和麦/西本早輝/小野寺隆一
撮影 橋本篤志 照明 鈴木馨悟 録音 高島良太
題字 豊田利晃 絵画 宮大也
スチール 砂田耕希 制作応援 素材提供 佐久間孝
製作・宣伝・配給 うずめき
【あらすじ】
昭和20年春、終戦直前のとある村。嶋田家に嫁いだ3人の女たち。
血の繋がらない義理の三姉妹は男たちが戦時不在の家を守り続けている。
家長であるはずの長男の嫁、智恵は気を病んでいた。
三男の嫁、恵美は義姉を気遣う日々を送っている。
次男の嫁、陽子は智恵がおかしくなったふりをしているのではと疑っていた。
やがて魔物が再び女たちの前に現れる。
世界は反転して、演技は見抜かれる。